以前から、ダイドードリンコ「贅沢香茶 ジャスミンティー」は、お昼に中華料理を食べときなんかは、コンビニでたまに買って飲んでいました。
そして先日、買ったときに、とある表記に気づきました。
『高級評茶師※認定』という表記です。
ダイドードリンコのホームページによると、この「贅沢香茶 ジャスミンティー」は2013年から販売されていて、2017年2月からリニューアルされ、『高級評茶師が認定』したということを前面に出したバージョンをリリースしたようです。
ただ、その時のバージョンでは、ラベルの部分に大きく『高級評茶師※認定』という記載はありませんでした。
2017年2月時のリニューアル品は、従来品とどこが違うのかについての記載をダイドードリンコのHPから抜粋します。
【2017年のリニューアル品】
1) 最高等級茶葉“銀毫ぎんごう”を約1.4倍使用!
最高等級茶葉“銀毫”を従来品の約1.4倍配合で華やかな香りがアップ。さらに“春風しゅんぷう”“春毫しゅんごう”“特級とっきゅう”といった合計4種の高級茶葉を100%使用し、香りも味も贅沢に引き出す「贅沢ジャスミン製法」によって、口に含んだ時から余韻まで香りが続く、本格的なジャスミンティーに仕上げました。2) 『高級評茶師』が認めたジャスミンティー
茶葉を鑑定するプロ『高級評茶師』のJENI氏が認めた、ジャスミンの贅沢な香りとコク深い味わいをお楽しみいただけます。
『高級評茶師』のJENI氏が気になりますが、その件は後程取り上げます。
そして、私が今回買った商品(ラベルの部分に大きく『高級評茶師※認定』という記載されたバージョン)は、2018年2月のリニューアル品であることがわかりました。
2017年のリニューアル品との差分は、ジャスミンエスプレッソエキスと“銀毫”の微粉砕茶葉を、上記4種の茶葉に加えたことです。
且つ、引き続き、『高級評茶師』のJENI氏が認めた香りと味わい、ということは謳われています。
確かに以前のバージョンよりも風味がパワーアップした感覚がありました。美味しくなっていることは確かです。
さて、まず『高級評茶師』とは何なのか?について以下に取り上げます。
「公認評茶員」は中国政府が認定する国家職業資格のひとつ。いわば「中国茶のソムリエ」とも言える茶葉を鑑定するプロです。
基準を満たした茶葉鑑定・管理を行う人材の育成を目的としており、中国では茶葉の輸出・販売・生産関連の職業に従事する人々が取得しています。合格者には中国人力資源和社会保障部(日本の厚生労働省に相当する機関)より公的証書が発行され、現在、次の5階級があります。
①初級 ②中級 ③高級 ④評茶師 ⑤高級評茶師因みに、現在においても国家公的資格として「鑑定士」等の呼称は存在しておりません。
※日本中国茶協会のHPより
「高級評茶師」というのは、中国の国家職業資格「公認評茶員」における最高ランクということですね。JENIさんは、長年にわたりお茶と関わっていらっしゃることが伺えます。
JENIさんのプロフィールについては、ダイドードリンコのHPに以下の記載があります。
そして、早速、ハーバルティーサロン 10-1000(点と線)〔Herbal Tea Salon 10-1000〕のホームページへ訪問してみました。
HPの構成は以下です。
◆SHOP:対面販売のみで、中国茶とハーブティーを販売
◆SCHOOL:ハーブティーのレッスン、JAMHA認定ハーバルセラピスト養成講座、クラフトや料理などの教室、中医学・アーユルヴェーダの講座を提供
◆スケジュール:レッスンスケジュールが記載されています
◆レシピ:JENIさんがcookpadに投稿しているレシピが2つ確認できます。”トマトにゅうめん”と”パクチー香るこりこり砂肝親子丼”です。美味しそうです。
◆コラム:ハーブティーの知識について学ぶことができます。
◆BLOG:「カフェづくり日記」というJENIさんのブログです。週2、3回のペースで更新されています。
◆ABOUT:ハーバルティーサロン 10-1000とはどんなところなのか、JENIさんはどんな人なのかが書かれています。以下に抜粋したいと思います。
はじめまして、Herbal Tea Salon 10-1000 です。
10-1000 は 点(と)線 と読みます。「点と線」でも「点線」でもお好きにお呼び下さい。
優柔不断な店主が呼び名を決められなかった苦肉の策が「(と)」なんです。
点々としている人や知識が、Teaを通じて線として繋がったら・・・
1人がたくさんの色を持ち込んで、10人1000色に発展できたら面白そう・・・
そんな社交の場になって欲しく、この名前を付けました。お手軽で健康への近道
私は何となくハーブと出会い、ブレンドティーの面白さから
今もハーブとお付き合いしております。正直、ハーブなんて草だからカラダに作用する訳がない
と出会った頃は思っていました。
無知って怖いですね。ハイ。
よく考えてみれば薬は草から作られているし
お世話になった事のあった漢方の葛根湯なんて名前からして植物なのに。
もっと広い範囲で考えてみると野菜や果物。
彼らだって植物なわけで、いろんな情報番組で野菜のフラボノイドに抗酸化作用がある、ビタミンDに疲労回復作用がある、などと言われています。
リコピンがダイエットに効くからとトマトが市場から消えたり、リグニンが腸の掃除をするとココアブームが起こりココアが市場から消えたりしていました。
なので、薬ほどはカラダに作用しなくてもハーブがカラダに作用するという事は理解出来ました。
その頃に肥満予防健康管理士という資格の勉強をして、「人間のカラダは食べ物からできている」という事を認識。
ちょうど食事も偏っていた頃でした。一人暮らしで仕事が忙しくなると帰りは午前様。
冷蔵庫の食材をダメにしてしまい、お弁当や外食に頼ってしまう・・・思いついたのはそんな時。じゃあ食事で摂取出来なかったけれどカラダが欲している成分や栄養素を飲み物から取ればいいのでは?
そうです、ハーブティーで不足している分の栄養などを補えばいいことに気づいたのでした。
そしてその要望に答えてくれるハーブがあるということをハーブティーレッスンに通っていたので幸いにも知っていたのです。
ハーブならばドライが主流なので保存さえ間違えなければ長く持つので素材の扱いが楽。
あれ?ズボラな自分でも手軽に美味しく栄養補給できる。。。しかも添加物を気にしなくてもいい。
大切な人が体調を崩しそうな時にその人好みにハーブをブレンド。飲んでもらったら体調がよくなった。
やっぱりただの草じゃない!そんな経験を経て今に至ります。
ハーブが絶対!とは思いません。
ですが、野菜や果物を頂くようにビタミン不足だからマテを飲もう、食べ過ぎて胃が持たれているからペパーミントを飲もうといった感じで
カジュアルに選択できるようになればいいと思います。
そのためにも一家に一人、ハーバリストのいる暮らしをオススメ致しております。JENI
高級評茶師 / ハーブティー研究家
有限会社点と線 代表取締役
Herbal Tea Salon 10-1000 主宰2011年に下北沢でハーブ専門カフェ「10-1000 点(と)線」をオープン
お客様の体調や味覚に合わせて一杯一杯ハーブティーをブレンドするスタイルが話題となり
独自の発想から作られるブレンドドリンクは飲んだ人を魅了すると評判となる
翌年、より美味しくティーを淹れる技術を修得するために店をクローズし、渡中
茶を美しく美味しく淹れる『茶芸』と茶のソムリエ『評茶』を学ぶ
お茶の淹れ方を魅せ、味、香りをアートとして捉え
メロディーや画像から茶葉類やドリンクをブレンドし、その味と香りを表現する
また、ハーブやお茶だけに留まらず、様々な液体や食材をブレンドする液体研究家としとも活動中・ハーブティー検定公式テキスト「ハーブティーブレンドレッスン」ブレンドメソッドの開発やテイスティングなどを主に担当
・2016年2月よりダイドードリンコ様「贅沢香茶」の広告へ「評茶師JENI」としてHPや自販機ポスターなど出演しております。
「贅沢香茶」サイト内でインタビューにもこたえております。性格はおっとりしていると言われます
かわいいよりもカッコイイ方が好きですが、全体の統一感を重視します
趣味は押し花で、最近はお手紙を出すことにはまっています<資格>
JAMHA認定シニアハーバルセラピスト
スパイス&ハーブ検定1級
中国政府公認中級茶藝師・高級評茶師
フードビジネスコーディネーター
肥満予防健康管理士
化粧品成分上級スペシャリスト
3級ファイナンシャル・プランナー
JENIさんにお会いして、色々と話を伺ってみたいです。JENIさんのセミナー等は常時チェックしていきたいと思います。
先程、JENIさんのInstagramをfollowしました。