東京・蔵前「アンビカ」というお店は、インドのスパイスがほぼそろう聖地と呼ばれているそうです。

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今年5月に、【東京・新大久保にある『イスラム横丁』が非常に面白そうです。】の中で、スパイス天国と呼ばれている東京・新大久保の「イスラム横丁」のことを取り上げました。

ちょうど先月行く予定にしていた日があったのですが、大雨のため別の日にしようと思ってから、まだ結局行けていないのですが、年内には必ず行こうと思っているエリアです。

冒頭の記事を書いた直後くらいに、テレビ東京の”アド街ック天国”という番組で新大久保の特集をしていた時に「イスラム横丁」がランキングされていたのですが、ネパール人がここ数年で新大久保に集まってきていることが番組の中で話されていました。

東京・新大久保というと「コリアンタウン」のイメージしかなかったので、このような街の変貌というのはとても面白いと思いました。

特に、スパイス好きにとってはたまらない動きなので、私個人としてはこの動きは大歓迎です。

今日は、同じくスパイス関連で、私自身全く知らなかった「聖地」的な場所をご紹介いたします。

インド120%! 蔵前「アンビカ」はインドのスパイスが“ほぼ”そろう聖地

「本格的なスパイスってどこで買えばいいの?」との質問に、真っ先に提案したいのが蔵前の「アンビカショップ」。店内には高品質なインド産スパイスが並べられており、カレー好きがこぞって訪れている名店なのだ。

東京のスパイスは、アンビカに始まりアンビカに終わる

週末にスパイスカレーを作っていらい、すっかりスパイスの世界に入り込んだ私は、蔵前の「アンビカショップ」にでかけてみた。東京のスパイスショップもほとんどが「アンビカ」から仕入れているというほど信頼される店だそうで、アマチュアのカレー好きがこぞって訪れる聖地なのだとか。

そう熱弁するのが今回同伴してくれた友人A(男)。楽しいことは誰かに話したくなる。でも、大人になると話し相手は誰でもいいわけではなくって、近すぎず、遠すぎず、適度な距離感の友達にこそ、「今、自分的にホットなネタ」を話したくなる。そんな相手として最適だった友人A(男)も実はスパイス好きと言うことで意気投合。さっそく、話した次の週末に蔵前へ!というわけ。

店内に漂う複雑なスパイスの香りは、ここが日本であることを忘れてしましいそうになるほど芳しい。目をつぶっていてもその品揃えの豊富さは瞬時に想像できるけれど、それだけなら他のお店でもままあること。「アンビカ」がカレー好きから圧倒的に支持されるのは、やっぱりスパイスの鮮度の高さが一番の理由なのだとか。スパイスは香りが命。その点、卸直営であるということは何にも変え難いストロングポイントである、友人A(男)がさらに熱弁。

スパイスがびっしりと並んだ棚には「コリアンダー」や「チリペッパー」などの基本的なスパイスはもちろん、あまり知られていないマイナーなスパイスまで、とにかく何でも揃っている。

意外だったのは、コストパフォーマンスの良さ。近所のスーパーではお高いイメージがあるスパイスも、「アンビカ」では100g入ったボトルタイプで300円前後、家庭では到底使い切れない1kgの袋タイプなら1,500円前後と圧倒的なお値打ち価格。スパイスを揃えるのに、これほどハードルが低いことはなかなかないだろう。

初心者におすすめのスパイスは?

さて、スパイスを単品で集めて自分で調合するのがカレー作りの醍醐味でもあるけれど、スパイス歴の長い友人Aが、ビギナーの私に勧めてくれたのは、各種スパイスがあらかじめ調合されている「MDH」のマサラ(香辛料を粉状にして混ぜた、いわゆるカレー粉)シリーズ。

「MDH」はインドでもポピュラーな老舗のスパイスメーカーで、ガラムマサラやチキンカレーマサラなど、いろんな種類のマサラをラインナップしている。これひとつでおいしいカレーがつくれるから、初心者でも失敗が少ないので私に合っているのだそう。むむ、友人A(男)、なんだかいつもより優しいな。やっぱり好きなモノを前にすると、みんなココロが穏やかになるのかもしれない。飲んだくれて号泣している姿しか記憶に無かった私の友人A像は、スパイスのおかげでちょっとイメージアップした。

しかも、このMDH、とにかく長持ちするともっぱらの噂。それもそのはずで、一度(約3食分)に使う量が10g〜20gなのに対して内容量は100g。種類によっても分量は変わるけれど、1箱で最大30人分も作れる計算だ(本場インドではこれをすぐ使い切るというのだから驚き…)。それでいて、こちらも値段は300円前後。安い!

ちなみに、保管するときは密閉容器に移しかえ、長期間使わないなら冷蔵庫か冷凍庫に入れておくのがベストと友人Aからのワンポイントアドバイス。スパイスは長持ちはするけど劣化しやすいもの。保存状態が悪いと香りや風味が損なわれてしまうので気をつけよう。

というわけでMDHをゲット。ほかにも謎のスパイスに目移りして見て回るだけでも楽しい。いや、見て回るだけしかできなかった。だって、正直、本格的すぎて不安なのだ。今回は友人Aが板からいいけれど、知識の無い私にはちょっと難しいかもしれないこのお店。
と思っていたら、あきらかにインド方面の方であろう「アンビカ」の店員さんが日本語で声をかけてくれた!スパイスのことも気さくに受け答えしてくれるので何でも相談できちゃう感じだ。なんだ。友人A、いらないじゃん。

ネットで何でも買える時代だからこそ、顔を向かい合わせたコミュニケーションは貴重。わざわざ飛行機でインドに飛ばなくたって、たった数百円の電車賃で本場のスパイス文化に触れられるのだから安いものだ。とても有意義な週末になった。
私は、スパイスの何に引き込まれるのか、単に料理や食べることだけじゃ無い、スパイスを知ることは、こどものころに溢れていた知的好奇心をくすぐるわくわく感、まさにスパイスみたいな刺激があるからなのかもしれない。
そんな気持ちにさせてくれる「アンビカ」。やっぱりここが東京のベスト・オブ・スパイスショップだ。

そうそう、生のカレーリーフはあまり日本で流通していないレア商品なので、あったらぜひゲットすべし。どうやって使うか? それはぜひ店員さんに聞いてみて。

Harumari Tokyoの2019年9月26日の記事(https://harumari.tokyo/26107/)より抜粋

 

日本で小さなボトルに入った粉末のスパイスを買うとき、店頭に並んでいるブランドは日本製のみしか見たことがないので、インドのブランドの商品を買うことができるというのは魅力的です。

しかも鮮度がよく、価格とボリュームも満足感が高そうなので、そこもポイントが高いです。

非常に面白そうなお店なので、冒頭で紹介した「イスラム横丁」と併せて、同一の日でスパイスツアーを組んでみようと思います。

ツアー後の夜は、家族にインドの本格スパイスカレーを振舞うというプランを実行したいと思います。

楽しみになってきました。

 
 
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