AIアプリを活用したブレンドハーブティサービスを展開するrosy tokyoと丸善ジュンク堂書店のコラボについて

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約一年前に、AI(人工知能)によってハーブティーをブレンドするサービスの存在を知り衝撃を受けたことを記憶していますが、今年に入り商用化の観点で徐々に形になりつつあるという印象を受けています。

【過去の参考記事:ゴールドコースト観光局などが推進するAI(人口知能)を活用したハーブティー「Kaori Tabi」について(2018年4月17日に投稿した記事)】

そのような印象を持ちはじめている背景として、最近2件の情報が入ってきたことが挙げられます。

1件目は、上記のゴールドコースト観光局、クイーンズランド州政府観光局が推進する香りデータの分析に特化した人工知能『iinioi AI』を活用したハーブティー「Kaori Tabi」の商品化が無事にされ、先日(4月27日)、東京・代官山T-SITE GARDEN GALLERYで、その試飲会が実施されたという情報です。

詳細は下記のリンクをご確認ください。

2件目は、「AIアプリを活用したブレンドハーブティサービス”herbox”が好評のrosy tokyoが丸善ジュンク堂書店とコラボレーションし、新たな読書体験を提供」というニュースです。

詳細を以下に取り上げます。

味と香りで読書する ロングセラー書籍「檸檬」「のはらうた」の世界観をハーブティーで体験

株式会社rosy tokyo
丸善池袋店で限定トークショー・試飲会のご案内

AIアプリを活用したブレンドハーブティサービス”herbox”が好評のrosy tokyoが丸善ジュンク堂書店とコラボレーションし、新たな読書体験を提供。丸善ジュンク堂書店でロングセラーとなっている本のタイトルをテーマにして、rosy tokyoのオリジナルブレンドハーブティの販売を開始し、それに伴いトークショーと試飲会を4月22日(月)に丸善池袋店で開催します。

株式会社rosy tokyo(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:高橋万里菜、以下「rosy tokyo」)は、株式会社丸善ジュンク堂書店(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:中川清貴、以下「丸善ジュンク堂書店」)と「本を読むことの楽しさを新たな角度で伝えたい」という想いからコラボレーション案を企画しました。AIアプリを活用したブレンドハーブティサービスが好評のrosytokyoと、丸善ジュンク堂書店が協働することで、新たな読書体験を実現。今回は丸善ジュンク堂書店でロングセラーとなっているタイトルをテーマにして、rosy tokyoのオリジナルブレンドハーブティの販売を4月22日より開始します。

第一弾は、詩集「のはらうた」
作・くどうなおこ 刊行・童話屋
(4月22日より販売開始。価格:600円税抜)

『のはらうた』I~Vの表紙の色に沿ったハーブをrosy tokyoがセレクト。更に詩の印象に合ったハーブを絞り込み、詩の世界を視覚、味覚、嗅覚から楽しめるよう特別ブレンドしました。
自然のハーブの美しい色合いを楽しんで頂きたく、透明のボックスにぎゅっと詰めています。お子様ともご一緒に喜んで頂けるお味に仕上げました。

第二弾は、小説「檸檬」作・梶井基次郎
(5月中旬より販売開始。価格:800円税抜)

全てをレモン系のハーブに絞り、特にリラックス効果の高いハーブをセレクト。小説の主人公が抱いている気持ちから、凛としつつも柔らかで優しくなれる香りをセレクトしました。
パッケージは丸善を舞台にした作品の中でキーワードとなっている「レモン爆弾」をイメージ。作者が感じたレモンの衝撃的な存在感と時代を超えて愛される小説のノスタルジックな雰囲気を全面で表現しています。また、単行本『檸檬』と一緒に粋な贈答用としてもお求めいただける一品です。
<rosy tokyo CEO高橋万里菜トークショー& ハーブティ試飲会(無料)のお知らせ>

日時: 4月22日(月)19時~20時
会場:丸善池袋店1階 MARUZEN café
注)ハーブティの販売は行いません

※PR TIMESの2019年4月18日の記事(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000038400.html)より抜粋

ハーブティーがこのような活用のされ方をしていくというのは、(大人も含めて)子供たちがハーブティーを身近なものとして感じられる機会となりますし、素晴らしいことだと感じています。

この企画の中でAIが直接絡んではいなかったのですが、ハーブティーを提供している株式会社rosy tokyoのことが非常に気になりましたので、ホームページで確認してみました。

社長の高橋万里菜さんは、幼少の頃、家族でフランス・パリに住んでいた経験を持ち、ハーブ好きの父親が家の一角に作っていたハーブコーナーを見て不思議に思っていたという経験があり、大学卒業後、広告業界で働いたのちに、「ハーブや花に触れた女性たちが、より美しく、優しくなれるように。」という想いのもと、rosy tokyoを立ち上げたようです。

広告業界で働いていただけあり、非常にホームページが面白いです。

Rosy(ロージー)という人工知能を持つ女性が、自分専任のハーバルセラピストとして身体や心の悩みの相談に乗ってくれるという設定になっています。

ホームページ上で”herboxアプリ“というものがダウンロードできるようになっているのですが、これは、7種類のハーブのセットと、それらと連動して調合をする世界初のAIアシストアプリということなので、早速ダウンロードしてサービス内容を確認してみました。

自分の気分の状態を入力すると、Rosyがハーブの調合比率を提案してくれたり、自分の身体の特定箇所の不調を伝えるとブレンド内容を提案してくるというものでした。

そして、My recipeという項目に、提案してくれたブレンドがログとして残るようになっています。今後機能がどんどん進化していくように思います。

AI×ハーブの領域は、今後市場の広がりが出てくるように思いますので注視していきたいと思います。

株式会社Rosy Tokyoの情報

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