婦人科系疾患に用いられるチェストベリー(セイヨウニンジンボク)が使われたハーブティー、サプリメント、PMS治療薬を試した女性の感想が書かれた記事

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ハーバルセラピストの資格を取得したJAMHA(日本メディカルハーブ協会)から、年4回会報誌が届くのですが、個人的にはその到着が非常に楽しみです。

その理由として、毎回様々なイベント情報が掲載されていることは勿論なのですが、もう一つ、特定のハーブに焦点を当てて、様々な角度からの知識を学ぶことができるように特集が組まれていることが、私にとっては大きな魅力になっています。

因みに、今号(冬号)は、「チェストベリー」というハーブの特集が組まれていました。

正直、チラッと聞いたことがある程度で、どんな効能を発揮するハーブなのか等全くといっていい程知らなかったのですが、会報誌を読んでいるときに、和名が「セイヨウニンジンボク」と書かれており、「あ!」と思いました。

Instagramにもアップしたのですが、2年前に、山梨県の河口湖ハーブフェスティバルで、「セイヨウニンジンボク」と書かれた植物と出会い、その名前のインパクトにより、ずっと覚えていたのです。

 

 
 
 
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2年前に、山梨県の河口湖ハーブフェスティバルで、「セイヨウニンジンボク」と書かれた植物と出会い、その名前のインパクトにより、ずっと覚えていたのですが、、JAMHA(日本メディカルハーブ協会)の会報誌(冬号)がチェストベリーの特集を組んでいて、それがセイヨウニンジンボクのことだとわかりました。 婦人科系疾患に用いられるので、今まで私自身との接点が少なかったのですが、今後は家族に適用していきたいハーブだと感じ始めています😊 #ハーブアロマの専門家の集合サイト #placeauxherbes #プラースオウエルブス #enjoyherballife #エンジョイハーバルライフ #ハーブのある暮らし #香りのある暮らし #スパイスのある暮らし #アロマ #ハーブ #スパイス #herb #aroma #spice #アロマテラピー #植物療法 #薬膳 #アーユルヴェーダ #ハーバリスト #ハーバルセラピスト #ハーブティー #ハーブウォーター #チェストベリー #セイヨウニンジンボク

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「あのセイヨウニンジンボクは、婦人科系の疾患に用いられているチェストベリーのことなんだ」という認識が、JAMHAの会報誌のおかげで気づくことができたわけなのですが、

ちょうど本日、そのチェストベリーに関連するニュースで興味深いニュースを見ましたので、ご紹介したいと思います。

PMS対策!生理前のイライラや不調には「チェストベリー」が効いた★

チェストベリー

生理前の体や心に現れる不調、PMS(月経前症候群)は、多くの女性を悩ませています。なんだかイライラする、気分が落ち込む、体がだるい……そんな生理前のつらい症状には、西洋ハーブの「チェストベリー」が効果的なのだとか!

今回は、チェストベリーを用いた生活に取り入れやすいPMS対策アイテムと、実際に愛用している女性の体験レポートをご紹介します。

「チェストベリー」って?

チェストベリー

チェストベリーとは、地中海沿岸や中央アジア原産の低木「チェストツリー(セイヨウニンジンボク)」になる実のこと。ギリシャ・ローマ時代から、さまざまな婦人科疾患の治療に使われてきた伝統的な西洋ハーブです。

現在は、欧州薬局方をはじめ海外の多数の公定書に収載されており、品質や有効性、安全性が評価されています。さらにPMSや月経不順、乳房痛への効能・効果も認められている、まさに女性の味方!
<参考>ゼリヤ新薬「プレフェミン」西洋ハーブの医薬品

近年ではこのチェストベリーを用いた、女性特有の悩みを解消してくれる商品が数多く登場しています。

今回は、チェストベリーが使われたハーブティー、サプリメント、PMS治療薬を試した女性の感想をお伝えします。

HARE BARE ハーブティー

HARE BARE
写真提供/@and_mamalifeさん

「子どもとの時間ももちろん、仕事も家事も自分のことも楽しみたい♡」をテーマに、暮らしの工夫を発信しているママ、あさみさん(@and_mamalife)が試したのは、HARE BAREのハーブティー。

HARE BAREは、女性のPMSや更年期障害をサポートするホルモンバランスの研究チーム。食事や運動、リラックスなど、自然の力による症状の改善を提案しています。

女性のお悩みに特化したハーブティーの中から、あさみさんは「#女性のイライラ専用」と掲げられている「チェストベリー&黒豆茶ブレンド」をチョイス。価格は15包入り1,100円(税込み)です。

甘く香ばしい黒豆茶は、和食やおやつにもぴったり。チェストベリーだけでなく大豆イソフラボンも摂れるのがうれしいですね。

HARE BARE
写真提供/@and_mamalifeさん

ノンカフェインのおいしい飲み物を探していたら、イライラも予防してくれる(気がする)ハーブティーに出合いました。

今月は生理前にイライラしなかったのは、これのおかげかも…? 黒豆とレモンの味がする爽やかな味で、おいしいです。

入っているもの:有機チェストベリー、有機国産黒豆、有機キンモクセイ、有機セントジョーンズワート、有機カモミール、有機ラズベリーリーフ、有機レモンバーム

黒豆茶ブレンド以外に、ルイボスブレンドや、セントジョーンズワート抜きのルイボスブレンドも販売されてます。

※「セントジョーンズワート」は他の薬と併用できないことがありますのでご注意ください。

※妊娠中・授乳中も飲用可能ですが、安全のため妊娠が判明しましたら飲用を中止してください。

女性バランスサポートサプリ ハレルナ

ハレルナ
写真提供/@otoku_daysさん

Instagramで美容やコスメに関する情報を発信しているママ、おとくちゃんさん(@otoku_days)は、チェストベリーが配合されたサプリを飲んでいるそう! 価格は1袋30日分5,800円(税抜き)です。

ハレルナは、チェストベリーをはじめとした女性にうれしいハーブ10種類や、ストレスケア成分のGABA、心と体のバランスを整えてくれるビタミンB群が配合されたサプリメント。

生理前でも、心も体も穏やかに過ごせるようにと女性のために開発されました。

ハレルナ
写真提供/@otoku_daysさん

女性特有の悩み…、PMSや生理痛がひどく毎月かなり悩んでいました。

ホルモンバランスの乱れが原因でイライラが止まらないんです。

以前はピルを飲んでいましたが、できるだけ負担をかけたくないので、こちらのサプリを飲んでいます♪

チェストベリー&GABAが配合されていて、心と体をゆるやかに整え、穏やかな毎日をサポートしてくれます。

薬と違って穏やかに効果が出てくるから、体にも負担がなさそうでいいなぁ。

小さめな粒を1日1粒飲むだけでいいので続けやすい!

毎日続けて飲んでいますが、イライラしない日も増えてきたような気がします。次の生理が少し楽しみです!

サプリメントなので即効性はありませんが、長く続けて飲んでいきたいなと思えるサプリメントです♡

※女性ホルモンのバランスを整える成分が含まれているので、妊娠中・授乳中はお控えください。

PMS治療薬 プレフェミン

プレフェミン
写真提供/Mさん

生理前のイライラに悩まされていたという1児のママMさんは、PMS治療薬のプレフェミンを試してみたそうです。価格は1箱30日分1,800円(税抜き)。

ゼリア新薬のプレフェミンは、日本で唯一のPMS治療薬。国内ではじめて承認された、PMSのための薬です。

有効成分であるチェストベリー乾燥エキスを含んでおり、スイスやオーストラリアをはじめとする多くの国で、一般用医薬品として使用されています。

1日に1回1錠、継続的に服用することで、PMSの精神的症状、身体的症状の両方において、改善される可能性が高いことが臨床試験によってわかっているのだとか!

具体的には、乳房のはり、頭痛、イライラ感、怒りっぽい、気分変調などに効果があるとされています。

これのおかげでイライラが軽減されていることが、ものすごーーーく実感できました!

落ち着いてたし、試しに!と1カ月やめてみたら、いやまぁ…ひどい!
娘さんのイヤイヤ期爆発なのもあるけども、イライラの度合いがひどい…。

プレフェミン様様でした。

またお世話になります…。

※妊娠中・授乳中の服用はお控えください。

PMSは女性特有の悩み。生理前、心や体の不調に毎月悩まされているという方は、チェストベリーを試してみてはいかがでしょうか? ご自身に合った、PMS対策アイテムを探してみてくださいね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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取材協力:あさみさん(@and_mamalife)、おとくちゃんさん(@otoku_days)、Mさん


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ベビーカレンダーの2020年1月12日の記事(https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/12761)より抜粋

 

3つ目に取り上げられているゼリア新薬のプレフェミンのパッケージは、見覚えがあります。

それが、日本で唯一のPMS治療薬で、その成分としてチェストベリーが使われているということは知りませんでした。

私は男性なので、PMSのイライラの質を体験したことがないのですが、上記のイライラが改善されたという体験談を見ると、妻と娘にしっかりと情報提供をしようと思いました。

以下のサイトには、チェストベリーの女性の人体への作用のメカニズムが説明されています。

 チェストベリーは古くから生理痛などの婦人科疾患に用いられてきた歴史があり、19世紀の米国ではエクレクティック派(折衷主義)の医師はチェストベリーを通経薬としてだけではなく催乳薬としても用いました。

その後の科学的研究によればチェストベリーはホルモン中枢である脳下垂体に直接作用し、黄体形成ホルモン(LH)の分泌を増加させ、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を抑制します。

これによって黄体の機能不全による月経過多や乳房の張り、水分滞留などの症状を緩和し、生理時のニキビや口唇の疱疹、ひざのむくみなどにも用いられます。

また催乳ホルモンであるプロラクチンの分泌を増加させるため母乳の分泌を促す目的でも用いられます。

なお、この作用のメカニズムはチェストベリーがドパミン受容体に働きかけるためと考えられています。

チェストベリーは生理前症候群と更年期障害の両方に用いられますが、その他に子宮筋腫や子宮内膜症への適応が試みられ、またピルの服用中止後の自然な排卵の回復にも用いられています。

 

また、以下の、「統合医療」情報発信サイトには、チェストベリーの効能に対する科学的根拠についての記述があります。

科学的根拠

●いくつかの研究では、チェストベリーに月経前症候群に対する効果があるということがわかっています。しかし大抵の研究は適切にデザインされていないので、確たる結論を導き出すことはできません。

●チェストベリーが乳房痛やある種の不妊症に効果がある可能性を示唆する小規模試験がありますが、チェストベリーがこれらの症状に効果的かどうかの決め手となる信頼できる科学的根拠は十分ではありません。

●NCCIHはチェストベリーに関する研究に助成しています。チェストベリーが体内でどのように作用し、月経前症候群の症状に効くのかを調査しています。

さらに、以下のページには、チェストベリー(セイヨウニンジンボク)の育て方等、幅広い情報が載っており参考になります。

チェストベリー(セイヨウニンジンボク)については、今後も地道に情報を集めていきたいと思います。

 
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