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「森」のなかで、薬草をとおして「くすり」を学び、
みんなが氣楽に集い学べる「塾」のような存在でありたい。
そう願って名付けました。

森のくすり塾は次の三つの部門から成り立っています。

講演・ワークショップを開催する教育部門

書籍を出版する出版部門

医薬品、ハーブ、雑貨を販売する薬房部門

一つの薬草から歴史や文化、大自然、現代薬とつながり、
ひとりひとりの「くすり」の世界観を育むことを目的としています。
上田市を拠点に、小諸、佐久など東信州の山々、
さらにはチベット・ブータンがフィールドです。

幼児から高齢者まで、すべての人たちが薬について
学び続けることをサポートします。

ワークショップ、講演の問い合わせ

0268-38-9606
tibetyakusou2012@gmail.com

メールや電話での健康相談、ならびに薬草に関するお問い合わせはお断りしております。

「森のくすり塾」はなにをするところですか？　薬局ですか？

基本的に薬について総合的に学び合うところです。教育と出版と薬房の三部門から成り立っています。

日本でチベット薬が手に入りますか？

日本では薬機法（旧薬事法）により処方できないので国内では入手できません。薬房でチベット薬の処方は行っていません。

薬草茶やハーブを販売していますか。

販売しております。薬房のページを参照してください。

理想とされている「薬教育」はどのような教育でしょうか。

歴史を学んで薬の現状を知り、薬の学びを通して多様な社会とつながり、自然のなかから薬を作りだす能力を育む教育です。

チベット医学における健康法を教えてください。

チベットの病院には200種類の丸薬や、さまざまな施術がありますが、日本人にとって一番大切な療法は「友人とおしゃべりを楽しみ、
木陰でのんびりと過ごし、散歩をすること（四部医典・根本部第5章）」だと思っています。

ケミカルや農薬についてどのように考えていますか？

ケミカル、つまり化学を知らない人には化学の素晴らしさを伝え、自然に親しみがない人には自然の薬草の素晴らしさを教えるようにしています。大切なのは極端に互いを否定しないで、学び合うことだと考えています。それが、薬剤師でありチベット医でもある私の役割だと考えています。

薬草の効果効能を教えてください。

私は実験室をもっていないので、現代のエビデンス（科学的証明）に相当する情報は持っていません。したがって、ウェブで検索して得られる以上の情報を提供することはできません。ただ、森にいっしょに入って、薬草の見つけ方や、楽しみ方を教えることはできます。

裏山でワークショップを開催してもらえますか？

もちろんです。ただし、その土地に生活されている方々よりも、
薬草のことを詳しく語ることはできません。地元の方々と一緒に、
忘れ去られてしまった薬草の知恵を思い出すお手伝いができればと思っています。
詳しくは『ヒマラヤの宝探し第172話ハトムギ』を参照してください。