私自身、コロナをきっかけとして、在宅ワークがメインとなったことで、部屋の中でアロマを活用する頻度が格段にアップしました。
リラックス目的というより、仕事中のリフレッシュ(気分転換)目的の方が圧倒的に多いように思います。お客さんの所へ実際に行くことがここ1年間ほぼ無くなったので、以前は無意識にできていた気分転換が難しくなったことが要因だと思います。
【過去の関連記事:AEAJ(日本アロマ環境協会)が公開している「在宅勤務でのアロマ活用法」について】(2020年5月15日)
なので、最近はアロマの知識を深めたい欲が高まってきています。そんな中、非常に気になるアロマの本の情報を目にしたのでご紹介します。
アロマの種類をキャラクター化してわかりやすく! マンガで楽しく学べるアロマの基本
乾燥が気になる季節、日々の生活にアロマを取り入れたいと思う人も多いだろう。部屋の加湿とともに、好みの香りを部屋に漂わせれば、1日の疲れも取れるし、アロマオイルは、肌の乾燥対策にもおすすめ。だが、いざアロマを選ぼうとすると、その種類の多さに圧倒されて、「どの香りが自分に合うのかわからない」と悩んでしまう人も多いのではないだろうか。
そんな人は『世界一やさしい! アロマ図鑑』(林真一郎:監修、松本麻希:イラスト/新星出版社)を読んでみると良いかもしれない。この本では、48種類のアロマを精油アイドル「ARM48」として8グループに分けてキャラクター化。それぞれの特徴と使い方をキャラクターとマンガでやさしく解説してくれるから、香りのイメージがわきやすく、自分に合うアロマを見つけ出しやすい。精油の紹介のほかにも、アロマの歴史やセルフケアのしかた、注意点など、アロマの基本についてももちろん紹介してあるから、初心者でもすぐにアロマに詳しくなれるのだ。
早速、この本で紹介されているアロマをいくつかご紹介しよう。
親しみやすい「ローズの妹」! ホルモンバランスを整えてくれるゼラニウム
ゼラニウムは、ローズの香りに似た甘い香りのアロマ。ローズ精油ほど高価ではないため、ローズのお手軽バージョンとして、古くから香水や原料に使われてきた、いわば、ローズの妹分だ。ゼラニウムの得意技は、心身両面のバランスを整えること。ホルモンバランスを整えるとともに、消化液や皮脂の分泌を調節してくれる。特に女性にとっては、ホルモンバランスを整え、生理前後の不快な症状を整えるのに役立つのだという。甘い香りが不安を鎮める作用もあるから、気持ちが落ち込みがちなときに使うのも良さそうだ。
どんなときでも全力投球! 心身に効くカンフル剤・ローズマリー
ローズマリーは、心身を元気づけてくれるアロマだ。頭の中をリフレッシュするようなさわやかな香りは、清涼感の中に甘さもあり、草の青っぽさが強いが、それがダイレクトに鼻から脳へと伝わるよう。気分をすっきりさせ、脳の働きを活発にする作用があり、記憶力や集中力を高めてくれるから、仕事部屋や勉強部屋に使うのがオススメなのだという。また、メンタルの疲れや、疲れからくる無気力も和らげ、回復させる働きもあるから、「なんだかやる気が起きない…」というときにはローズマリーの力を借りてみてはいかがだろうか。
のどの不調に緊急出動! 消毒大好き・ユーカリ
ユーカリは、鼻に抜けるような刺激的な清涼感のある香りのアロマ。古くからアボリジニの人々に使われてきた歴史があり、のどの炎症や痰がからむときにハーブティーとして飲んだり、蒸気吸入したりすると良いのだそうだ。抗菌作用も強く、風邪の予防としてマスクにユーカリスプレーをひとふきすれば、快適。のどの調子が気になる今の季節にこそオススメできるアロマといえるだろう。ただ、少々刺激が強いので、胃腸炎や肝臓疾患などのある人には注意が必要。乳幼児に使うのも避けた方が良いのだそうだ。
アロマ「セラピー」の名の通り、アロマには、心と体を健康にするさまざまな効果がある。あなたもこの本を元に、自分に合ったアロマを見つけて、心身を癒してみてはいかがだろうか。
文=アサトーミナミ
※ダヴィンチニュースの2021年2月6日の記事(https://ddnavi.com/review/733513/a/)より抜粋
アロマをキャラクター化する発想が、記憶をする観点で素晴らしいと思いました。
今の私にとっては必要な情報だったので先ほど注文しました。
監修をされているのも林真一郎先生(日本メディカルハーブ協会理事長&日本アロマセラピー学会理事)なので、キャラクターとアロマの紐づけが余計に興味深いです。
今から本の到着が楽しみです。