「気持ちの不安定さ」に対応する食材とは。薬膳における基本的な考え方が参考になりました。

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昨夜、マレーシアのペナン島へ到着しました。約一週間の滞在になるのですが、滞在中のことについては、帰国後にまとめてご報告する予定です。

以前、以下の記事にて、ハーブ・アロマのことを学んでいる中で、欧州で発達したメディカルハーブの考え方を軸として様々な領域に興味が広がっていることを書きました。

【過去の参考記事:中国の伝統医学に基づいた「薬膳」において、『肺の調子を整える』という視点にどのような意味があるのか

その中でも、以前、”中医学における薬膳の考え方”に触れた時に面白いと感じたため、今後徐々にその領域の学びを深めたいと考えています。(資格の勉強も必要かなと思っています)

そんな中、薬膳の学びを深めていく上で、「入門としてこれはいい内容かな」という記事をを見つけましたのでご紹介します。

気持ちが不安定な春に食べたい!おすすめ薬膳食材5つ

イライラする、気持ちが落ち込む日が続く……春になってからそう感じることが増えた人も多いでしょう。

実は、薬膳のベースになっている中国伝統医学(中医学)の世界では、春はイライラしたり気持ちが不安定になりやすい季節といわれています。

そこで今回は薬膳のプロである筆者が、春の不安定な気持ちをやわらげる食材を5つご紹介します。

セロリ

イライラしている時は、気の巡りが悪くなると中医学では考えます。

気は不調になると上へ上へとのぼりやすく、気が上へと昇り続けるとイライラしたり落ち込んだり、気持ちがアップダウンしやすくなるといわれています。

セロリはあがった気をクールダウンしてくれる食材ですので、イライラを感じる春にぴったりの食材です!

大葉

気の巡りを良くしてくれる食材のひとつです。気の巡りが滞るとイライラしやすくなるといわれていますので、気の巡りをスムーズにしてくれる大葉を摂り入れましょう。

うつうつとして眠れない時にも力を発揮する効果が期待できます。納豆やお味噌汁などいつもの食材にプラスしてみて。

キャベツ

気持ちのアップダウンが激しい人は胃腸系システムの脾(ひ)の働きが弱まっていると考えますので、脾の働きをサポートしてくれるキャベツがおすすめ。

千切りキャベツを目玉焼きの横に添えたり、お味噌汁にいれるなど日常的に摂り入れたい食材です。

アサリ

身体の余分な熱や水を取り除いてくれる食材です。

イライラしている時は身体に熱がこもっていると考えますので、そんな時はクールダウンしてくれるアサリの力をかりてみて。
気持ちを安定させてくれる効果も期待できるので、気持ちがゆらぎやすい春にぴったりです。

たまねぎ

身体を温めながら、巡りをよくする食材です。

春はイライラを落ち着けるため、体を冷やす傾向にある食材が多く出回ります。そのため身体が冷えやすくなりがち。ですので、体を温めるたまねぎをプラスするとバランスがとれてgood。

万能食材ですので、お家に常備しておきたい食材のひとつです。

いかがでしたか? 不安定な春こそ、自然の力をかりて気持ちのアップダウンをやわらげましょう。

ライタープロフィール

薬膳ライフバランスプランナー・倉口ゆうみ

薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト。自ら抱えていた不調を、薬膳に出合い克服したことをきっかけに、同じ悩みを抱く女性の助けになりたいと思い、スクール歴代トップ5に入る成績で資格を取得。体質カウンセリング、レッスン、イベント開催の他、薬膳コラムも執筆中。簡単にできる薬膳の知恵をお届けしています。

【保有資格】
薬膳アドバイザー取得(Any認定)/薬膳インストラクター取得(Any認定)/国際薬膳調理師 資格取得(中国中医薬研究促進会認定)

※Rakuten Infoseek WOMAN の2019年4月10日の記事(https://woman.infoseek.co.jp/news/gourmet/lbr_178688)より抜粋

「気持ちが不安定な春」というフレーズを見た時に、冬に肝臓に溜まった毒素を抜くために苦みのある山菜が紹介されるのかなと思ったのですが、全く違いました。

個人的には「気持ちの不安定さ」を薬膳の視点ではどのようにとらえているのか、という部分を興味深く見ていました。

身体(気や血流など)に対して作用の仕方が異なるそれぞれの食材の性質を知ったことで、

「なぜ、このような作用をするのか」

という疑問が起こっています。

これから新しい領域の学びを深めていく上で、あまり多くを語らないこのような内容って好奇心をそそるいい記事だと思いご紹介いたしました。



 
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