岡山県真庭市の「黒文字(クロモジ)」を使ったジェラートが世界大会で受賞

※広告

2018年に、養命酒製造がクロモジのインフルエンザウィルスに対する抗菌の有効性に関する研究結果が出されてから、クロモジを使用した商品が徐々に普及しています。

以下に、クロモジ商品に関連する記事のリンクを貼ります。

【過去記事:『ブラックアロマ』プロダクトとして発展させたい!養老渓谷に自生するクロモジで商品開発。】(2022年1月16日)

【過去記事:「クロモジのソーダ」で山林を救う? 石川県白山市の循環型プロジェクトについて】(2021年8月27日)

【過去記事:伐採期以外の林業の「副業」として、福井県池田町の夫婦が「クロモジ」を使用したハーブティーを開発・商品化。】(2020年3月21日)

【過去記事:養命酒製造が「クロモジ」を主体としたクラフトジンを2019年3月に発売予定。お味が気になります。】(2019年1月17日)

クロモジの香りは品のある素晴らしい香りなので、このような流れは非常に嬉しいです。

クロモジは、「日本の香り」として世界に普及してほしいと願っていたところに、さらにテンションが高まるニュースが飛び込んできました。(以下)

“森のスパイス”クロモジをジェラートに 世界大会で称賛 岡山・真庭のパティシエ作

岡山県真庭市の「ジェラート醍醐桜」のパティシエ、山本英伸さんが昨年12月1日、2日にイタリアで開催された4年に1度のジェラートの世界大会「ジェラートフェスティバルワールドマスターズ」で、「アジア&オーストラリア賞」を受賞した。

【写真】牧場直営、人気のジェラート しぼりたてミルクを味わうような濃厚さが特長

 山本さんは、2019年4月の東京大会、9月の横浜大会で勝ち抜いて世界大会に出場。コロナ禍のため大会はオンライン開催となり、レシピをイタリアへ送り現地の職人に作品を作ってもらうなどの苦労はあったが、見事に地区別のトップ賞に輝いた。

写真「山本英伸パティシエ ジェラート醍醐桜 提供」
山本英伸パティシエ(写真提供:ジェラート醍醐桜)

 真庭市はジャージー牛の飼育頭数が日本一で、山本さんは真庭市にある酪農家の三代目。自家牧場で採れた新鮮なジャージー乳を使って、こだわりのジェラートを作っている。ジェラート店開業の前には本場イタリアでも研修し、加える素材の大切さを知った。帰国後、果実の加工技術も習得し、地元岡山産の果実などを使ったジェラート作りをしてきた。

 受賞した作品は「森のスパイス香る黒文字ラテ」。真庭市新庄村産のクロモジ(黒文字)の木を使ったフレーバーのジェラートに、クロモジの枝、葉、花をイメージした抹茶アーモンド、チョコレート、オレンジソースがあしらわれている。クロモジはクスノキ科の植物で、英語ではスパイスブッシュと呼ばれ、枝葉は爽やかでスパイシーな香りがする。

写真「森のスパイス香る黒文字ラテ ジェラート醍醐桜 提供」
「森のスパイス香る黒文字ラテ」(写真提供:ジェラート醍醐桜)
写真「恋するジャージーPremium 黒文字 ジェラート醍醐桜 提供」
「恋するジャージーPremium 黒文字」(写真提供:ジェラート醍醐桜)

「黒文字茶を飲み、独特な香りに感動して、ジェラートでも表現したいと思った」という山本さん。クロモジを煮出す時間や量、方法を何通りも試作して組み合わせ、納得いく味を出すのは大変だったよう。「(世界大会への)出場にあたり、たくさんの方に助力いただきました。お客様にも『世界一に挑戦してきます!』と公表していたので、受賞が分かったときには、名前を呼ばれてまずは一安心しました」と率直な思いを吐露する。

 その後、うれしさとともに、1位に届かなかった悔しさ、そして東京予選大会から長かった期間など、様々な感情がわいてきたという山本さんは「また機会があれば、世界一を目指して大会に参加したいです。もういつ募集があってもいいようにレシピ開発も進めています!」との意気込みを述べていた。

 中国縦貫自動車道「落合」インターチェンジから西へ2キロほどのところにある、山本さんのお店「ジェラート醍醐桜」。付近には店名の由来にもなっていて、樹齢700年で後醍醐天皇が隠岐に流される際に賞賛したという「醍醐桜」もあり、4月上旬~中旬に見ごろを迎える。

 同店のジェラートはオンラインショップでも購入可能。山本さんは、「店頭で盛りつけて提供するものは最高の状態で出しているのですが、お取り寄せ用のカップジェラートはスプーンがスッと入るくらい少し冷蔵庫で解凍して、全体を練ってから食べていただくと、なめらかさに加えてジェラートの温度が上がることでより風味が感じられます」と話す。

 なお、大阪・梅田の阪神百貨店(阪神梅田本店)で4月6日(水)から11日(月)まで開催される「阪神梅田本店 全館グランドオープン記念 アイスクリームピクニック」にも出店し、そこでは新フレーバーも登場する予定だという。

※ラジオ関西トピックス「ラジトピ」の2022年4月5日の記事(https://jocr.jp/raditopi/2022/04/05/421255/)より抜粋

ついにクロモジが、デザートの領域までたどり着いたか。。と感慨深いものがあります。

以下がオンラインショップのリンクになります。

早速購入させていただきました!到着が今から楽しみでございます。

クロモジの香りが世界に普及するきっかけになりそうな記事に出会うことができ感謝です。

今後のクロモジの展開がさらに楽しみになってきました。

Like! Provence – プロヴァンスが大好きな、貴方へ。(バナーをクリック!)

名前 (必須)メールアドレス (必須)サイト

コメントを残す