過去にキャンプでどこかに泊まる予定を立てたら、
必ず、鶏肉とハーブをオリーブオイルとワインで和えて前の夜に仕込んだり、ドライハーブのブレンドをティーバッグに仕込んだりしていました。
しかしながら、先日行った山梨県でのキャンプにおいては、直前まで予定が立て込んでいたため、ハーブと肉を事前に仕込んだものは用意せず、且つ、ティーバッグに入れたハーブティーも用意していきませんでした。
なので、現地で何かしらに利用できるようにと、朝、車で出発する直前に、庭で、セージ、ローズマリー、レモンバーベナ、ローズゼラニウムをちぎってジップロックに入れました。
ついでに、車の中でフレーバーティーを飲みたかったので、以前、「フレッシュハーブ・フルーツのフレーバーウォーターの持ち運びに適した安価なグッド商品」でご紹介したInfuseFruitに、採った4種類のハーブを詰め込み水をいれてから出発しました。
キャンプ場についてから、いつものように炭をおこし、途中で寄った御殿場高原ビールで仕入れたバイツェンで乾杯しました。
その後、野菜とお肉をジュージューと焼き始めました。
そして、ローズマリーを持参していたので、前回の「ローズマリーを魚に突き刺すことで、本当に魚自体に香りが入っていくのか」の記事で紹介したように、
”本当にローズマリーを突き刺すことで香りがしみ込むのか”
を、チキンに突き刺して試そうと思っていたのですが、不覚にも酒がまわってど忘れしてしまい、、気づいたときには肉はなくなっていました。。
お腹がいっぱいになってきたときに、妻が、
「このフレッシュハーブをお鍋に入れて、水を注いでから網の上で温めて、ハーブティーとして飲んだら美味しんじゃない?」
と言ったので、「なるほど」と思い、早速網に載せ、炭火で温めました。
こんな感じです。
しっかりを煮出されてから、飲んでみましたがとても美味しかったです。
通常、フレッシュハーブティーというと、ガラスポットに熱いお湯を注いで数分待ってから飲むという流れですが、今回のキャンプ時に行った上記の方式では以下のようなメリットがあることが分かりました。
①フレッシュであってもハーブの味がしっかりと染み出る②フレッシュハーブさえ持っていけば楽しめる(お鍋と炭火は必要ですが通常のキャンプの準備をしていれば問題ないと思います)
③薬草を煮立てる感じが魔女気分にさせてくれる
④お水をつぎ足すことで何杯もいける(同じハーブで何回もつぎ足しましたが、味がなかなか落ちません)
⑤空間がアロマで満たされるので場が良くなる
今回は、ハーブティーとしての利用のみでしたが、アウトドアにフレッシュハーブを持参するメリットは他にもあると思います。
例えば、
持参したローズゼラニウムは、蚊を寄せ付けない効果があると一般的に言われているので、周囲に散らして効果を試してみたりすることもできると思います。
あと今回思いつきませんでしたが、ハーブティーとして飲んだ後、炭火を消す前に、煮出し後のハーブを炭火の上に落とすことで、ジュワっと香りと水蒸気が広がり楽しむことができたのではないか?
とか。。
(もし、アウトドア時のフレッシュハーブの活かし方として他のアイデアがありましたら、コメント欄に頂けると嬉しいです。)
色々な知恵を身につけることで、アウトドアももっと楽しくなると思うので、これからもハーブの切り口で楽しくするポイントを見つけていきたいと思います。