以前、JAMHA(日本メディカルハーブ協会)のハーバルセラピスト養成講座でお世話になった講師の岡崎由美子先生から、ご本人がキャンドル工房でキャンドル製作をされていることを伺っていました。
ハーバルセラピスト養成講座を修了したときに、お祝いとしていただいた先生作のキャンドルがとても素敵なデザインで、家族に見せたときにとてもいい反応でした。
それ以来、先生のところにキャンドル作りに行きたいと思っていました。
そして今回、子供たちが夏休み中でいいタイミングだと思い、先生がいるキャンドル工房Y3へ子供たちとキャンドル作りに行ってきました。
東急田園都市線のたまプラーザ駅で降りて徒歩10分ちょっとで、キャンドル工房Y3へ到着。その時の様子を写真に収めてきましたので、順を追って説明していきたいと思います。
工房へお邪魔するとすでに準備万全で、椅子に座るとすぐに製作開始できる状態でした。でもその前に、どんなキャンドルを作りたいかを工房の中のたくさんのキャンドルを参考にして自分の作りたいデザインを先生伝えました。
長女はスター型の長い筒、長男はオーソドックスな円柱状の筒、私は球体を選びました。タイプについては、長女・長男はキューブが混入したタイプ、私は底の部分にラベンダーや他のハーブ・お花が見えるボタニカルキャンドルタイプをざっくりとイメージした後、まずは製作前の下準備をスタート。
外は暑かったので、長女にはアップルジュース、長男と私にはルイボスティーを頂きながら下準備を開始しました。
まずはキャンドル用のワックスをお鍋に入れて、プレートヒーターで温めます。
割りばしで混ぜ混ぜしていると、、かなり溶けてきました。
ロウが溶けた後、子供たちは中に入れるキューブの色付けを開始。色付けをするための染料が「オリーブ」色をはじめ、ハーブ好きにはたまらない色彩がたくさんありました。
色が決まったらこのように流し込み、固まるのを待ちます。
固まったら、カッターで格子状に切っていきます。
キューブ状にカットしたら、こうやって取り出します。
それを繰り返していろんな色のキューブが増えていきました。でもちょっと待てよ、、キャンドルの大きさに対し、このキューブの数は多すぎやしないか??
でもその心配はあまり必要ないことが後でわかります。
一方、子供たちがキューブ作成中、私の方も球状ボタニカルキャンドルの準備開始。容器の内側にオリーブオイルを塗った後、このようにガムテープで合わせこみ、ロウでコーティングした芯を通しました。底部がキャンドルの上になります。
そして、お鍋でちょっとずつロウを溶かして色を付けて、キャンドルの上にあたる容器の下の方から薄いロウの膜を張らせるように球体を手で回します。これを複数の色で繰り返し渋い感じの仕上がりを企みましたが、これは難しく、、熟練していく必要があることがよく分かりました。
その一方で、子供たちもロウの流し込みの準備に差し掛かりました。。
キューブを容器に入れて、そこにロウを流し込みました。
長女のは非常にいいデザインになりそうです。
長男は、ローズマリーやイランイラン等の精油も流し込んだのでいい香りのキャンドルができそうです。
私は、ハーブや花をキャンドルの下(容器の上部)から上にかけてもう少し幅広く見せたかったんですが、イメージ通りにはなかなかいかないです。この難しさがキャンドル作りの醍醐味だと思います。
そして、3人ともロウを流し込み、Waiting Time…
固まってきたら、水の中でさらに冷やします。
十分冷え、型から抜き取っていくと。。。
このあたりから、私の頭の中で、2001年宇宙の旅のテーマソングが響き渡ってきました。。
完成です!
一番背の高いのが長女の作品。あまったキューブで、小さなキャンドルを作らせて頂きました。間違えなく一番お洒落。
野菜ジュースにきゅうりが入ったようなものが長男の作品。アロマの香りがとてもいいです。
球体のが私の作品。まだちゃんと冷え切っていないうちに容器を反転させてしまい、球体が少し変形してしまいました。またあまり冷えていなかった為、容器の下半分を装着したままの撮影となりました。
あまったキューブはジップロックに入れてお持ち帰りさせて頂くことができました。
家に帰ってから、ようやく容器の下半分が外れたので、改めてキャンドルの下の方を眺めてみました。
この角度ではラベンダーがチョロッと見えている程度。
この角度は気泡が目立ちます。ローズの花びら、カモミールがよく見えます。
そして夜に実際に火をつけてみましたが、普通のキャンドルとは比較にならない味があります。一番太く背の高いキャンドルは息子が余ったキューブでポテトチップスの容器を使用して作成させて頂いたものです。
キャンドル製作というのは人生で初めての体験でしたが、本当に楽しい時間です。実際に手を動かして体験をすることで生きた情報が自分の中に吸収することができました。
あと、ロウを扱う作業なので「秒単位」「分単位」での時間管理が必要となり、素人がいきなり全てを自分で行なうのはハードルが高いと思いました。
ましてや子供を含めた同時並行の作業となると、大変だと思います。そこはやはり岡崎先生の適切な指揮のもとで行なえたことが非常に大きかったです。
全体を通して、子供たちも心から楽しめたようで、終わった後に「また行きたい! 」と言っていました。
岡崎先生、本当にありがとうございました!
以下、岡崎由美子先生の情報です。
(プロフィール)
キャンドルアーティスト(キャンドル工房Y3)
JAMHA認定ホリスティックハーバルプラクティショナー
JAMHA認定ハーバルプラクティショナー
JAMHA認定シニアハーバルセラピスト
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
※JAMHA=日本メディカルハーブ協会
※AEAJ=日本アロマ環境協会
(活動)
【ワークショップ】
生活の木 たまプラーザ校 ・町田校 ・小田原校 ・飯能校 にて、随時クリスマスキャンドル・ハーブキャンドル・アロマワックスプレートなどを開催。
【講座】
生活の木:JAMHA認定各種養成講座
横浜元町カカオポッド:JAMHA認定各種養成講座
(キャンドル工房Y3のキャンドルが買える場所)
ヴィヴォの家
横浜市の日吉にある、村上志緒先生の「トトラボ植物療法の学校」の本拠地。
緑の小箱
館林にある素敵なカフェ。イベントも開催。
grasslands marche,Oak
茨城県牛久市にあるグラスランツマルシェ,オーク。 イベントやワークショップも開催。
(ブログ)※スケジュール等の詳細が確認できます