コーヒー豆とスパイス・ハーブを一緒に挽いて、フレーバーコーヒーを楽しむという発想

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12月になると、先日もチラッと記事で書きましたが、スリランカのスパイスティー「サマハン」が無性に飲みたくなります。

【過去の関連記事:スリランカのスパイスティー『サマハン』を初めて試飲。含まれている知らないスパイスについてもチェックしてみました。】(2019年3月22日)

冬場に身体が冷えないようにするためには、適度な運動を心掛け、夜は浴槽にゆっくり浸かり、且つ、糖質を摂りすぎないことをベースの意識として持っています。

そのベースの意識の上に、ハーブ・スパイスの風味と薬効を楽しみながら、それらを、体調の維持、及び、体温の維持・上昇に役立てていきたいというスタンスを持っています。

私自身、冬場は一日に2杯ほどホットコーヒーを飲むのですが、昨日、コーヒー豆とスパイス・ハーブを一緒に挽いて作る「フレーバーコーヒー」の作り方が記載された記事を見ました。

その内容を見ると、奥深い風味と薬効を同時に楽しめるポテンシャルの高い知恵だと感じたのでご紹介したいと思います。コーヒー好きにとっては邪道と思われる方もいるかもしれませんが、楽しみ方の選択肢が大きく広がるという点で個人的には様々なパターンを取り入れていきたいです。

コーヒー豆とスパイスを一緒に挽いて風味豊かなコーヒーに

コーヒー豆とスパイスを一緒に挽いて風味豊かなコーヒーに

コーヒーに砂糖やシロップで風味を加えるのはごく普通のやり方ですが、甘くしすぎずに風味や味の奥行きを加える方法を探しているなら、スパイスラックをのぞいてみましょう。

私にはスパイスをつい買ってしまう習慣があって、困ったものだと思っています。しかも、一度使うと風味も効能も品質も損なわれるまでスパイスラックに放置してしまいます。しかし、今は幸いなことに、お気に入りの習慣がこの問題を解決してくれています。そういう「余分」なスパイスはコーヒーを淹れるとき一緒に使ってしまえばいいのです。

このプロセスはとても簡単で何の手間もかかりません(これは重要です。だって、誰も朝から余分な作業はしたくないですから)。スパイスを挽いて、カップに注いだコーヒーに振りかけたりせず、まずはコーヒー豆と一緒に挽いていつものようにコーヒーを抽出しましょう。今回、これに向いていそうなスパイスやシーズニングや花(はい。花です!)を見つけるために、半分放置しているスパイスラックを漁って実験してみました。

カカオニブは濃厚なチョコレートの風味を加える

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カカオニブはチョコレートが、私たちが普段ムシャムシャ食べている甘くて濃厚なチョコレートバ―になる前の状態です。コーヒー豆を発酵させたかけらを乾燥させたものは、パリパリしていてやや噛みごたえがあり、木の実のような風味がして、クリーム感が少ないダークチョコレートのような味がします。アイスクリームに振りかけたり、赤身の肉に沿えたりするとおいしいですが、私は何といってもコーヒーに入れるのが一番好きです。

朝の一杯を素敵なカカオ風味にするには、小さじ2分の1(コーヒー2杯分につき)のカカオニブをコーヒー豆と一緒にコーヒーミルに入れましょう。これでコーヒーを淹れて(私はAeroPress社のコーヒーメーカーを使っています)、おいしさをお楽しみください。コーヒー自体と喧嘩せず、だからといって弱すぎない繊細なチョコレート風味になります。極度に繊細なモカのような感じです。

カルダモンは温かみと香りを加える

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カルダモンとコーヒーの組み合わせに関する私の感想はおわかりでしょう(もしそうでないなら、はっきり言わせてください。とても良い組み合わせだと思っています)。カルダモンの芳しい独特の香りと風味がコーヒーに少しチャイのような性格を与え、寒い朝にぴったりの温かみと滋養のある飲み物になります。

コーヒー豆と一緒にカルダモンを1鞘か2鞘挽くと、風味たっぷりのコーヒーが2杯できますから、余っているカルダモンを無駄にしないで使い切るには完璧な方法です(カルダモンは高価なので少しも無駄にしたくはないはずでしょう)。

ナツメグは深みとアロマを加える

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挽きたてのナツメグを入れると、ほとんど何にでも味に深みと土くさい甘みが加えられ、コーヒーカップに少しナツメグの粒が残ります。温かみがあり、心誘われるようなほんの少し甘みを感じさせる香りが漂います。コーヒー豆に対してどのぐらいナツメグを入れたらいいのかはっきり言うのはちょっと難しいのですが、ほんの1かけらで私の250ミリリットルのカップにはちょうど良い量です。

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多分コーヒー豆の8分の1の分量ぐらいだと思います。

 

八角は甘草のような風味を加える

これが楽しめるかは甘草のような風味が好きかどうかによります。コーヒー1杯分なら半片で十分で、八角を良いコーヒー豆に加えるとルートビールのような風味が生まれます。

私は甘草がそれほど好きではありませんが、それでもこれはかなりおいしいと思いますし、カルダモン1鞘か2鞘を加えるととくにおいしいと思います。

ラベンダーで春の香りを加える

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コーヒーに季節感を出したいとき、たとえば春らしさを出すなら、乾燥ラベンダーの花をコーヒーミルに少し入れてみてはどうでしょうか。正直に言うと、私はこれがそれほど良いやり方かわかりませんでしたが、もらったものがたくさん余っていたので興味もあり、やってみました。

結果は、ご想像通り、心地よい花の香りのするコーヒーになりました。深炒りのコーヒーほど風味が生かされますが、さわやかな柑橘系の一杯にもとても良いですし、特にアイスコーヒーにするとおいしいです。分量は、コーヒー1杯にラベンダーの小さい花を5つぐらい入れると良いようです。

クローブはスモーキーな深みを加える(でも好き嫌いが別れるところ)

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ほとんどの人の戸棚にはクローブが入っているはずですから、このささやかな実験の対象にしてみるべきでしょう。クローブは、この方法で私がおいしいと思えなかった唯一のスパイスです。しかし、これはむしろ私の個人的な理由と関係があるのかもしれません。

コーヒーとタバコはよくある組み合わせですが、私にはクローブタバコを思い出させます。そして、私は深酒しているときは、クローブタバコしか吸わないので、この味は、かすかに懐かしさを感じるものの、嫌な二日酔いを思い出させるのです。

クローブタバコを吸ったことがないなら、コーヒーとクローブの組み合わせはもっと楽しめるかもしれませんが、クローブはとても強烈なのでコーヒーポットまるごと1つに1個で十分かもしれません。

もちろん、ここでご紹介したことに限らず、みなさんそれぞれにスパイクラックを覗いて、どんな素敵なものが隠れているか探してみてください。あ、それから、コーヒーミルは使ったあとでしっかり掃除するのを忘れないでください。私はパンを使う方法を愛用しています。

Claire Lower(原文/訳:春野ユリ)

※ライフハッカーの2016年3月26日の記事(https://www.lifehacker.jp/2016/03/160326coffee_flavor.html)より抜粋

この内容を見ると様々な組み合わせを試したくなります。

私自身は毎日豆を挽いてコーヒーを飲んでいますので、すぐに試してみたいと思います。

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