日本一の胡麻(ごま)の産地は、鹿児島県・喜界島であることを初めて知りました。

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七味唐辛子やごま塩などに使われている「胡麻(ごま)」は、私が生まれた1970年代にはすでに日本人の生活の中に深く浸透していた記憶が残っており、且つ、今現在も広く活用されています。

しかしながら、「植物としての胡麻」の話になると、私自身、知らないことがほとんどです。そもそも胡麻の世界の生産量の配分も全く知らない状態です。

因みに、2011年の日本の胡麻の輸入量のTOP3は、一位:ナイジェリア、二位:タンザニア、三位:ブルキナファソという順になっており、全てアフリカになっています。

世界の生産量で見ると、ミャンマー・インド・中国で約6割を占める状況のようです。

また、種類別・目的別の胡麻の生産量でみると、”搾油用ごま”はアフリカ、”白ごま”は中南米・アフリカ・中国、”黒ごま”は東南アジア・中国、”金ごま”はトルコ・中国というように、産地が異なるようです。

※上記の輸入量・生産量の話は、以下のデータ(ごま油で有名なかどや製油のHP)を参照しました。

ごまの発祥、伝来の歴史、そして、どのように育つかについても、かどや製油のHPがわかりやすいので以下に貼ります。

(発祥・伝来の歴史)

(どのように育つか)

日本で消費されるごまのほとんどが海外からの輸入に頼っており、自給率は0.1%と言われているようなのですが、その0.1%のほとんどを、鹿児島県の喜界島が賄っているということを先日知りました。まずはそのニュースを取り上げたいと思います。

日本一のごまの産地はミツバチの楽園でもある!一年中、花が咲く喜界島で季節ごとに変わるはちみつで島おこし

株式会社喜界島薬草農園(本社:鹿児島県大島郡、代表取締役:石原 健夫)は、12月5日(木)より、従来のはちみつに加え、今年のごまの花から採れたはちみつや、クリーム状に結晶化したクリーミーはちみつなど、新たなラインナップの国産純粋はちみつを「島の太陽と潮風」オンラインショップで販売いたします。

島の太陽と潮風で育ったはちみつラインナップ

夏の喜界島の風物詩といえば、一面に咲く、白い花。この白い花の正体は、ごまの花です。日本は、国内で消費されるごまのほとんどすべてを外国からの輸入に頼っており、自給率はわずか0.1%と言われています。その希少な国産ごまのほとんどが喜界島で生産されており、日本一のごまの産地です。この一面に咲くごまの花にミツバチが集まるのです。

喜界島は起伏の少ないなだらかな地形と温暖な気候のおかげで、一年中、様々な花が咲いています。いわば、ミツバチにとっての楽園です。この特徴を生かして、喜界島薬草農園では2年前から、四季折々のはちみつの採取を始め、島の産業のひとつにしたいと活動を行ってきました。

採取する花の種類が違えば、当然、はちみつの色や味わいも変わってきます。後味に花の香りを感じたり、その時々の一期一会のはちみつの味わいは、特別な経験です。加熱したり、加工したりすることで、安定的な供給をすることはできますが、大切な栄養や香りが損なわれることを恐れ、非加熱、無添加にこだわることにしました。

※SankeiBizの2019年12月5日の記事(https://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/191205/prl1912051226088-s1.htm)より一部抜粋

このニュースは、喜界島薬草園(長命草(ボタンボウフウ)の栽培・研究で有名なようです)のはちみつ商品のプレスリリースです。

喜界島は、奄美大島の東にある島です。

どんな島なのかについては、以下の3つのページを見て頂くと概要は掴めるかと思います。



喜界島におけるごま栽培の情報としては、喜界町役場のHPに以下の内容が記載されています。

喜界島は、ゴマの栽培に適した気候、土壌であることから、国内最大の産地となっています。5月中旬に播種(種まき)をして、7月から収穫が始まり9月ごろまで続きます。収穫時期は島の至るところで、ごまの天日干しの「セサミストリート」が出現し、ほかでは見ることができない風景をご覧いただけます。

リアルなセサミストリートが見れるという事ですね! 面白そうです。

また、以下の「国産胡麻栽培記」というブログでは、喜界島のみならず、日本各地のごま栽培の情報が詰まっています。

奄美大島へ行った時に、ハーバリストにとっては、喜界島は必ず立ち寄るべき島かもしれません。

胡麻の世界もコツコツと知見を深めていきたいと思います。

 
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