チベットの伝統的なレシピで作られた「ルーンティー(LOONG TEA)」のブレンド内容はやはり独特でした。

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先日、長野県上田市の「森のくすり塾」へ行った際に、薬、入浴剤、お茶を数点購入しました。

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その中でも、チベットの「ルーンティー(Loong Tea)」というブレンドハーブティーが個人的にはひと際目をひきました。

こちらがルーンティーのパッケージ。「このお茶のレシピは、2500年以上の歴史を持つチベットの健康科学に基づいている」という表記が興味をそそります。
チベットの言葉が書かれています。全く解読不能です。。
鎮静、安眠促進、滋養強壮、背痛緩和、代謝と消化促進に効くと書かれています。
こちらブレンド内容です。学名表記だとよくわからないので、一つ一つ調べてみたいと思います。

Rosa brunonii →ロサ ブルノニー(ローズヒップの一種)
Carum carvi →キャラウェイ
Myristica fragrans →ナツメグ
Illicium verum →ハッカクウイキョウ
Zingiber officinale →ショウガ
Piper longum → ヒハツ

なかなか強烈なブレンド内容だと思います。

ロサ ブルノニー以外は、全て中国・東南アジア・インド地域では一般的な「スパイス」ですね。

日本人にはなかなか思い付かないブレンド内容なのではないでしょうか。。私も目から鱗でした。

では、どんな味なのか確認してみたいと思います。

このような感じでティーバッグが箱に詰められているのですが、濃いめの香りがプンプン漂ってきます。
ティーバッグの中身はこんな感じ。西洋のハーブティーとは雰囲気ががらりと異なり、若干漢方的な雰囲気です。
では早速試飲タイムです。

飲んでみて意外だったのは、ピリピリとした刺激が無かったことです。

ショウガ・ヒハツがブレンドされているのを見たときに、ピリピリ感があると思ったのですが、どちらかと言うと風味の上では裏で支えている感じで前面には出てきていません。

味は、「懐かしい薬の味」という言葉が個人的には当てはまるのですが、昔このような味の薬を飲んだのかと言われると、たぶん飲んだことがないと思います。

でも「懐かしい」が不思議と当てはまる感覚なんです。

この風味のメインは、恐らくキャラウェイ・ナツメグ・ハッカクウイキョウから作り出されているように感じます。

チベット伝統のレシピで作られたハーブティーというのは「こんな感じなんだ」と、非常に刺激を受けました。

この味は、一定時間が経つと、「改めてしっかりと確認してみたい」と思うので、チベットの伝統レシピの奥深さを実感します。

このブレンドは自分でも作ってみて、ルーンティーの味と比較をしてみたいとも思いました。

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