今年初めに、北海道旭川市にあるハーブ農家Lienのことを取り上げました。
【過去記事:フランスで修行をしたハーブ農家Lienの、生産者としての姿勢に感銘を受けます。】(2021年9月17日)
園主の石田さんは、「フランスでは野生のハーブの状態に近づける。人間の力が及ばないところで、その恩恵を受けることに感謝の気持ちをまず持つ、という生産者の気持ちにすごく感動した」ということをおっしゃっており、その考え方を日本に戻ってきてからも大事にされています。
先日、Lienのハーブティーを飲みましたが、ハーブのパワーがビンビンと伝わってきましたので、素晴らしい環境で育っているんだなということがすぐにわかりました。
今日は、同じ北海道の興味深いハーブ農園を取り上げたいと思います。知ったきっかけは以下の短い記事です。
広まれ弟子屈の無農薬ハーブ 川湯出身・広瀬さん栽培本格化 蒸留体験も
【弟子屈】川湯地区出身の広瀬真紀子さん(50)が、町内跡佐登原野に開設している農園「ファットリア リッコ」でハーブ作りを本格化させている。農薬不使用で数十種類を作るほか、ハーブの蒸留などを体験できる施設も整備した。夫の祐嗣さん(53)が脱サラして農園作業に合流し、2人は「弟子屈発のハーブを広めたい」と力を込める。
真紀子さんは結婚して実家を離れ道内各地で暮らしたが、化学物質過敏症を患った。「無農薬の元気な野菜を食べれば治るのでは」と考え、2014年に実家の離農跡地に単身移り住み、同農園を開設。農業の経験はなく、独学で野菜やハーブ作りを始めた。
※北海道新聞の2021年9月16日の記事(https://www.hokkaido-np.co.jp/article/589982/)より抜粋
弟子屈は、「てしかが」と読み、位置は以下です。
環境が非常に良さそうです。
「ファットリア リッコ」のホームページ(以下)へ訪問してみると、かなり積極的な事業展開をしていることがわかり、本気度が伝わってきました。
関わり方のカテゴリー別にページが用意されており、どのページも情報が充実しています。
ハーブ農園のレンタルスペースというのも、広大な北海道の土地ならではのサービスという感じです。
次回北海道をハーブ巡りする際は、絶対に外せないスポットです。