先日、非常に楽しそうなヴィーガンレストランを取り上げました。
【過去記事:日本初の“パーソナルヴィーガンレストラン”「PEACE TABLE」がとても楽しそう!】(2022年1月18日)
ヴィーガンというのは思想・主義に属すると思いますが、日本おいては、1つのトレンドとしてポップなイメージが個人的にあります。
私自身もヴィーガンではありませんが、ヴィーガン向けのお店を時々楽しみたいという考え方を持っています。
今日も、ヴィーガンをコンセプトとしたお店を取り上げたいと思います。
日本初、ビーガンピザのテイクアウト専門店が淡島通りにオープン
再開発で注目を集める下北沢エリアと、常ににぎわいを見せる三軒茶屋の中間を走る淡島通り。近年、話題のカフェやレストランが続々オープンする中、日本初となるビーガンピザのテイクアウト専門店、ホームカミング ヴィーガン シチリアン ピザ(HOMECOMING VEGAN SICILIAN PIZZA)が、2022年1月8日に開店した。
ニューヨークで出会ったフランシス・カルモナ(Francis Carmona)とキャサリン・アーンショー(Katherine Earnshaw)の2人が、おいしいビーガン(Vegan)フードを日本で広めたいという思いから始めたという。家でよく作っているビーガンレシピを、友人からおいしいと言ってもらえたことも理由の一つだ。
メインメニューは、ニューヨークとロングアイランドでなじみのあるシチリアンピザ。フランシスが子どもの頃から食べて育ったという、思い出が詰まった味だ。四角い形で、厚みのある生地が特徴。天然酵母を使ってフワフワ食感に仕上げ、スライス一切れでも満足できる食べ応えに仕上がっている。
店のおすすめはシンプルなテイストの『マリナーラ』(スライス600円、ホールMサイズ1,750円、Lサイズ2,100円)。人気商品は、自家製ビーガンチーズとジェノベーゼ、ローストトマトが乗った『カプレーゼ』(ホールMサイズ2,400円、Lサイズ2,900円)だそう。
ニューヨークで食べた味を研究し、素材を一から作ることにこだわった。特に自家製ビーガンチーズは、焼いた際にとろりと溶けるよう食感を生み出すことが難しかったという。
そのほか『ミートボール』(ホールMサイズ2,600円、Lサイズ3,100円)や『ペパロニ』(ホールMサイズ2,500円、Lサイズ3,000円)は、植物性の代替肉を使用している。ピザ特有のジャンクなボリューム感がありながら、胃もたれを気にせずに食べられそうだ。
毎週メニューが変わる焼き菓子も絶品。大きなチョコレートが入った定番の『チョコチャンククッキー』(1枚350円)は、アメリカンなテイストがたまらない。
この日は香り豊かなハーブを生地に使用した『ローズマリーチョコチャンククッキー』だったが、週によってはみそを練り込んだ『味噌チョコチャンククッキー』や塩味がきいた『ソルティチョコチャンククッキー』なども販売予定。ジューシーな植物性バターを使用した、ビーガンフードとは思えないクオリティーに驚きだ。
「家で食事を楽しむ機会が増えた今、ピザのテイクアウトはニーズが高いと思います。まだオープンして間もないが、落ち着いたらデリバリーサービスも取り入れたい」とキャサリンは話す。
今後は、季節の食材を使用した限定メニューも増やしていくとのこと。ジャンキーさがありつつも、健康と環境に配慮したビーガンピザが食べられるのはここだけだろう。
ホールサイズは、公式ウェブサイトで事前予約が必要。『マリナーラ』(600円)と『チーズ』(650円)のスライスサイズや、スイーツ、ドリンクは店舗で購入できる(現金またはクレジットカード対応可)。友人とのホームパーティやランチに試してみては。
※Timeoutの2022年1月24日の記事(https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/homecoming-vegan-sicilian-pizza-012422)より抜粋
非常に魅力的なお店です。ジャンクフードの概念が覆ります。
最近はヴィーガンと言っても、美味しさのレベルが格段に上がっていますので、今の環境問題を考慮すると、ヴィーガンのお店というのは大きな支持を得られていくのではないかと感じます。
ハーブ・アロマ産業にとっても追い風の流れとなるので、個人的にはテンションが上がります。
ホームカミング ヴィーガン シチリアン ピザ、一度試食してみたいと思います。