先日、長野県上田市の「森のくすり塾」へ行った際に、薬、入浴剤、お茶を数点購入しました。
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その中でも、チベットの「ルーンティー(Loong Tea)」というブレンドハーブティーが個人的にはひと際目をひきました。
Rosa brunonii →【ロサ ブルノニー(ローズヒップの一種)】
Carum carvi →【キャラウェイ】
Myristica fragrans →【ナツメグ】
Illicium verum →【ハッカクウイキョウ】
Zingiber officinale →【ショウガ】
Piper longum → 【ヒハツ】
なかなか強烈なブレンド内容だと思います。
ロサ ブルノニー以外は、全て中国・東南アジア・インド地域では一般的な「スパイス」ですね。
日本人にはなかなか思い付かないブレンド内容なのではないでしょうか。。私も目から鱗でした。
では、どんな味なのか確認してみたいと思います。
飲んでみて意外だったのは、ピリピリとした刺激が無かったことです。
ショウガ・ヒハツがブレンドされているのを見たときに、ピリピリ感があると思ったのですが、どちらかと言うと風味の上では裏で支えている感じで前面には出てきていません。
味は、「懐かしい薬の味」という言葉が個人的には当てはまるのですが、昔このような味の薬を飲んだのかと言われると、たぶん飲んだことがないと思います。
でも「懐かしい」が不思議と当てはまる感覚なんです。
この風味のメインは、恐らくキャラウェイ・ナツメグ・ハッカクウイキョウから作り出されているように感じます。
チベット伝統のレシピで作られたハーブティーというのは「こんな感じなんだ」と、非常に刺激を受けました。
この味は、一定時間が経つと、「改めてしっかりと確認してみたい」と思うので、チベットの伝統レシピの奥深さを実感します。
このブレンドは自分でも作ってみて、ルーンティーの味と比較をしてみたいとも思いました。