昨年2月の段階では全くと言っていい程気付かなかったのですが、今年2月になって、Instagram上で、ミモザのリースやスワッグ、及び、生け花に関する投稿を本当に数多く見るようになりました。
昨年2月の段階で、私がフォローしていた方の中でミモザの投稿をしていた人があまりにも少なかったのか、それとも、私自身の花に対する興味レベルが低かったことによるものなのか断言はできないのですが、「ミモザ」というキーワードが自分の頭の中で発生することはありませんでした。
でも、数週間前からたくさんのミモザに関連する投稿を見ている中で、その綺麗さに魅了されている自分がいることに気づきました。
今年は、自分の中でミモザについての調査のタイミングと位置づけ、来年2月のミモザの旬のタイミングでミモザを仕入れて、リースやスワッグを作って玄関や家の中に絶対に飾りたいと思っています。(それくらい魅了されてしまいました)
以下に、”ハッシュタグ(#)ミモザリース”でひっかかった、ミモザ関連の投稿の一部を少し貼りたいと思います。
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一点、ミモザの数々の投稿を見ている中で気になったのは、育てている人は別として、どこからこれらのミモザを仕入れているのだろうということでした。
そのように思った理由は、私の近所でミモザを売っている花屋さんというのを見たことが無かったからです。
ですので、私自身が以前からSNS上でやりとりをさせて頂いており、且つ、情報を参考にさせていただいている「アロマとクレイのナチュラルケア『Shanti』」の今岡さちこさんが以下の投稿をされた際に、どこから購入されているか聞いてみました。
そうすると『いつもお世話になっている花屋さんにお願いしています』という回答が返ってきました。
以前からミモザを扱っている人からすると、当たり前という感覚かもしれませんが、今まで花屋さんでミモザを見たことが無かった立場からすると『なるほど、そういう花屋さんがあるんだ。自分もお気に入りの花屋さんを見つけておいた方がいいな』と思いました。
因みに昨日、ミモザリースの作り方のコツが書かれたわかりやすい記事がアップされていましたので、来年の自分のためにも貼っておきたいと思います。
ミモザリースの作り方〜可愛さ&華やかさ満点のミモザをおしゃれに飾ろう
フワフワの可愛らしい黄色い花が特徴のミモザ。春を真っ先に告げてくれる、華やかな花です。今回はこのミモザを使ったリースの作り方を、作る際の注意点や上手に丸く仕上げるポイントなどとともにご紹介します。植物に触れながら作品を作ることは、心身を癒す自然療法「ガーデンセラピー」にもなりますよ。簡単にできますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ミモザってどんな植物?
ミモザはオーストラリア原産の常緑高木です。3~4月上旬に、垂れた枝の先に球状の黄色い小さな花を房状に咲かせます。我が家の庭にもミモザがあり、その黄色い花が春を真っ先に告げ、庭を華やかに明るくしてくれます。花の時期以外でも、シルバーがかった葉を楽しむことができるので、とても気に入っています。
「ミモザを植えてみたい!」と思ったら、まずは場所の確保から。ミモザの枝葉はとても長く伸び、そこに花をつけます。地植えする場合には、広めの場所をしっかり確保してから植えることをオススメします。また、植え込みをした際には、しっかりと支柱を立てましょう。ミモザの枝葉は、しなやかに細く長く伸びます。そのため台風や強風時には、ポキッと枝が折れてしまうことも。はじめに支柱を立てておくことで、そのリスクも減るでしょう。
リース作りは“芸術療法”にも
2月あたりから、お花屋さんでもミモザをよく見かけるようになりますね。旬のミモザを使ってリースを作ってみませんか?
楽しみながらリース作っていく作業は、ガーデンセラピーに当てはめると、芸術療法になります。芸術療法とは、作品作りを通じて手を動かし、脳を活性化させることを目的としていて、フラワーアレンジや写真、陶芸などが含まれます。大切なことは、作品の良し悪しではなく、リラックスして作品を作る時間を楽しむこと。完璧な円に仕上がらなかったとしても、自分で作った作品は、買ったものとはまた違う愛着が感じられるはずですよ。
ミモザの取り扱いについて
ミモザは乾燥に非常に弱く、枝から切ると一瞬にして黄色の球体がしぼんでしまう性質があり、長くは持ちません。購入されたら、すぐにリースを作りはじめることをオススメします! 一度花瓶に挿して愛でてからリースを作ろうとすると、乾燥が進んでしまい、花や葉がボロボロと落ちてしまいます。フレッシュなうちに作ってくださいね。
ミモザは切り花にした瞬間から、ドライ化していきますが、黄色のきれいな色はそのまま残りますので、だんだんと変化する様子も一緒に楽しんでください。
リースが完成したら、風通しの良い日陰に数日置いておくとよいでしょう。直射日光に当てると変色の原因にもなりますので、ご注意ください。
ミモザのリースの作り方
それでは、ミモザのリースを作っていきましょう。
<ご用意いただくもの>
※ 仕上り25cm程度
〇ミモザの枝 60cm 2本くらい
〇リースベース(直径21cm)
お花資材専門店・雑貨店で購入いただけます
〇リースワイヤー(23番)
リースを作るときに使う糸のように繋がっているワイヤーです。ワイヤーの太さにより、番号が決まっていて、数が大きくなれば細く、数が小さくなれば太くなります。今回のような枝の場合には、23番が使いやすいでしょう。花資材専門店やインターネット通販で購入できます。
〇お好みのリボン 30~50cm程度
<作り方>
1. まずはミモザの枝から、花と葉を切り取ります。葉も使うので丁寧に切っておきましょう。
2. ミモザの花と葉をサイズにカットします。
内側に入れるものは7cm、中側に入れるものは8cm、外側に持ってくるものは10cmを目安に、切りそろえましょう。この時、ミモザの花がすでに大きい場合には、花も思い切ってカットします。葉も同様に大きすぎるものはカットしておきましょう。
3. 切りながら、大中小サイズの大きさ別に分けていきます。
内側か外側かなど、場所によって花材の長さを微妙に変えて作るとキレイな円に仕上がりますので、事前にサイズを合わせておく作業はとても大切です。長すぎる花が混ざっていると、円形からピーンと飛び出してしまい、四角く見えてしまう原因に…。
4. リースベースにリースワイヤーを巻き付け、始点を作ります。
この時、ワイヤーを少し長めに取っておくと、最後に壁に掛けるフック部分を作ることができます。
5. 枝を一定方向に向け花と葉を置き、リースベースに留めていきます。
花と葉を何本かまとめた状態で、リースの内側・中心・外側の3カ所に置き、その根元をワイヤーで2周ほど巻いてしっかり留めます。留めた後のワイヤーは切りません。
6. 1段目の枝から3cmほど下げて、2段目も同様に、内側・中心・外側の3カ所に何本かミモザを置き、5で切らずにいたワイヤーを持ってきてしっかり巻きます。
後で乾燥してくると、空間ができ、花や葉が落ちてくることがあります。しっかりワイヤーを引っ張り、根元をきつめに締めておきます。
7. 同様にこれを一周繰り返していきます。
8. 枝を余らせておき、最後は全体を見て、寂しいところに追加で差し込みましょう。
9. リボンをつけて完成です。
置いておくだけで空間を華やかにしてくれ、春を感じさせてくれるミモザのリース、ぜひ作ってみてくださいね。
Credit
写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)
花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/※Garden Storyの2019年2月26日の記事(https://gardenstory.jp/22527)より抜粋
まずは、ミモザを扱っているお花屋さんの情報をこれから収集していきたいと思います。
インターネット上で買うよりは、車で気軽に行ける範囲で”ここだ!”という場所を見つけたほうが理想的なので色々と情報を当たってみたいと思います。