今年四月に、ハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」を全国に35店舗展開する、株式会社コネクトの弥富洋子社長と、日東紅茶などを取り扱う三井農林による、「在宅勤務の増加がハーブティー業界・紅茶業界に与えている影響」についてコメントした記事を取り上げました。
【過去の参考記事:在宅勤務の増加が「ハーブティー業界・紅茶業界」にどんな変化をもたらしているのか?】(2020年4月27日)
コロナを発端とした在宅勤務の増加により、気分転換や免疫力アップのために、ハーブティーを飲む人が想像以上に増えていることや、紅茶業界においては、時間的余裕が生まれたことにより、リーフティーの需要が大きく伸びていたり、生活のメリハリをつけるため、味もインパクトのあるものを選ぶ傾向が出てきていることがわかってきました。
そして、今月、スタバ(スターバックスコーヒー)の裏メニュー「ミントシトラスティーラテ」のことを取り上げました。
【過去の参考記事:スタバの裏メニューに「ミントシトラスティーラテ」というメニューがあることを知りませんでした。】(2020年6月11日)
実際に、スタバの店舗に行ってみてわかりましたが、上記の裏メニューが存在する店舗としない店舗があるようです。私が行った店舗では存在せず、ミントシトラスティーで購入したのですが、とてもおいしかったです。
スタバへ行くときは、コーヒーばかりを注文してしまいますが、”ミントシトラスティー”を初めて体験したときに、スタバのティーメニューのレベルの高さを実感しました。
そして、そのスタバが”ティー商品専門”の店舗を六本木にオープンすることがわかりましたので、そのニュースをご紹介します。
スターバックス/六本木ヒルズメトロハットにティー専門店
スターバックスコーヒージャパンは7月1日、東京・六本木の「スターバックスコーヒー六本木ヒルズメトロハット/ハリウッドプラザ店」を、色鮮やかで香り豊かなティーを多彩なビバレッジで展開する新たな店舗としてリニューアルオープンする。
1971年、スターバックスがアメリカでの創業当時に掲げていたブランド名は「Starbucks Coffee,Tea and Spices」だった。その名の通り、コーヒーやティーの量り売りからスタートしたスターバックスは、コーヒーに並ぶ主力メニューとして、さまざまなティービバレッジや商品を提案し続けてきた。
また、スターバックスコーヒージャパンでは、「抹茶」「ほうじ茶」といった日本になじみ深いティーを使い、スターバックスらしいラテやフラペチーノなどに仕上げた新しいティー体験を開発、提案し、日本の新しいティー文化の一つとして定着させた。
このように、スターバックスのルーツと進化の立役者でもあるティーに改めて着目し、今まで以上に価値を高めていきたいという想いからティービバレッジを存分に楽しむスターバックスをオープンする。
国内外から様々な人々が行き交う六本木というエリアにありながら、比較的ゆっくりとした時間が流れている「スターバックスコーヒー六本木ヒルズメトロハット/ハリウッドプラザ店」。
「Special Tea Time」(スターバックスのティーで心にゆとりを)をコンセプトにお客の気分に寄り添う、多彩なティービバレッジを用意する。心にゆとりを感じるティータイムを過ごせる店舗を目指す。
店内では、すべてのビバレッジをガラスマグで提供。明るい木目調の店内でビバレッジの鮮やかな色や、本格的なティーが放つ、心いやす香りを楽しめるという。
■スターバックス六本木ヒルズメトロハット/ハリウッドプラザ店
所在地:東京都港区六本木6-4-1メトロハット/ハリウッドプラザ
TEL:03-3403-7716
営業時間:7時~23時(※当面22時までの短縮営業)
定休日:なし
店舗面積:146.45m2
席数:店内49席、外部席36席
※当面の間は、セーフティーオペレーション実施に伴い減席で営業※流通ニュースの2020年6月26日の記事(https://www.ryutsuu.biz/store/m062640.html)より抜粋
非常に魅力的な店舗です。どんなメニューが置いてあるのかがとても気になりますが、以下の記事にメニューの一部が載っています。
スターバックス、ティーメニューが主役の新店舗が六本木に – 新作“ティーフラペチーノ”など限定展開
スターバックス(Starbucks)の六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店がリニューアル。ティーメニューに特化する店舗として、2020年7月1日(水)にオープンする。
ティーメニューが主役のスターバックス、六本木に
日比谷線六本木駅改札を出てすぐの場所に位置し、そのアクセスの良さから多くの利用者が訪れる、スターバックス 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店。今回のリニューアルに伴い、スターバックスのティーブランド「ティバーナ」のメニューをメインとする新たな店舗へと生まれ変わる。
ティバーナとは
「ティバーナ」は、2016年より日本での展開がスタートしたスターバックスのティーブランド。選び抜いた上質な茶葉とボタニカルな素材を使用したメニューで、これまでにないティー体験をゲストに提供している。当店以外では、東京・中目黒のスターバックス リザーブ ロースタリー 東京2階「ティバーナ バー」にて豊富なラインナップを楽しむことが出来る。
3カテゴリーの新作限定ティードリンク
リニューアルと同時に登場するメニューには、“ティー クリエイション”、“ティー フラペチーノ”、“ティー ラテ”の3カテゴリーの新作ドリンクをラインナップ。いずれのカテゴリーのメニューも、六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店限定での提供となる。
ティー クリエイション
“ティー クリエイション”は、フルーツをふんだんに使用したティービバレッジシリーズ。茶葉の個性と華やかなフルーツの組み合わせが新鮮なドリンクを用意する。
中でも、店舗のシグニチャーメニューとなる「ゆず&シトラス ラベンダー セージティー」は、是非一度は味わって欲しい一杯。オレンジ、リンゴ、パイナップルとサジーの香り、ほのかに香るラベンダーとセージの風味が爽やかなハーモニーを奏でる。アクセントとなる、シトラス果肉とルビーグレープフルーツジュレの食感もポイントだ。
ティー フラペチーノ
スターバックスの定番人気ドリンクであるフラペチーノを、ティバーナの茶葉を使ってアレンジした“ティー フラペチーノ”。フルーツを使った色鮮やかなメニューのほか、ほうじ茶やブラックティーをミルクと合わせたメニューが登場する。
注目は「和三盆 抹茶フラペチーノ」。抹茶をミルク、和三盆糖と合わせ、優しく上品な甘さに仕上げた。なお、抹茶には、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京と同じ厳選した茶葉を使用している。
ティー ラテ
“ティー ラテ”は、ほっと一息つきたい時に最適なビバレッジシリーズ。各ドリンクでは、抹茶やほうじ茶、紅茶などをミルクや砂糖とを合わせ、程よい甘さに仕上げている。オーダー後にその場でシェイクするアイスメニューでは、柔らかくふんわりとした口当たりを楽しむことが可能だ。
通常のスターバックス店舗で人気の「チャイ ティー ラテ」をアレンジした「ジンジャー チャイ ティー ラテ」は、甘みのあるチャイシロップとピリッとしたジンジャーシュガーがマッチ。黒糖のコクも感じられる、優しく上質な味わいはリラックスタイムに最適だ。
季節限定メニューも
さらに、当店でしか楽しめない季節限定のメニューも登場。オープン時には、ハイビスカス、ドライアップル、リコリス、シナモンなどをブレンドしたハーブティー「パッション ティー」に、マンゴーの果肉とパッションフルーツを加えた「トロピカル マンゴー パッションフルーツ&ティー フラペチーノ」を限定メニューとして販売する。
フードやスイーツも
スターバックス定番のフードやスイーツもカウンターで購入することが可能。ティータイムのお供となるドーナツやスコーンはもちろん、サンドイッチなども取り揃えているのでランチタイムでの利用もおすすめだ。
空間や提供する容器にもこだわりが多数
また、テーブルをは明るい木目調で統一し、壁には世界各国のティーをイメージしたタペストリーを飾るなど、店内の空間にはゆったりとしたティータイムを過ごせるようなこだわりが多数。なお、ティーの鮮やかな色合いや見た目も楽しめるよう、ドリンクはグラスとガラスマグで提供される。(ストレート ティーは通常マグカップで提供)。
【詳細】
スターバックス 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店 リニューアル
オープン日:2020年7月1日(水)
営業時間:7:00~23:00
住所:東京都港区六本木6-4-1 メトロハット/ハリウッドプラザ 地下1階
TEL:03-3403-7716
定休日:なし
席数:店内49席、外部席36席
※オープンより当面の間は減席。<メニュー例>
・ティー クリエイション
ゆず&シトラス ラベンダー セージ ティー(ホット/アイス) 590円+税、ストロベリー&パッション ティー(ホット/アイス) 540円+税、トロピカル マンゴー パッションフルーツ&ティー 540円+税
・ティーフラペチーノ
ゆず&シトラス ラベンダー セージ ティー フラペチーノ 680円+税、ストロベリー&パッション ティー フラペチーノ 680円+税、トロピカル マンゴー パッションフルーツ&ティーフラペチーノ 680円+税、和三盆 抹茶 フラペチーノ 680円+税、和三盆 ほうじ茶 フラペチーノ 640円+税、クラシックティー ラテ フラペチーノ 590円+税
・ティー ラテ
和三盆 抹茶 ティーラテ(ホット/アイス) 590円+税、和三盆 ほうじ茶 ティーラテ(ホット/アイス) 540円+税、ジンジャー チャイ ティー ラテ(ホット/アイス) 490円+税、クラシックティー ラテ(ホット/アイス) 490円+税
※価格は全てトールサイズ。※Fashion Pressの2020年6月26日の記事(https://www.fashion-press.net/news/62015)より抜粋
この店舗はすぐに足を運び、いくつかのメニューを体験してみたいです。
個人的には、ゆず&シトラス ラベンダー セージ ティーの風味が気になってしょうがないです。
今回のスタバの動きは、競合他社に与えるインパクトは大きいと感じますので、今後の業界の動向が楽しみです。