ハーブ系のお酒が大好きな私にとって、「ハーブ・柑橘」+「お酒」(ボタニカル系アルコール)のニュースにはアンテナを張っています。
しかも2018年4月以降、ビール定義の変更によって、ビール製造に使用できる副原料の幅が広がり、果実や香辛料、ハーブを用いて醸造したものは従来発泡酒に分類されていたものが、4月以降ビールとして認められるようになります。
この法改正は、ビールの枠組だけではなく、ボタニカル系アルコール全体の盛り上がりに拍車をかけていく予感がします。
【参考記事:法改正に伴い、ハーブ・柑橘が入ったフルーツビールという領域がいよいよ4月からスタート】
そう思っていると、早速、テンションがアップするニュースが入ってまいりました。(気づいたのはかなり遅かったです。3月1日にリリースされていましたので。。)
養命酒製造、「リフレッシュハーブカクテル」と「リラックスハーブカクテル」を発売
養命酒製造株式会社(本店:東京都渋谷区 代表取締役社長 塩澤太朗)は、“いつでも、どこでもおいしく楽しめるお酒”として、気分に合わせたハーブとフルーツを組み合わせた、「リフレッシュハーブカクテル」「リラックスハーブカクテル」を2018 年3 月1 日(木)に全国発売いたします。
「リフレッシュハーブカクテル」「リラックスハーブカクテル」は、それぞれの気分に合わせてハーブをブレンドした、ハーブ×フルーツ×炭酸の新感覚のお酒です。養命酒製造が長年培ってきたハーブの知見を活かし、開発いたしました。
【開発背景】
近年、生活者の間でハーブを取り入れたライフスタイルに関心が集まっており、ボタニカルブームとして注目を浴びています。化粧品や衣類、雑貨、食品まで幅広く展開され、日常生活においてハーブが生活者の間で浸透しています。
また、お酒を飲用する目的としてリフレッシュ・リラックスをあげる生活者の方は多く、ハーブを使う事で、よりイメージが伝わる商品として開発いたしました。
【商品特長】
リフレッシュ、リラックスとそれぞれにオススメのハーブを独自の配合でブレンドし、フルーツ果汁をプラス。若年層を中心に市場が拡大しているRTD(※1)商品としました。
「リフレッシュハーブカクテル」は、ペパーミントやローズマリーなどのリフレッシュ系ハーブを5種類配合。ライム果汁とすだち果汁を組み合わせることで、キレの良いすっきりとした味わいに仕上げました。やや強めの炭酸で爽快な飲み口をお楽しみいただけます。
「リラックスハーブカクテル」は、エルダーフラワーやカモミールなどのリラックス系ハーブを5 種類配合。マスカット果汁とゆず果汁を組み合わせることで、華やかな香りと味わいに仕上げました。炭酸入りで優しい飲み口をお楽しみいただけます。
(※1)Ready To Drink の略。購入後、その容器のまま飲める低アルコール飲料のことを指します。
【容器・内容量/デザイン】
ワンハンドでも飲みやすいボトル瓶を採用、内容量は飲みきりサイズの200ml。
白地を基調にして、それぞれに使用しているハーブのイラストをモチーフに入れました。「REFRESH」「RELAX」のロゴを大きくあしらうことで、商品イメージをわかりやすく伝えています。
※日本経済新聞(2018年2月22日版)より一部抜粋
家でよく、リモンチェッロを炭酸水で割ったり、養命酒製造のフルーツとハーブのお酒を炭酸水で割って飲むのですが、確かに店頭で炭酸が入ったハーブ・柑橘系飲料というのは見たことがないです。
上記のプレスリリースの中で、「新感覚の」という表記があるので、養命酒製造が「炭酸」を入れたボタニカルアルコール飲料を初めてリリースしたのかと思ったら、そうではありませんでした。
「フルーツとハーブのお酒」に炭酸を入れた”スパークリングバージョン”をすでにリリースしていました。
これからの、春から夏に向かう季節の中で、このような炭酸系飲料は需要が大きく伸びていくように思います。
養命酒製造の「リフレッシュハーブカクテル」「リラックスハーブカクテル」のページに、それぞれのレシピの詳細が記載されています。
「リフレッシュハーブカクテル」
ペパーミント
ローズマリー ライム果汁
レモンピール + すだち果汁
チンピ
ナツメ
「リラックスハーブカクテル」
エルダーフラワー
カモミール マスカット果汁
リンデンフラワー + 柚子果汁
チンピ
ナツメ
どちらも目的にフィットした組み合わせですね。チンピとナツメが入っているのが養命酒さんらしいところです。
「リフレッシュハーブカクテル」「リラックスハーブカクテル」を試飲して、何か気づいた点があれば、改めてレポートします。