昨日の”「道の駅こぶちざわ(小淵沢)」がハーブ好きには魅力的で笑顔が溢れてしまった件”でも書きましたが、今回の蓼科旅行の目的の一つが「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」へ訪れることでした。
2016年にたまたま書店で、「香りの扉、草の椅子」という本に出逢い、長野県茅野市にある「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」の存在を知りました。
この本を書店でパラパラとめくった時に、衝撃を受けたことをよく記憶しています。この写真だったと思います。
魔女と言うのに相応しい風貌で、日本の四季それぞれに応じた暮らしの知恵に溢れていそうで、ゾクゾクっとしました。
「日本にこういう生活をしている人がいるんだあ」という純粋な驚きがあり、その時以来、蓼科に行くときは必ず立ち寄ることを決めていました。
で、今回、家族で蓼科旅行へ行った際、八ヶ岳リゾートアウトレットへ寄った後に約20km 30分の道のりで「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」へ到着することができました。
ショップの前まで車で行ったものの駐車場らしきところがなく一瞬迷いましたが、切り返して戻ったところ、道路脇が駐車場だったことに気づきました。
どんな場所かを事前に家族に詳しく話していなかったせいか、妻も子供たちも誰も車から降りようとしなかったので私だけがお店へ伺うことになりました。
なぜか一人で行くことになって、余計にテンションがあがりました。。
てくてく歩いていくと、ショップが見えてきました。
ここから、店内の雰囲気や、購入したもの等の写真を撮りましたので紹介します。
はじめ、あまりにも静まり返った空間だったので、写真を撮っていいものなのか戸惑いましたが、念のため、「撮っていいですか?」とスタッフさんに聞いたところ、「どんどん撮ってください」と言われました。
でも、あまりにも整った場なので、写真を撮るという行為がとても浮いた感じになるので違和感がありました。
入り口でウェルカムハーブティーを頂き、店内へ入りました。カモミールとレモンバーベナは確実にブレンドされているスッキリした口当たりでした。
冒頭に紹介した、「香りの扉、草の椅子」ですが、実は写真ばかりを見ていて文章はほとんど読んでいなかったのですが、今回の訪問を機に文章を読んでいるのですが、萩尾さんの人生、考え方がよく伝わってくる素晴らしい内容でした。アマゾンのレビューもほぼ満点です。
写真のコメントでも書きましたが、ハーバルノートの大きな売りは、萩尾さん自身が検証に検証を重ねたブレンドハーブティーです。
効能と美味しさのバランスを極限まで追求している感じが口にした瞬間伝わってきます。
店内ではフルーツと紅茶をブレンドしたものを数多く売られており、美味しさを大事にする荻尾さんの考え方がしっかりと伝わってきました。
今回購入したのは以下の4品です。参考までに載せます。
あと、写真でも紹介したプラナロム社のエッセンシャルオイルは、ナード・アロマセラピー協会が推奨しているものだそうで、萩尾さんは協会認定のアロマ・トレーナーなので、その流れで店内に置かれているのだと思います。
はじめて匂いを嗅ぎましたが、本当に高品質なものだということが分かりました。いつも生活の木のエッセンシャルオイルばかりを嗅いでいましたが、全然違いました。ビリビリ伝わってくる感じでエネルギーの強さがすごいです。
今回の訪問を通じて、立地環境の雰囲気、店内の雰囲気、萩尾エリ子さんの雰囲気を直に感じられたことが本当に良かったです。
ハーブ・アロマを伝えていく上で大切なスタンスとは何かについて本質的なことを言葉なしで教わることのできる数少ない場所だと思います。