先日、メキシコ在住の日本人の方が、日本へ一時帰国した際にインスタグラムを通じて、「メキシコから持ち帰ったものをお裾分けしますよ」というメッセージを頂き、数日後に品物が届いたことをインスタグラムで報告したことがありました。
直接お会いしたことがなく、インスタグラム上のみでのやりとりからこのようなコミュニケーションが発生する今の時代ってすごいと感じたわけなのですが、
上のインスタグラムの写真の中で、一見ひまわりの種っぽいものがありますが、初めて見るもので全く見当がつかなかった為、送って頂いた方に確認を取ったところ、『モリンガの種』であることがわかりました。
モリンガ(和名:ワサビノキ)とは、インドやスリランカなどで「300の病気を予防する薬箱の木」とよばれる植物で、ハーブに親しんでいる人でこの名前を聞いたことがないという方はほとんどいないのでは?というくらい、名前はメジャーだと思います。
タンパク質やアミノ酸、ビタミンやミネラルが豊富で地球上でもっとも栄養価が高いとも言われ、生命力が高く、浄化・殺菌・抗酸化作用に優れるモリンガは、人間が持つ元来の自然治癒力を高めてくれるそうです。
そんなモリンガの『種』と聞くと、ドラゴンボールの【仙豆】のようなイメージを持ちます。
この白い実を早速そのまま食べてみると、独特の苦みと同時に、ふかーい甘みも一緒に広がり、「この濃厚な感じは絶対に身体にいいやつだ」と直感的に思いました。
苦味と甘みが口に広がっている状態で水を含むと、甘みがさらに強調されます。
今まで、モリンガの葉をお茶として何度も飲んだことはありましたが、このモリンガの種を食べると、モリンガが、”300の病気を予防する薬箱の木”とか”奇跡の木”と呼ばれているのは誇張のようには感じられず、納得感が出てきます。
ネット上では、このモリンガの種は特に「デトックス」にいいという情報が散見できますが、以下の具体的な面白い情報がありました。
~温暖化対策に非常に有効~
モリンガの成長には大量の二酸化炭素CO2が必要です。一般の植物に比べて20倍以上の二酸化炭素を吸収することが分かっています。~汚染水の浄化作用~
モリンガは非常に優れた浄化システムにもなります。
特に種子の脱脂物は濁った水に加えると、不純物が下に沈み極めて透明度の高い澄んだ水が出来上がります。また微生物や土砂などもフロック(固めて)沈降するため濾過すれば飲用が可能となります。湖などで問題になっているアオコもフロックを形成して浮き上がり除去が簡単になります。※沖縄情報市場のページ(https://www.okinawajoho.jp/html/page31.html)より一部抜粋
これを見ると、デトックス効果は非常に高いことが伺えます。
ネットを見てみると、国内では、九州、沖縄でモリンガの商用栽培を行なっている業者があるようです。(越冬が結構難しいようです)
参考:モリンガが越冬できる地域
モリンガの種は今後常備して、継続的に続けてみようと思います。