気が付けば、明日はクリスマス・イブ、そして、来週は大晦日を迎えます。。。
2021年は大きな環境の変化がありましたが、2022年はさらに大きな変化を迎えそうでワクワクしています。年末年始はしっかりと足場固めをしたいと思います。
今日は、英王室のレシピ公開で話題となっているクリスマス菓子について取り上げたいと思います。
小麦粉不使用のクリスマス菓子「シナモンスター」 英王室のレシピ公開で話題
クリスマスケーキにシュトレン、パネットーネ……日本でクリスマス時期に注目されるお菓子といえば、この3つが思い浮かびますよね。しかし、世界にはまだまだ多くの有名クリスマス菓子が存在しています。ドイツなどでこの時期に作られるクッキー「シナモンスター(ツィムトシュテルネ)」もその一つ。英王室は先日、バッキンガム宮殿のパティシエによるレシピと動画を公開し、大きな話題になっています。
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小麦粉の代わりにナッツを挽いた粉で作る星形クッキー
ドイツ語で「ツィムト(シナモン)シュテルネ(星)」と呼ばれる「シナモンスター」。その名の通りシナモンを使った星形のクッキーですが、小麦粉の代わりにナッツを挽いた粉で作られています。ドイツを中心にスイスやオーストリアなどでも人気があるクリスマスのお菓子です。
英王室の公式インスタグラムは先日、バッキンガム宮殿のパティシエによるレシピと動画を公開しました。メレンゲ作りの手間と生地を休ませる時間はかかりますが、材料と調理の手順はとてもシンプル。一般的なクッキーに飽きたら、ぜひトライしてみたいですね。
【材料】
粉砂糖 360g
卵 85g
レモンジュース 20ml
挽いたアーモンド 300g
ミックスされたピール 115g
レモンの皮 1/2個分
挽いたシナモン 12g
挽いたクローブ 小さじ1/4【作り方】
1. 粉砂糖に卵白、レモンジュースを加えて混ぜ、やわらかめのメレンゲを作る
2. メレンゲの1/3を脇によけておく。残ったメレンゲに挽いたアーモンド、ミックスされたピール、レモンの皮、挽いたシナモン、挽いたクローブを加える。生地がまとまったら台の上に出して手でこねる
3. ベーキングペーパーを敷いたオーブンの天板に生地を置き、さらにベーキングペーパーで上部を覆い、麺棒を使って1センチの厚さに伸ばす
4. 上部のベーキングペーパーを取り除き、先に取っておいたメレンゲを塗り広げる
5. 冷蔵庫で最低1時間休ませてからクッキー型で抜く
6. 160度のオーブンで12~15分間焼く
7. 30分ほど粗熱を取って完成ドイツ南西部ミュンヘンの大衆紙「Abendzeitung Munchen」が掲載した記事によると、地元の菓子職人はコツとして「アーモンドの質」をまず挙げています。上質のものを選ぶことで、舌触りがなめらかになるそうです。また、生地を休ませる時間は1時間程度が一般的ですが、24時間にするとさらに風味が良くなるとのこと。
また、オーストリア政府観光局もイタリアのレシピサイト「Ricetta.it」提供のレシピを日本語で紹介しています。こちらは生地に卵白、粉砂糖、挽いたアーモンド、シナモン、塩を。アイシングに卵白、粉砂糖、レモン果汁を使うさらにシンプルなレシピです。
多くのレシピに共通しているのは、挽いたアーモンドをたっぷりと使い、生地を一定時間休ませてから低い温度でじっくり焼くこと。上のメレンゲ部分が焦げやすいことから温度は必ず低めに設定されています。こうしたポイントに注意すれば、アレンジも自在になるでしょう。
(Hint-Pot編集部)
※Hint-Potの2021年12月16日の記事(https://hint-pot.jp/archives/104835)より抜粋
以下が、イギリス王室が公開した動画です。約10日前に公開されたものですが90万回近く再生されています。
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バックグラウンドの音楽もクリスマス仕様で気分が上がります!
挽いたアーモンドで作るお菓子の食感は、すごく良さそう。今後トライしてみたいと思います。