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たまに、フランスやスペインにラベンダー目的で旅行に行った日本人が、ラベンダーをコンセプトにしたホテルに宿泊ときの写真をブログにアップしているのを見かける度に、室内にどの程度ラベンダーの香りが広がっているのかなど興味が沸きます。

ここ最近、期間限定でホテルの室内にアロマディフューザーを置いたりするホテルも日本の中でちらほら出てきているので、ホテルも少しずつ多様性が出始めているという感覚はもっています。

ホテル業界って、昔から縦の広がり（金額的な高い低い）がメインで、横の広がり（遊び心の幅）を持ったところって少ないと思います。

まあ、世界的な観光地に行ったら、その土地の風土を目いっぱいに取り込んだコンセプトのホテルがあり、そういうところはもちろん面白いですが、ビジネスマンが出張先で泊まるホテルというのはどこも似たようなものではないでしょうか。

私は現在、月一で名古屋へ定期的に出張に行っているのですが、その名古屋で、目をひくコンセプトのホテルが今月15日にオープンするニュースが入ってきました。

花のエネルギーを五感で感じる“煌めき新感覚ホテル”が誕生
「ホテルウィングインターナショナルセレクト名古屋栄」
2017年12月15日グランドオープン

株式会社フォーブス（本社：東京都千代田区、代表取締役：松崎充宏）は、２０１７年１２月１５日（金）、名古屋の賑わいの中心・栄に「ホテルウィングインターナショナルセレクト名古屋栄」をグランドオープンいたします。
～Secret Garden～１２種類の花に包まれたホテル をデザインコンセプトに、花に癒され優雅な気分に浸れるよう五感を刺激する付加価値をつけ、非日常空間を演出。寝るだけではもったいない、いつもとはひと味違うホテルステイをお楽しみいただけます。

■花のエネルギーを五感で感じる『煌めき新感覚ホテル』誕生！
ホテルのエントランス・アプローチを通り抜け、ロビーに入ると印象的な壁画に目が留まり、庭園に包まれた都会のオアシスに足を踏み入れた感覚に。その先には【薔薇】【藤】【桜】【ラベンダー】【ハイビスカス】など、１２種類の花を散りばめた客室フロア―が広がります。インパクトのあるデザインをより強調するため五感を刺激する付加価値にこだわりました。各階のテーマとなる花をイメージした香りの演出、客室に入りテレビをつけるとヒーリングミュージックが流れ、インテリアには気分を盛り上げるアーティシャルフラワーを設置。女性のお客様からご要望の多いタオルは、肌触り、質感、吸水性に優れたコットンタオルを採用しております。

■栄養バランスの良い「朝食」３種
旅の楽しみのひとつでもある朝食は、「和食」「洋食」「てんむす」の３種類からお選びいただけます。毎朝手づくりの朝食は品数も多く、栄養バランスの良いセットメニューでご提供いたします。
・場所　１階「ＧＡＲＤＥＮ　ＫＩＴＣＨＥＮ」
・時間　７：００～１０：００（Ｌ.Ｏ.９：３０）　１,２００円（税込）
※共同通信PRワイヤー　2017年11月27日版より一部抜粋

今までこういうコンセプトのホテルって聞いたことがないので、どの程度のこだわりを持っているのかは実際に体験をしたいと思います。

このプレスリリースのPDFには写真がいくつか出ていて、少しイメージがつかめますので紹介したいと思います。

こちら☝は、フロントと通路の写真ですが、清々しいガーデンを意識していることが伝わってきます。

こちら☝は、2階　勿忘草（わすれなぐさ）がコンセプトのお部屋の写真です。アロマディフューザーも完備しているっぽいですね。

私はやはり、ラベンダーをコンセプトにしたお部屋に泊まりたいです。ラベンダー色のカラーの部屋で、ラベンダーの精油の香りで満たして眠りについてみたいです。

同様のコンセプトのホテルが日本の中で増えていくと個人的には楽しくなるのでうれしいです。

日本の中でも、ラベンダーで有名な富良野で徹底的にラベンダーをコンセプトにしたホテルが誕生したら、賑わうのではないでしょうか。

あとはバラ園の近くに、薔薇をコンセプトにしたホテルを隣接させたりすると面白いと思います。

ただ一点気をつけないといけないのは、こういうコンセプトのホテルができたあとに、「行きたい！」と思う人は日々本物のお花・ハーブに触れている人なので、お花の偽物感が出てしまうとテンションが下がり、二度とリピートとして来てくれなくなることだと思います。

今回ご紹介した「ホテルウィングインターナショナルセレクト名古屋栄」は、名古屋に次回宿泊する際に予約を入れる予定ですのでレポートしたいと思います。

ホテル業界の動きも今度目が離せなくなります。