庭でハーブをたくさん育てていると、よくお店で売られている「ハーブ栽培セット」というのはスルーしがちだと思います。
わざわざ高めの金額を払って、すでに庭で育てているハーブを部屋で育てることのメリットがあまり感じないためです。
妻は以前、料理用として使うパクチー(コリアンダー)がキッチンの横にあった方が便利だということで、庭で根っこから採ったパクチーを水に入れて育てていたのですが根腐れを起こし、それ以来、室内でハーブを育てることはしていませんでした。
ですが、先日、ビレッジバンガードというお店に家族で立ち寄っていた時に、「Delish Garden(デリッシュガーデン)」というなんだかお洒落なものが売っていて、少し育てたい気持ちになり買ってしまいました。
の2点です。
早速外装を開けてみるとこんな感じになっていました。
左がミントで右がパクチーです。手前の袋の中に、非常に粒が小さいミントの種、及び、コリアンダーシードが入っているのが見えると思います。
土が入った袋を破り、ブリキの鉢に入れて水を十分に馴染ませた後で、それぞれの種を植えました。
以下のようにセットアップ完了です。
セットアップしてみると、どんな芽が出てくるのだろうという楽しみな気持ちになりました。
思い返してみると、ミントもパクチーも苗をホームセンターから購入して育てていたので、種から芽吹くところを見たことがありませんでした。
種を植えてから約4日後くらいに、ペパーミントが目を出し、約10日後にパクチーが芽をだしました。
元々ミントの種はたくさん入っていたので、たくさんの新芽が一気に出てきたのですが、「ペパーミントの新芽はこんな感じなんだ」というのがわかったので、今後屋外でミントの周りにこのような新芽があったら気づくと思います。
ちなみに、このスプラウト状態のものを口にしてみると、ミント味はまだ全くしません。いつの段階からメンソールが発現してくるのかも気になってしまい、間引きを兼ねつつ、毎日味見をしているような状況です。
一方、パクチーの方は、コリアンダーシードを10個以上植えたはずなのですが、一個だけニョキニョキ伸びている感じです。発芽率はあまり高くないのかもしれません。
ミントの方が、植えた種の数で言うと圧倒的に多いので、パクチーの発芽率がそれに比較して高いのか低いのかというのはわかりにくいですが、どのぐらいの発芽率なのかということにも自然と意識が向いていきます。
いままでは、ほとんど全てのハーブを苗からしか育てていなかったのですが、今回種から育ててみると新たな発見が続々と見えることが分かってきました。
種から育てる体験を踏むことで、例えば「ミント」として今まで捉えていた認識の方法に変化が出てきています。
それぞれのハーブの本質を深く理解する上で、種から育てるという経験を一度はしてみることは、大事なことではないかと思い始めています。
引き続き、今回購入したハーブ栽培キットのミントとパクチーの成長の記録をとっていきたいと思います。