車業界はじめ、「アロマ」+「(新たな)空間」の市場が大きく動き始めているようです

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2年くらい前、なんの雑誌だったのかを忘れてしまいましたが、自動車メーカーの企画の女性とアロマの仕事をしている人が対談をしている記事があり、「自動車」+「アロマ」の可能性について語り合っているものがありました。

つい最近、自動車向けのアロマの市場ってどうなっているのかを調べてみると、かなり進んでいて驚きました。

以下に、車用アロマディフューザーについての情報が乗っているブログを2つ貼りますので、詳細が気になる人は覗いてみてください。

我が家も車を買い替えようかという話題も出るようになってきていますので、そのタイミングで車用アロマディフューザーの導入は検討したいです。

これまで精油の香りが広がっている空間と言えば、アロマを用いた療法やトリートメントを受ける時や、精油の販売スペースなど限られていたと思いますが、新たな空間に精油の香りが導入される動きというのは個人的に楽しいです。

そんな中、「アロマ」+「美術館」のニュースが入ってきたのですが、その内容が面白かったのでご紹介したいと思います。

「香り」は“ご法度”のはず…話題の「怖い絵」展でアロマが販売された理由は

「上野の森美術館」(東京都台東区)で10月7日から開催され、すでに動員数30万人を突破(12月15日現在)した「怖い絵」展。その盛況ぶりは様々なメディアで取り上げられていますが、同展のミュージアムショップでアロマオイルとスプレーが売られているのはご存知でしょうか?

アロマオイルやスプレーなんて珍しいものではないけれど……と思うかもしれませんが、作品に匂いが移るという理由から美術展や展覧会では「香り」はご法度。

しかし、ミュージアムショップでは同展の目玉作品「レディ・ジェーン・グレイの処刑」をイメージした香りのアロマが焚かれ、オイルやスプレーも販売。入荷のたびに売り切れになるほどの好評を博しました。
※wotopi 2017年12月16日版より一部抜粋

「怖い絵」展というのは、中野京子さんのベストセラー『怖い絵』が今年で刊行10年目を迎えたことを記念して開催されたようで、

同展で販売されたのはアロマ調香デザイナーの齋藤智子さんが運営している「atelier S.」とコラボしたブレンドオイル(3ml、2,700円)とスプレー(100ml、2,160円)で、香りは「Beauty」「Refresh」「Relax」の3種類。

とくに、「Beauty」が、上記の抜粋記事にもあるように、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」のイメージから作られた香りとのことで、一番売れているようです。

レディ・ジェーン・グレイの処刑

どんな香りなんでしょうか。。興味があります。アロマ調香デザイナーの齋藤智子さんが、香りを調香する上で意識したポイントを以下のように述べています。

「『怖い絵』と言っても、見た目が気持ち悪かったり、おどろおどろしかったりするわけではない。

その絵が描かれた時代背景や隠された物語を知ることで、次第に“恐怖”が湧いてくるというものだと思いますが、考えたり、想像力を働かせたりするので、見た後はどうしても疲れてしまうんですよね。

なので、作品を見てドキドキした気持ちを緩和するような香りを心がけました。

フワッと心がほぐれて、『怖い絵』展の最後の印象が良くなるようなイメージを意識しました」
※wotopi 2017年12月16日版より一部抜粋

また、実際にどんな反応があったのかについての齋藤さんのコメントが以下です。

「インスタにアップしたら美術関係の人から『アロマを売るなんて珍しいですよね?』というメッセージをいただきました。

『絵を見て頭の中にいろいろな思いがパーっと巡っているときに香りがふっときてぴったりだった』と言ってくださる方や『絵の印象が強まりました』と感想を言ってくださる方もいて、すごく嬉しく思っています」
※wotopi 2017年12月16日版より一部抜粋

こんな反応は、確かに調香師の方からすると嬉しいですね。

今日で「怖い絵」展が終了するのですが、齋藤さん自身、総括として以下のように振り返っています。

「今までアロマに馴染んでない方も購入してくださったのが嬉しかったです。そういう意味では美術館っていろいろな客層の方がいらっしゃるので、美術館で販売できたというのがすごく光栄でした。

多くの方にアロマ(本物の精油)に触れていただく機会をいただけたことはアロマ業界としても大きな意味があると思います。また、香りは、記憶と連動しているとよく言われます。近年の研究でも香りを鼻から吸い込むと、約0.2秒で私たちの脳(本能や情動、自律神経などを司る大脳辺縁系)に伝わるということがわかってきました。

このことを私はよく『記憶の引き出し』と呼んでいますが、香りはその時のシチュエーション、映像と一緒にこの引き出しに大切にしまってくれるキーになる感覚だと思うのです。

今回のこの展覧会の絵の記憶と香りの記憶が連動して、どこかでビューティのような香りを嗅いだらレディ・ジェーン・グレイを思い出す、そんなふうにこの素敵な展覧会と私の作った香りが皆さんの中にずっとつながって残っていけたら嬉しいです」
※wotopi 2017年12月16日版より一部抜粋

今回の『怖い絵』展の記事を見て、アロマ業界の可能性はまだまだ大きく、日々の生活シーンを楽しくする役目としての広がりを感じました。

最近は、ポータブルアロマディフューザーも出てきていますし、生活の中にアロマが浸透している今の動きは目が離せません。

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