「2人のハーブ王子」の比較を通して、見えてくるものとは

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今、「ハーブ王子」というと、メディアの露出度が高まっている「山下智道さん」のことを指しています。

和ハーブアドバイザー、野草研究家、山菜知識者、野草生花師、野草造園師、食育指導士等の肩書を持っており、「日本のハーブ」の研究をしている方です。

以前、【「ハーブ王子」こと山下智道さんとはどんな人なのか、興味があったのでちょっと調べてみました】の記事のなかでも、山下さんのプロフィール等を取り上げたのですが、もう一人、イタリアン界で「ハーブ王子」と言われている人をご存知でしょうか。

しかも、恐らく、山下さんよりも前に「ハーブ王子」という愛称で呼ばれている人です。

その方は、「石山 圭さん」という人で、私が初めて石山さんを知ったのは、以下のブログです。


記事の内容を見ていると、アラフォー、アラフィフの奥様世代から支持されている雰囲気が伝わります。

そして、この記事は2014年当時の記事なので、「山下智道さん」よりも前からハーブ王子と言われていたのではないかと思います。(その事実関係はよくわからないですが。。)

山下さんは、20代~70代の幅広い世代の女性ファン層を持っていることが、彼のInstagramから伝わってきますが、石山さんは30代~50代の女性から熱い支持を得ているイメージが伝わってきます。

しかも、山下さんには失礼ですが、風貌・伝わる雰囲気に関しては、石山さんの方が「王子」感が強いです。

個人的には、山下さんは「ハーブ王子」ではなく、「ハーブ男子」的なイメージなのですが、、

それはさておき、石山さんの「華麗なるプロフィール」を見てみたいと思います。

2001
高校在学中千葉県柏市イタリアン「アンジェロ」にてイタリア料理に目覚める
2002
老舗イタリアン「ハングリータイガー」、
休日は別店「イルカバロビアンコ」にて本格的に料理人修行開始
2006
約1年間イタリア・シチリア島にて本場イタリア料理を体得し帰国
2007
日本橋蛎殻町「コルレオーネ」神楽坂「カルネヤ」など複数のレストランで
多くのオーナーシェフに刺激を受けながらシェフとして確立し、都内のイタリアンレストランをまわる
2011
日本ハーブ振興協会PAH(プロフェッショナルアドバイザーオブハーブ)取得
第1回KOKUSAIハーブレシピコンクール 最優秀賞
窪田利恵子著「育てて、食べて、心と体に効くハーブ楽しみ方のポイント60」監修
2012
第2回KOKUSAIハーブレシピコンクール 同審査委員
2013
Salon de Rhodes 開校(イタリア料理+ハーブセミナー)
チェンバーメデイア主宰育みコン 講師・監修
西東京調理師専門学校 講演
六本木『Herb Cafe Key』プロデュース
2014
Hanako』ハーブ男子 掲載
OurAge』集英社 ハーブセミナー開催 講師
アロマフレグランス協会認定 空間アロマフレグランスデザイナー取得
2015
小林製薬 ハーブ製品考案 インタビュー
Pure Louts認定 薬膳アドバイザー取得
新宿伊勢丹’’自然の恵みでミネラル補給’’講演
2016
日本橋三越‘’ビューティーハーブ講座 ハーブティー&アロマチンキ剤作り’’講演日本橋三越『はじまりのカフェ』ハーブ使ったイタリア料理 講師
東急百貨店 ヒカリエ ビューティーハーブ講座 講師
渋谷区恵比寿にて、ハーブサロン・イタリアンレストラン『HERBA MONDOOPEN

その他、多岐にわたる著名人を始め海外で活躍するトップアスリートなどにもハーブのブレンド経験を持つ。
石川圭プロフィールサイトより抜粋

地道に経験とスキル積み重ねて、実力を蓄えてきた方というのが伝わります。多方面で活躍をしているのは当然と言えるのではないでしょうか。

イタリアン料理に高校時代目覚めて、イタリアンを深めた後に、ハーブの領域を深めていったことがわかります。

また、石川さんは「Spatial Herb Adviser(スペイシャル ハーブアドバイザー」という肩書を持っているのですが、なんだか聞き慣れない言葉です。

Spatial 」という英語は、「空間の」という意味なので、「空間ハーブアドバイザー」、、。さらによくわからなくなった感じです。

このことについて、石川圭プロフィールサイトに説明がありますので、見てみたいと思います。

01 ハーブとの出会い

小さいころから香りのするものが好きだったのと、郷土料理として素晴らしいイタリア料理をもっと香りある料理にしたいと思ったのがきっかけ。
その時、麻布十番のレストランで働いていてオーナーがハーブティーを休憩中に出してくれたときにこれだっ!と思い勉強を始めました。
それこそ、最初はカモミールすら知らなかったんですが・・・勉強していくうちに効果や効能、香り、色、味など奥の深さに魅了されどんどんハーブにはまっていきました。
今では、自宅に240種類近くのハーブ置き体調や気分に合わせてハーブティーを楽しんでいます。Spatial Herb Designerとは?

スペイシャルハーブデザイナー・・・空間を総合的にデザインする。
インテリアコーディネーターや建築家とかを超え、空間と人々について設計段階から統合的に考えるいうこと。
そして、その空間を’’ハーブ’’’’アロマ’’でデザインするということ。

02 シェフとしてハーブをイタリア料理にどう活かしているかまた生かそうとしているか

もともと、フレッシュハーブはイタリア料理には欠かせないものなので(バジル、ローズマリー、フェンネルなど)よく使っていましたが、ハーブを勉強するようになってからはドライハーブもパスタやデザートによく使います。(カモミール、ラベンダー、レモンバーベナなど)。また、既存のハーブ店にあるようなブレンドしたハーブティーは置かず、シェフとして培ってきた味覚と嗅覚でお客様の好みに応じたハーブティーをその場でブレンドし、お出しします。

03 好きなハーブ 好きな香り

どのハーブも個性があって好きなんですが、シングルティーでもよくのむのはリンデンですね。はちみつのような香りが疲れた心を癒してくれます。
好きな香りは、ゼラニウムとローズウッドのブレンド。
初めて購入したエッセンシャルオイルということもあって、自宅に帰るとこの香りに癒されています。

04 あなたにとって、お茶(ハーブティー)とは

飲むことによって健康によかったり、香りに癒されたり、シュチエーションに応じてブレンドしてみたり、楽しみ方ってものすごくあると思います。ただ、現代社会は仕事やプライベートに追われ本当にゆっくりする時間ってなかなか作りたくても作れないのが現実なのではないでしょうか。’’時間があるからお茶をするのではなく、そのお茶があるから時間を作る’’そんな発想でもいいと思います。茶道ではないですが、お茶に真剣に向き合うなんていうのも1日の一コマにあったら素敵なんじゃないかな。

05 伝えたいこと

ハーブは、歴史があり素晴らしいものだというこをもっといろんな方々に知っていただきたいですね。どうしても、あまり得意でないという方もいらっしゃるとおもいますが最初からビールやコーヒーをおいしいと思う方も少ないと思います。ハーブも最初はなれるまでものによってはおいしくなかったりすると思いますが、毎日飲んでるうちにその素晴らしさに気がつくのではないかと思います。ちょっとした、ティータイムにコーヒーや紅茶をのむのもいいけど1日仮5杯飲むのならそこの1回でもいいからハーブティーに変えるだけ、体調や心のゆとりが良い方向に行くのではないかと思います。10年間イタリアンシェフとして培ってきた技術をハーブを伝えるための切り口として、またスペイシャルハーブデザイナーとしてもっとたくさんの空間に、また生活の一部にハーブが浸透していけばと思います。


スペイシャルハーブデザイナーとは何か?と言葉で定義しようとすると、これまたよくわからなくなってしまいますが、上記の01~05を読むと感覚的に石山さんがしようとしていることがわかるのではないでしょうか。

この程度でいいのではないでしょうか。生活の中でハーブを様々な角度から摂り入れる提案をされている方なんだろうなあという感じ。

私がいま注目しているのは、石山さんが2016年に恵比寿に開店した「HERBAMONDO」というイタリア料理のお店です。

特に注目しているのは「LUNCHメニュー」です。食後のハーブティーまでついて1000円のメニューが2つもあります。1500円以上は下回らないと思っていましたが、1000円は通常の定食の価格と変わらないです。今後仕事中に恵比寿に行った際、試食をしてきたいと思います。

2人のハーブ王子(山下さんと石山さん)に共通するポイントは、「飽くなき探求心」を持っていることだと思います。

この探求心というのは、「集中力」がないと続かないです。

この集中力を安定的に持てる人というのは、人をひきつける力があり、周りに自然と人が集まってくるという印象があります。

この二人のハーブ王子のことは、今後も定期的にウォッチしていきたいと思います。

【関連記事:ハーブ好きにはタマラナイ、東京・恵比寿にあるイタリアンレストラン「HERBA MONDO(ヘルバモンド)」へ行ってきました。

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