私自身が、なぜハーブ・スパイスに魅力を感じているかという、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感をフルに活用し、無限の感覚を得ることができることが楽しいからです。
聴覚については、例えば庭のオリーブに風が注いだ時にはオリーブ独特の音を奏でますし、ローズマリーについても種類によって全く違う音を奏でます。
ハーブ園を散策することの楽しさというのは、常に五感を通じて色々な刺激があるというところにあるのではないかと思います。
この無限の多様性を持った刺激の組み合わせを体感したいという想いが、自分を色々な場所へ突き動かす原動力になっている感じがします。
そんな自分にとって、気になるニュースを目にしました。
12月19日(火)、一夜限りの「taste of INSPIRATION for LEXUS」レセプションパーティーを開催!
food creation主宰・諏訪綾子氏とLEXUSのコラボレーションによる「taste of INSPIRATION for LEXUS」の一般展示に先駆け、12月19日(火)の一夜限り、いち早く世界観を体験できるレセプションパーティーを開催いたします。
「taste of INSPIRATION for LEXUS」は展示とテイスティングを組み合わせた、五感で体感するフードエクスペリエンス。1Fガレージに設置された作品は、見るだけでなく、実際にテイスティングができ、“インスピレーションをあじわう”という新たな食体験を提供いたします。
パーティー当日は、植物のエレメンツからなる30種類の「taste of INSPIRATION for LEXUS」のほかにも、感覚が極限まで研ぎすまされるフードパフォーマンスを行います。
まるで感覚器官が体内から出てきたかのような容姿のパフォーマンスキャストが、INTERSECT BY LEXUSに出現。この日だけのために制作した作品として、ゲストに「あじわうインスピレーション」をサーブいたします。都市の中で、五感を研ぎ澄ませ、感情に向き合い、意識を集中すること。それはまるでインスピレーションの「種」をあじわうような体験。ぜひINTERSECTにお越しいただき、この貴重な食体験を通して得られる、本能が目覚めるような感覚をお楽しみください。
■Reception Party
日時:12月19日(火)19:00開場
会場:INTERSECT BY LEXUS – TOKYO
参加方法:19:00開場〜22:00閉場。入場無料。
※パフォーマンス 21:00まで。
※ドリンクご注文の際、ハッシュタグ付きSNS投稿をしていただいた場合は無料
※事前予約なし
「taste of INSPIRATION for LEXUS」展示の詳細はこちら
http://lexus.jp/brand/intersect/tokyo/garage/taste-of-inspiration-for-lexus-2017.htmlfood creationについてはこちら
http://www.foodcreation.jp/jp/
このfood Creationを主宰する諏訪綾子さんの詳細はこちらからご確認いただけます。
プロフィールの部分は以下に抜粋します。
諏訪 綾子
アーティスト / food creation 主宰石川県生まれ。
金沢美術工芸大学卒業後、2006年よりfood creation の活動を開始、主宰を務める。2008年に金沢21 世紀美術館で初の個展「食欲のデザイン展 感覚であじわう感情のテイスト」を開催。
現在までに東京・福岡・シンガポール・パリ・香港・台北・ベルリン・バルセロナなど国内外で、パフォーマンス「ゲリラレストラン」やディナーエクスペリエンス「Journey on the table」、フードインスタレーションなどを発表している。2014-15年には金沢21世紀美術館 開館10周年記念展覧会「好奇心のあじわい 好奇心のミュージアム」を、東京大学総合研究博物館とともに開催。人間の本能的な欲望、好奇心、進化をテーマにした食の表現を行い、美食でもグルメでもない、栄養源でもエネルギー源でもない、新たな食の価値を提案している。
この赤字の部分だけでは具体的な内容はわかりませんが、興味深い活動をしているかたです。
「food creation」という組織は、「そのコンセプト 胃まで届けます」という諏訪さんの理念をベースにして活動しているアーティスト集団のようです。
food creationのプロフィールには以下の記載がありますので、一部抜粋します。
food creation
「そのコンセプト 胃まで届けます」
諏訪綾子の理念を基に、特定のコンセプトを「食」で伝える活動が「フードクリエイション」です。
国内外で美術館・ギャラリーでの作品展覧会やパフォーマンス、企業や自治体とのコラボレーションを通じて食にまつわる体験のデザイン・表現活動を行っています。フードクリエイションは、食を「感覚的コミュニケーションの素材」と捉え、映像や音楽以上に感覚・感情に訴えることのできる伝達手段として扱い、ゲストや顧客にメッセージを伝えるための状況を創作しています。フードクリエイションの創りだす食は、味覚や外見だけにとどまりません。それを体感するための関係性・状況・ドラマツルギーをも「あじわい」としてつくり出すことで、五感であじわう新たな食の表現方法を探求し続けています。その結果「コンセプトフード」「フードインスタレーション」「フードパフォーマンス」という唯一の表現スタイルを確立してきました。WORK
パーティやイベントでのコンセプチャル・ケータリング フード インスタレーション製作
五感を刺激する食体験のデザイン・クリエイティブディレクション・総合演出
食をコミュニケーションツールとした広告表現
食品・商品・メニュー・店舗開発
言葉で見ると非常に難しいので、以下のギャラリーでどんな作品を作っているのかを見るのが一番早いと思います。
独特の世界観です。私はこれをみて、スタンリー・キューブリックの世界観と重なる部分がありました。
スパイス・ハーブ・フルーツを山盛り使っての表現は、確かにインパクトがあります。
冒頭に取りあげたレセプションパーティーの引用の中に、
「都市の中で、五感を研ぎ澄ませ、感情に向き合い、意識を集中すること。それはまるでインスピレーションの「種」をあじわうような体験。ぜひINTERSECTにお越しいただき、この貴重な食体験を通して得られる、本能が目覚めるような感覚をお楽しみください。」
という記載がありましたので、やはり実際に行って体感してみるしかないですね。
私自身は、パフォーマンスというより、どんな食事が提供されているかに興味があります。
12月19日のパーティーに行く予定ですので、心が動く体験ができましたらレポートしたいと思います。