ちょうど一昨日、自宅に帰ると妻から、
「明日、東京・日本橋にCOREDO室町テラスがオープンするらしく、そこにテナントとして入っている台湾料理のお店のメニューが凄く美味しそうだったからビデオ撮ったわよ」
と言われ、早速その内容を見てみました。
すると、「フージンツリー」という台湾料理レストランのメニューにある「豚バラ肉の角煮 ナツメとハイビスカスソース」が紹介されており、非常に美味しそうだったのでInstagramで紹介しました。
豚バラ煮とハイビスカスの組み合わせというのが面白く、これは自宅でも真似してみる価値のある料理だと感じました。
他にも魅力的なメニューが多いので、まずは一度食べに行きたいと思っています。
そして、昨日、同じ東京・日本橋のCOREDO室町テラスに、台湾漢方の専門店である「DAYLILY」(デイリリー)というお店が入っていることを知ったのですが、興味深いブランドなのでご紹介したいと思います。
美容効果も狙える!?ハイセンスな台湾漢方の専門店「DAYLILY」が日本初上陸【COREDO 室町テラス】
東京・日本橋のCOREDO室町テラスの2階に9月27日(金)グランドオープンする、「誠品生活 日本橋」内に常設となるオシャレな漢方・コスメ・雑貨店「DAIYLILY」を、一足お先にTABIZINEライターがチェックしてきました! 店員さんオススメの注目アイテムを一挙ご紹介します。
「DAYLILY」は漢方薬局を営む父を持つ台湾出身の女性と日本出身の女性が、2018年の3月に台湾にオープンした女性のための漢方ライフスタイルブランド。
台湾では日常生活に根付いた漢方の文化を、ハイセンスでおしゃれなパッケージで今どきの若い女の子たちのライフスタイルにも取り入れやすくして、女性の体温と気分をUPさせることで、どんな日も素敵な1日にする手助けをしたい、という思いが込められているのだそう。アンティーク調の家具にズラリと並んだ商品の中から、店員さんにイチオシアイテムを紹介していただきました。
イチオシは、日本初出店に合わせて発売される漢方シロップ「酸梅湯」
まずは今回日本1号店に合わせて新発売される漢方シロップ「酸梅湯(サンメイタン)」。食後の消化を助ける働きがあり、台湾では火鍋を食べるときに一緒に飲むことが多いのだそう。
シロップはかなり濃いめに作られているので、大さじ1杯程度を120mlの炭酸で割って氷を入れて飲むのがオススメとのこと。お湯で薄めたシロップを試飲させていただいたところ、ほんのり甘い梅ジュースのような感覚で、爽やかな後味が食欲をそそります。苦くてまずいと思い込んでいた漢方のイメージが、一口飲んだだけで刷新されました。
こんな風にガラスのビンに入れて食卓の上に飾ってあったら、まさか漢方シロップとは思わないですよね。お湯で割っても美味しくいただけるので、女子会やパーティーの差し入れドリンクとしても人気アイテムになりそうな予感。お値段は税抜き2,480円です。
続いては定番商品の「暖活薑棗飲」。黒糖とショウガをベースに、<黑棗> <龍眼肉> <乾薑> <桂枝> <杜仲葉>など、8種類の和漢植物が入っていて、身体を芯からポカポカ温める効果や生理痛を和らげる効能があるのだそう。
こちらも180~200ml程度のお湯または炭酸で割って飲むのがオススメだそう。今回はお湯で割ったものを試飲させていただきました。
先程の甘いシロップと比べると、いわゆる馴染みのある漢方ドリンクに近い感じがしました。商品は一箱7袋入りで2,800円(税抜)。
リラックスタイムにピッタリなノンカフェインの「食べる薬膳茶」
続いては、漢方薬剤師さんがブレンドした「食べる薬膳茶」です。女性の身体に良いとされる「棗(なつめ)」「龍眼(りゅうがん)」「黒豆」がそのまま入っていて、食べるとお肌がつやつやになるそうです。ノンカフェインなので、お休み前のリラックスタイムにもピッタリ。ミルクで割ってハチミツを入れてミルクティーのように飲んでも良さそうです。
ちなみにこちらの「食べる薬膳茶~美好的一天~」は、暑い地域に咲く花の「洛神花(らくしんか)」と「山査子(さんざし)」「氷砂糖」の入ったピンクの可愛らしいお茶。血の巡りを良くする効果があるそうで、妊婦さんや産後にもオススメなんだとか。
そしてお茶請けにピッタリなのが、台湾のヘルシーな御菓子として人気を集めている「山査子(さんざし)スティック」。試食させていただきましたが、オレンジピールよりも酸味が少なく食べやすい印象を受けました。「棗」や「龍眼」も購入可能です。
そしてこちらは台湾漢方の伝統的な「虎頭包」をパッケージにした「食べる洛神花」。「洛神花」は暑い地域に咲く花で身体に潤いを与えてくれる効果があるそう。480円(税抜)なので、ちょっとした差し入れにもピッタリです。
台湾で人気のサプリメントやフェイスマスクにキュートな雑貨も!
そのほか、台湾の漢方薬局には必ず置かれているという「台湾甜杏仁茶」や「真珠粉サプリメント」に加え、高麗人参&枸杞の実の「フェイスマスクシート」や「石鹸」といった美容アイテムや、台湾のルームシューズやトートバッグなどの雑貨も取り扱っています。
大好きな女友だちに贈りたくなるギフトボックスも種類豊富に
台湾では身体に良いものを贈り物にする習慣があるそうで、人気アイテムを集めたギフトボックスも予算に応じて用意されています。
ちなみに「日本1号店限定SET」は、オープン記念で制作したオリジナルトートバッグと「フェイスマスク」と「山査子スティック」がセットになって、3,990円(税抜)。
2020年1月からは「PMS・生理期間のためのサブスクリプションサービス」も予定されているそうなので、気になる方はぜひ店員さんに訊ねてみてくださいね。
DAYLILY(デイリリー)COREDO室町テラス店
住所:東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2F
電話番号:03-6262-1816[All Photos by Reico Watanabe]
渡邊玲子
REICO WATANABE ライター
映画配給会社、新聞社、WEB編集部勤務を経て、フリーランスの編集・ライターとして活動中。国内外で活躍するクリエイターや起業家のインタビュー記事を中心に、WEB、雑誌、パンフレットなどで執筆するほか、書家として、映画タイトルや商品ロゴの筆文字デザインを手掛けている。イベントMC、ラジオ出演なども※TABIZINEの2019年9月29日の記事(https://tabizine.jp/2019/09/27/290934/)より抜粋
タピオカを取っ掛かりとして、まだまだ台湾旋風が続いているという感じですが、ただの流行りという視点ではなく、
台湾に根づいている薬草を切り口とした文化にも気軽に触れることができるようになってきた風潮というのは、個人的にはとても嬉しいことだと思っています。
「漢方」と言うと、日本で独自に発展した中医学をベースとした学問という認識が強かったのですが、確かに、台湾で独自に発展した中医学をベースとした学問も存在するよなあと思いました。
でも中国本土からの移民が多いので、元々の中医学の思想からの広がりというのは、(日本の)漢方と比べるとあまりないのではないかと想像しています。
ハーブ・アロマを学ぶ中で、台湾の文化というのは自分の中では盲点という程、認識が薄いので、今後知見を広げていきたいと思っています。