現役医師が薦める“世界最古の野菜スープ”「ヒポクラテススープ」のつくり方

JAMHA(日本メディカルハーブ協会)のハーバルセラピストの講座を受けていた時に、経験や直感に頼っていた原始的な医療を体系立てたのは、紀元前400年ごろの古代ギリシャの医師ヒポクラテスであることを学び、”医学の父”と呼ばれていることを知りました。

ヒポクラテスは「体液病理説」の考え方のもと、400種に及ぶハーブを処方していたことを知り、ハーブのことを学ぶ意欲がグッと高まったことを記憶しています。

今日は、現役医師が薦める、7種の野菜で作る「ヒポクラテススープ」のつくり方を取り上げたいと思います。

現役医師が7種の野菜で作る「ヒポクラテススープ」で血圧ダウン、体重16kg減も!

「食事で治らない病気は医者でも治せない」―― これは“医学の父”こと古代ギリシャの医学者・ヒポクラテスが残した言葉。その言葉通り、ヒポクラテスは野菜スープを治療に使っていたとされている。その野菜スープが「ヒポクラテススープ」だ。この歴史あるスープを実践し、実際に患者にも進めているという医師に詳しく話を伺った。

数種類の野菜達の写真

「医学の父」が考案した野菜スープとは…

「ヒポクラテススープ」で血圧ダウン、体重16kg減!

 “世界最古の野菜スープ”ともいうべき「ヒポクラテススープ」の始まりは、紀元前までさかのぼる。7種類の野菜でミネラルバランスが整うこのスープは、紀元前400年の古代ギリシャにおいて「医学の父」と呼ばれる医学者、ヒポクラテスが滋養食として使っていたものが起源とされている。

 いしぐろクリニック院長の石黒栄紀さんは、自らヒポクラテススープを試して効果を実感し、患者にもすすめるようになったと話す。

「私自身、スープを飲む前は上が160mmHg、下が100 mmHgの高血圧でした。しかし、2か月ほど飲み続けると上が120、下が70にまで下がりました。体重も78㎏から16㎏も減って、現在もキープしています」(石黒さん・以下同)

 スープの具材は玉ねぎ、セロリ、トマト、じゃがいも、にんにく、パセリ、長ねぎだ。

「セロリの香り成分『アピイン』は精神の安定作用や自律神経を整えて、じゃがいもはビタミンCが豊富です。

 長ねぎの白い部分に多く含まれる『硫化アリル』は、血液サラサラ効果があり、緑の部分はビタミンAのもとになるβカロテンが含まれている。

 パセリの濃い緑色はクロロフィルという色素で、コレステロール除去や抗酸化作用があります」

胃腸の負担も少ないので高齢者にもおすすめ!

 特に長ねぎは腸がんリスクを劇的に下げることが中国の大規模研究で明らかになっている。これらの具材がバランスよく入ったスープを飲むことで、体内のミネラルバランスが整い、体の状態が正常に戻るというわけだ。

 なにより2時間かけて煮込んで作るスープは、素材が軟らかく、胃や腸への負担が少ない。

「消化吸収には人体の消費エネルギーの半分近くが使われますが、このスープは野菜が非常に軟らかく、裏ごしすれば繊維も取り除かれるため、胃腸が弱っている人でも消化しやすく飲みやすい。実際に、体が弱って1週間何も口にできなかったがん患者が、このスープを一杯飲み干すことができたという例もある。高齢者にもおすすめです」(石黒さん)

「ヒポクラテススープ」の効果

腸がん 罹患リスク79%ダウン↓

 中国の研究チームが約1700人を対象に行った調査によれば、常日頃からネギ科の野菜を最も多く摂取している人が結腸・直腸がんに罹患している確率は、摂取量が最も少ない人より79%低いことが判明した。ネギ科野菜を年間約16㎏食べると、腸がんに罹患するリスクは著しく低下するうえ、摂取量が多ければ多いほど、がん予防効果は顕著に見られた。

「ヒポクラテススープ」の作り方

 2間間じっくり煮込む「ヒポクラテススープ」は食べ応えもばっちり。

「ヒポクラテススープ」

医学の父・古代ギリシャ伝説「ヒポクラテススープ」

【作り方】(2人分)

【1】じゃがいも中または大2個(約300~400g)、トマト小3~4個(200~300g)、玉ねぎ中1個(200g)、セロリの茎2~3本、長ねぎ1本(60g)、にんにく4~5片、パセリ少量はよく洗い、すべてひと口大に切る(じゃがいもは皮をむかず、玉ねぎとにんにくは皮をむき、半分に切って中心部の芽をとる)。
【2】鍋に、【1】を入れて3分の2が隠れるくらいまで水を入れ、蓋をする。強火にして煮立ったら、弱火にして2時間ほど煮る

※「健康食」として食べる場合はミキサーかブレンダーにかけてポタージュに。
※「がん治療食」として食べる場合はざるで裏ごしして野菜の繊維をとり除く。

 野菜は均一かつ大ぶりにカットするのがポイント!

ヒポクラテススープ

「ヒポクラテススープ」は食べ応えもばっちり

教えてくれた人

石黒栄紀さん/いしぐろクリニック・院長

撮影/矢口和也 

※女性セブン2021年9月30・10月7日
https://josei7.com/

※介護ポストセブンの2021年10月21日の記事(https://www.news-postseven.com/kaigo/100135)より抜粋

つくり方が非常にシンプル、且つ、身体に対するプラスの効果が抜群らしいので、これはぜひ試してみたいです。

また、味も気になるところです。

個人的は野菜室の野菜は溜まりやすいので、大量消費レシピとしても、この7種の野菜(玉ねぎ、セロリ、トマト、じゃがいも、にんにく、パセリ、長ねぎ)は頭に入れておきたいと思います。

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