9種類のハーブが含まれる、タイの『ムカデ印の咳止め薬』の効果について

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昨日の記事【Ramwong(ラムウォン)の粉末状レモングラス飲料を飲んでみました。】の中で、タイから帰国する際、ドンムアン空港内で買い物をしていた旨を書きました。

その際、最後の会計を済ませようとした際に、レジのところに奇妙な柄のパッケージの商品を目にしました。

パッケージの裏面に「ANTI-COUGH PILL」と書いていたので、すぐに咳止め薬というのはわかりました。

帰国のタイミングで、咳が出ていたこともあったので、家に帰ってから試してみようと思い買ってみました。

パッケージの写真は以下です。

パッケージにあるタイ語の「ยาอมแก้ไอตราตะขาบ」は直訳すると「ムカデ印の咳止め」で、ムカデが「ตะขาบ」(タカーブ=TAKABB)のようです。

恐らくこの会社の創業者であろう方をムカデが囲っているというすごい図柄です。

これを提供している会社は、Hatakabb (Sim Tien Hor) Co., Ltd.というタイの会社で、今の社長の祖父が80年前に創設したとのこと。ということは、今は3代目ですね。

4つのカテゴリーの商品(anti-cough pill【咳止め】, bitter tablet【解熱剤】, number 7 pill (antidysenteric) 【下痢薬】and Mahachark tablet【子供向けの風邪薬】)を出していて、anti-cough pill【咳止め】には以下の4つの味があります。

herbal medicine flavor(ハーブ薬味:今回買ったのがこれです)
plum flavor(桃味)
mint flavor(ミント味)
lemongrass flavor(レモングラス味)

一袋当たり(35粒入り)の相場は、12バーツ(約40円)ですが、空港だったので2倍くらいの値段でした。

子供から大人まで服用でき、2~4粒を口に含んでゆっくり溶かすと書いています。用途しては、咳止め、去痰、リフレッシュ用といった感じでしょうか。

HERBAL FLAVOUR(ハーバルフレーバー)という記述が気になったので、何が含まれているかを調べましたが、

9種類のハーブが使用されており、1種類はペパーミントが含まれていることがわかりましたが、その他は「主に漢方系ハーブ」としか記載されていません。やはり秘伝のレシピの公表はしていませんでした。

そして、早速袋を破って手に取ってみました。

深い緑色の固い丸薬でした。ハーブが凝縮されている感じを受けますね。

その後、早速口に含んでみました。

最初、「あまり味がないかな?」と感じた瞬間から、”酸味”と”渋み”と”爽快さ”のトリプルハーモニーが徐々に口に広がる感じで、個人的はクセになってしまう味でした。

しかも、帰国後おさまっていなかった咳が急速に静まりました。

即効的な効果を実感できたのは、かなり驚きです。ペパーミント以外に何が入っているか知りたいです。。

これは日本でも常備したいなあと思ったので、Amazonで調べてみたのですが、在庫切れでした。。

Hatakabb (Sim Tien Hor) Co., Ltd.の商品は、個人的には「凄さ」を感じましたので、調査を継続したいと思います。

TAKABBの情報(英語)

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