本場フィンランドのサウナ事情に触れることで、サウナと植物の関連などがわかり、北欧に対する興味がさらに沸いてきました。

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日々、ハーブ関連の情報に触れていく中で、IKEA(イケア)の発祥の地でもある北欧の国「フィンランド」に対する興味が日に日に高まってきており、自分自身の中で北欧の国を巡りたいという想いが沸いてきています。

以前、2度フィンランドの情報を取り上げたことがあるのですが、フィンランドの人達の心の豊かさが伝わってくる内容が多く、いつも学びが多いです。

以下にフィンランド関連情報(過去記事)を貼ります。

【過去の関連記事①:ハーブ農園内で宿泊しながら、ハーブ・アロマを心ゆくまで体験できるフィンランド式「ウェルビーイング・ステイ」

【過去の関連記事②:自然豊かな森でハーブを摘みながら、自然を尊重するフィンランドの人たちの姿に触れた記事を読んで

北欧以外にも、ヨーロッパ全域、インド、チベット、中東、南米など、ハーブを切り口とした植物への興味が高まっていくと、世界中を飛び回りたいという想いが強くなってきており、自分の残りの人生で行ける国は限られていることはわかっていますが、できる限りの多くの生の情報に触れていきたいと思っています。

ハーブがここまで”世界に対する関心”を広げてくれるとは、当初は全く以って思っていませんでした。

また、”世界に対する関心”と一部被る部分はあるのですが、過去に自分自身が興味を持てなかった「歴史」に対する興味も呼び起こしてくれました。

日々の生活において意識変革ができたのは、「ハーブとの出会い」だったというのは揺るぎない事実だと感じています。

さて、冒頭で取り上げた「フィンランド」ですが、サウナ発祥の地とも言われているらしいのですが、フィンランドのサウナ事情を知ることで新たな発見がありましたのでご紹介します。

サウナで心も体も整う!本場フィンランドの楽しみ方を体験

「サウナー」や「サウナ部」などの名前で呼ばれる、サウナ愛好者が増えています。

サウナの発祥はフィンランドとされています。ここではフィンランド人の夫をもち、フィンランド文化に詳しいルミコ・ハーモニーさんに、教えてもらいました。

サウナの発祥はフィンランド
フィンランドのサウナ小屋の前で、手づくりのヴィヒタを持って©LumicoHarmony

本場フィンランドのサウナ事情。フィンランド人たちはサウナが大好き!

フィンランド人たちはサウナが大好き!
©2010 Oktober Oy.

日本の家庭に湯船があるように、フィンランドの家には大抵サウナとシャワーがデフォルトで設置されています。東フィンランド大学の調査によれば、サウナには、高血圧、心臓病などの血管疾患、認知症などの神経認知機能障害、肺疾患、鬱などの精神疾患に対するリスクを低減し、さらには、皮膚病、関節炎、頭痛や風邪を緩和する効果もあるとされています。

国連が発表する世界幸福度ランキングで、2年連続1位に輝いたフィンランドの秘密のひとつは、サウナにあるかもしれません。

●フィンランドのサウナ事情

日本でサウナと聞いて思い浮かべるのは、乾燥した木の部屋で、とにかく温度が高く、長居できないようなもの。それはドライサウナと呼ばれます。

一方、フィンランドの一般的なサウナはロウリュ(Löyly)と言われ、石の上に水をかけてその蒸気を楽しむスタイル。ドライサウナに比べて温度はそこまで高くないのですが、蒸気によって発汗作用があります。アロマをたらして楽しむ場合も。

フィンランドでも、サウナで温まったら、一度外気で休憩して、またサウナへ戻るを何度も繰り返します。

休憩して、またサウナへ戻るを何度も繰り返します
©LumicoHarmony

今年の夏に私がフィンランドに行ったときは、サウナの後にフィンランド最大のサイマー湖に飛び込む、というのをやりました。もちろんサウナは熱いのですが、外気20℃程度で水温は15℃程度なので、サウナの外に出たらすぐに冷めてしまいます。

湖に飛び込むよと言われて一瞬怯んだのですが、70歳超えのおばあちゃまたちがすっぽんぽんになってどんどん湖に飛び込んでいる様を目の当たりにすると、飛び込まないわけには行かなくなり、思いきって飛び込みました! 冷たい! でも泳いでいると体が温かくなってきて、またサウナに入るを何度も繰り返したのが、いい思い出です。

サウナでは、白樺の枝葉を束ねたヴィヒタ(vihta)と呼ばれるもので体をたたく習慣もあります。熱された石の上に水をかけ、ヴィヒタも水につけて歌を歌いながら、フィンランド人たちがペシペシ叩いてくれました。 ふわっと薫る白樺の香りと「あなたの幸せを祈るわ」という歌が合いまって、フィンランド人の幸せ観に触れた気がしました。

●フィンランドのサウナ文化がわかる映画

休憩して、またサウナへ戻るを何度も繰り返します
©2010 Oktober Oy.

そんなフィンランドのサウナ文化がよくわかる映画が公開されます。 『サウナのあるところ』は、サウナの中でフィンランド人男性が秘めていた本音や悲しみを打ち明けていくという物語。

普段寡黙なフィンランド人は、サウナの魔法でやっと吐露できることもあるんだなと感じさせられます。今回ご紹介したロウリュや、車や電話ボックスのサウナも登場して、フィンランドらしさがつまっています。

●映画『サウナのあるところ』 9月14日(土)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテ他全国順次ロードショー。

●教えてくれた人 【ルミコ・ハーモニーさん】 東京都在住。フィンランド人と結婚し3児の母となり、アーティスト兼親子での国際交流を支援するNPO法人「ザ・グローバル・ファミリーズ」の副理事長としても活躍の幅を広げる。執筆・イラストも手がけるほか、世界のいろいろな事情について語るポッドキャスト番組「LOVE THE WORLD」も更新中

ESSE onlineの2019年9月8日の記事(https://esse-online.jp/trend/187420#wrapper)より抜粋

日本の家庭の湯舟と同じ感覚で、フィンランドの家庭にはサウナが設置されているというのは知らなかったです。

しかも、サウナの中で、アロマを垂らしたり、白樺の葉で体をたたく習慣があることを知ると、本場のサウナというのものに触れてみたいという感覚が芽生えました。

実は日本の一般的なサウナというのは個人的に暑すぎて好きではないのですが、フィンランドのサウナは日本のサウナ程熱くないということなので、この情報は自分とっては嬉しいです。

「本来のサウナとはどういういったものなのか?」という視点を持ったことが無かったので、サウナ発祥の地のフィンランドの事情を知れたことは本当に良かったと思います。

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