一昨日、昨日とお伝えしてきた『第4回薬草観察ツアーin 小諸(JAMHA主催)の初参加レポート』ですが、本日で最終回となります。
【参考記事①:第4回薬草観察ツアーin 小諸(JAMHA主催)の初参加レポート【道中~1日目の途中編】】
【参考記事②:第4回薬草観察ツアーin 小諸(JAMHA主催)の初参加レポート【1日目の薬草観察からの夕食編】】
今日は、ツアー最終日の2日目のレポートをします。
部屋全体に、はと麦の香りが広がり、且つ、はと麦茶を飲みはじめて集中力がグッと上がったところで小川康先生の2日目の座学がスタートしました。
この座学は、それぞれの生薬にフォーカスしながら、適宜参加者に対して質問を投げかけながら、効能だけではなく、主に、歴史、及び、現代社会との関連性について話をして頂いたのですが、ほとんどが目から鱗の内容でした。
小川先生は、万葉集に出てくる植物や、昔の様々な薬草にまつわる文献を調べこんでいるので、薬草の歴史的背景が詳しいです。且つ、人脈も広い方なので、業界の裏話的な内容もたくさん聞くことができました。
全ての面白さを伝えることはできないですが、以下に写真を交えながら、お聞きした話の一部を盛り込みたいと思います。
Amazonにも、紫雲膏は売られています。
小川先生の座学は、ただの座学とは違い、触って、香りを嗅いで、食べてみたりと5感をフルに使いながらなので、本当に集中力が切れません。
「人にモノを教えるとはどういうことか」というのが、小川先生の姿勢から深く学ぶことができました。
今回のツアーを通じて、人間的魅力あふれる小川先生、及び、素敵な参加者との出会いがあり、こんな濃密な時間はここ最近無かったかもしれません。
このような機会を提供してくださったJAMHA(日本メディカルハーブ協会)さんには強く感謝したいです。
事務局の石澤さん、お疲れ様でした。
(イベント終了後、小川先生の主宰する「森のくすり塾」へ行ってきましたので、そのことは明日レポートします)