「脳のストレス」と「免疫力」の関係。ベルガモットの免疫力アップ効果の相対的な持続性の高さに驚きました。

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私自身、まだ、フレッシュなベルガモットの果実に出会ったことはないのですが、以前、カルディで買ったイタリア製のベルガモットマーマレードを食べたときに、その柑橘系の風味の中に渋みを持った独特の深みのある香りに感動したことがあります。

【過去の関連記事:ベルガモットのマーマレードを初めて体験。それをきっかけに日本で国産ベルガモットを栽培している場所があることを知りました。】(2018年7月9日)

そのベルガモットの精油の免疫力アップ効果に関する実験結果について先日取り上げたことがあります。

【過去の参考記事:「ベルガモット精油の香りで免疫力がアップする可能性」が見えてきた”国立スポーツ科学センター”の実験について

この実験の要旨は、ベルガモット精油の香りを30分間嗅ぐことで、唾液中の分泌型免疫グロブリンA(IgA)(からだを細菌やウイルスなどから守る、体内の抗体の一種)の分泌速度が有意に増加するとともに、コルチゾール(ストレスを受けたときに増加するホルモン)濃度が低下することが確認されたというものです。

この実験内容の中で、ベルガモット以外の2種の精油を比較対象として使用していることが明かされていますが、何の精油だったのかが示されていませんでした。

しかしながら、先日NHKで、脳のリラックスと免疫力アップの相関に関する特集があったそうなのですが、その中で、上記の実験における比較対象となった精油に関する情報が明らかになっていることを知りました。

NHKのHPの中で、番組の要点を文字起こししながら、写真と共にわかりやすく説明されているのでご紹介します。

NHKの記事には保護機能がかかっていて、参照記事として全文を載せることができませんので、以下にリンクを貼ります。

ベルガモットと比較されていた2種の精油は、ラベンダーとレモンでした。

この相対比較における特性の違いは面白いですね。同じ柑橘系のレモンは、IgAの分泌速度が突然失速する一方、ベルガモットは後半にグッと伸びています。

また、ラベンダーはリラックスの代表的なハーブという印象があるので、脳のリラックス効果が高そうですが、免疫力アップとの相関性は薄いということなのでしょうか。

様々な興味が湧いてきます。

このような具体的な実験によって、体内の抗体・ホルモンレベルの増減を確認していく動きは今後もっと活発していきそうでワクワクします。

ベルガモット精油については、今後のハーバルライフの中で有効活用していきたいという想いが湧いてきました。

 
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