以前から、日本の「抹茶」が欧米で流行っているというニュースはちょこちょこ聞いたことがあります。
でも現地での抹茶関連のお店がどのような雰囲気で展開されているのかということについては、今までほとんど調べたことがありませんでした。
ただ、先日、ニューヨークで話題になっている“抹茶専門”カフェ「チャチャマッチャ(Cha Cha Matcha)」についての情報を知ると無視できなくなってきましたので、早速取り上げたいと思います。
ニューヨークで話題の抹茶専門カフェ「チャチャマッチャ」で、ヘルシーなティーブレイクを【From cities 世界の都市に憧れて vol.7】
連載【From cities 世界の都市に憧れて】では、パリ、ミラノ、NY etc…世界の都市の街のこと、注目アドレスやリアルなシティスナップなど、現地からの最旬情報をお届け! 近い未来、また気兼ねなく海外へ行き来できるようになったら行ってみたい、暫くは、そんな気持ちも込めてお送りしていきます。第7回目は、健康志向の高まるアメリカ・ニューヨークにて、数年前から話題の“抹茶専門”カフェ「チャチャマッチャ(Cha Cha Matcha)」にフォーカス。NY在住スタッフによる、夏に飲みたい同店のレコメンドメニューも必見! 早速チェックして。
ヘルシー思考のニューヨーカーがラブコール!
抹茶専門店「チャチャマッチャ」
チャチャマッチャは、ニューヨークの抹茶ブームの火付け役的なカフェで、センスの良さと個性的なオリジナルドリンクが人気の秘訣。抗酸化作用が高くてヘルシーな抹茶は、今やニューヨーカーの生活にすっかり浸透しているそうで、同店も、2016年にNYに1号店をオープンして以来、ずっと人気を維持しているそう。現在は、NY市内に4店舗と、LAに2店舗を展開。ニューヨーク在住スタッフによる
夏のレコメンドドリンク3選、カスタムレシピも必見01. ラベンダードリンク×抹茶
《From:ニューヨーク在住スタッフ》
私のお気に入りは、ラベンダードリンクに抹茶を加えたもの。抹茶に慣れ親しんでいる日本人にとってはなかなか驚きの組み合わせですが、思い切って飲んでみたところ、それ以来やみつきに。甘さと渋さのバランスが絶妙で、後からラベンダーの香りをしっかりと感じられます。例えるならば、どこか桜餅に似たようなフレーバー。チャチャマッチャのスタッフさんいわく、「これが不動の一番人気! インスタグラムで知って、ラベンダードリンク目掛けてくる人が多いよ」とのこと。02. ブルーアルジー×抹茶
《From:ニューヨーク在住スタッフ》
変り種オリジナルメニューは他にも。こちらは、ブルーアルジー(Blue Algae)が入ったもの。ブルーアルジーは、天然の青い色素を持つ珍しい藻類で、高い抗酸化作用が期待できるスーパーフードとして注目されています。なお、このドリンクには、ブルーアルジーだけでなく、コラーゲンも入っているので、アンチエイジングを気にかけている人にもオススメだそう。03.レモネード×抹茶
《From:ニューヨーク在住スタッフ》
3品目は、マッチャ・レモネード。こちらは、“抹茶のほろ苦さが加わったレモネード”といった感じで、さっぱりしていて美味しいです。ほんのりと香るゆずとミントも入っていて爽快な味わい。暑い日にぴったりの一杯です!
ちなみに、チャチャマッチャのメニューに使われている抹茶は、日本の宇治から取り寄せたものだそう。オーダーが入るたびに抹茶を点て、ドリンクに加えてくれるというこだわりよう。また、ドリンクに用いられるミルクは、牛乳だけでなく、アーモンドミルクやヘンプミルクなども含む7種類から選ぶことができる。アメリカでは、ヴィーガン思考の人が増えているので、ミルクの種類をセレクトできる点も同店が支持され続けている理由の1つと言えるだろう。
マッチャ・レモネードをはじめとする缶のドリンクも販売。お土産にも良さそう!
レジ横には、クッキーなどのスイーツも。ドリンクと合わせて楽しみたい。
今回は、夏にぴったりの変り種ドリンクを中心にご紹介しましたが、定番の抹茶ラテやカプチーノなどもおすすめ! なお、ほとんどのメニューがホットでも提供されているので、秋冬のブレイクタイムの一杯としても◎。いつかまた気兼ねなく海外に出かけられるようになった暁には、“チャチャマッチャでしか味わえない抹茶”、ぜひ味わってみて。
【店舗情報】
Cha Cha Matcha NOMAD
住所:1158 Broadway New York, NY 10011
URL:https://chachamatcha.com
Instagram:@chachamatcha※FASHION HEADLINEの2021年5月24日の記事(https://www.fashion-headline.com/article/89173)より抜粋
ここで取り上げられているメニューはどれも刺激的で、味が気になります。
ただ、3つ目の【抹茶レモネード】は、ファーストキッチンで先日飲んだことがあるのですが、非常に美味しいです。
【関連記事:薬膳の考え方を取り入れた”イライラを鎮める”「レモン入り緑茶」の作り方】(2020年10月24日)
また、1つ目のラベンダー抹茶も斬新で味が非常に気になるのですが、実は以前コンセプトが被ったドリンクを飲んだことがあります。
それは、【富良野ラベンダーティー】というサッポロポッカが販売しているペットボトルドリンクで、それは「緑茶」がベースとなっています。
【参考記事:富良野ラベンダーティーは本当にまずいのか検証してみた】(2017年7月4日)
最後に、2つ目のブルーアルジー(Blue Algae)を取り入れた抹茶ですが、ブルーアルジーという言葉を初めて聞きました。
「ブルーアルジー」で検索すると、「ブルーグリーンアルジー」という言葉でたくさんヒットします。
以下のページによると、アメリカ・オレゴン州の湖に自生する天然藍藻類で、天然オーガニック生育、栄養素、吸収性の面で、クロレラとスピルリナを超える素材という記載があります。
個人的にも注目したいと思います。
日本の「カレーライス」文化のように、海外で独自の抹茶文化が構築されていることがわかります。
欧米を旅行した際は、抹茶専門店にもアンテナを張る必要性を感じた記事でした。