ラベンダーと言ったら、誰もがあの美しい紫色をイメージすると思いますが、最近、白いラベンダーが市場に出回ってきているという情報が入ってきました。
エキナセアについては、最近は品種改良が活発化しているらしく、お花屋さんに行くと、多種多様な色・形をしたエキナセアを見かけることが多くなってきています。
私が最初に白いラベンダーの情報を知ったきっかけは、秋田県にある株式会社高橋酒造店が、秋田県の”美郷町ラベンダー園”に咲いている『美郷雪華』と言うホワイトラベンダー品種から取り出したラベンダー酵母をつかって日本酒が開発されたというニュースです。
その日本酒の名前も同じく『美郷雪華』です。
こちらの動画では、美郷町ラベンダー園の風景や、日本酒の『美郷雪華』が開発された経緯、および、日本酒以外の商品についても紹介されています。
この日本酒はマスカットの後味が残ると言っているので、なんだか美味しそうです。
先日の記事【東京六本木のOne’s Bar TOKYO(ハーブのお酒が飲める場所)へ。薬膳酒の世界も深いです。】の中で、ラベンダーとウイキョウ(フェンネル)をそれぞれ焼酎につけた薬膳酒をブレンドして飲む前に、ラベンダーをシングルで味見しましたが、マスカットの味はしなかったと思います。
通常の紫のラベンダー、及び、焼酎とはまた違うということだと思います。
『美郷雪華』(品種)は、2005年に青紫色品種の「さきがけ」の一部から発見されたものだそうで、名称は公募により「美郷雪華」と決まり品種登録され、秋田県の美郷町がそのオリジナル品種を保有することになったそうです。
動物の世界では極まれに、白いキリンや白いライオンなど、遺伝子の突然変異によって見られることがあるそうですが、突然変異とは違う印象も受けます。
突然変異の場合、それを再現させることって相当難しいと思うからです。よくわかりませんが。。
でも、秋田県のような雪国で、このような白いラベンダーが見られるというのは、充分に町おこしになると思いますし、私も見に行ってみたいです。
上記のリンクでは、
この「美郷雪華」はラベンダー特有の爽やかさはもちろん、甘い香りが感じられとても気持ちが癒されます!
という記述もあり、いつも嗅いでいるラベンダーの香りとは違うことをうかがわせますので、より一層香りを嗅いでみたいです。
「美郷雪華」(品種)は日本で唯一の白いラベンダーという記述が多いので、てっきり秋田県美郷町以外では見られないと思っていたのですが、そうではないようです。
北海道富良野の『中富良野町営ラベンダー園』で、この「美郷雪華」を植えていて毎年見られることがわかりました。
富良野に行った際は、「美郷雪華」を見に行くことも見逃せませんね。
以下に、『中富良野町営ラベンダー園』にある「美郷雪華」のことが書いている記事のリンクを貼ります。
ラベンダーの世界もまだまだ知らないことだらけだということがわかりましたので、これからも日々勉強していきたいと思います。
【美郷町ラベンダー園】
住所:秋田県仙北郡美郷町千屋字大台野
概要 :
約2haの畑に約2万株のラベンダーを栽培している。
奥羽山脈を背景に広がる紫色は訪れる人を魅了する。
周辺には遊具の充実した広場や園内を見渡せる展望台がある。
珍しい白いラベンダー「美郷雪華(みさとせっか)」を見ることもできる。
期間/6月下旬~7月中旬
時間/9:00~17:00
料金/無料
問合せ先 :美郷町商工観光交流課 TEL 0187-84-4909
【中富良野町営ラベンダー園】
住所:北海道空知郡中富良野町宮町1番41号
交通:JR中富良野駅から0.7km 徒歩10分 ファーム富田の途中にあります。
連絡先:中富良野町役場産業建設課 TEL 0167-44-2123