以前一度ご紹介しましたが、私自身、毎週火曜日の夜中の楽しみとして、ハーブのインターネットラジオを聞いています。
【過去の関連記事:【2019年4月2日(火)~毎週火曜日】鎌倉FM(全国で聴くことが可能)にてハーブのラジオ番組スタート】
毎週様々なネタが飛び出すので、夜中の眠気にワクワク感が打ち勝っています。
このラジオ番組の中で、先週と今週が全国のハーブ園特集をやっていたのですが、紹介されたハーブ園情報の中で、今まで全く知らなかった場所が取り上げられていました。
そのハーブ園は、オリーブで有名な香川県にある、『五色台ハーブ園』です。
香川県というだけで、ハーブ好きにとってはオリーブにバイアスがかかってしまい、ついつい様々なハーブが楽しめるハーブ園のことが盲点となっていたなあ、と今回感じました。
『五色台ハーブ園』は、特色のある面白いハーブ園なのでご紹介したいと思います。早速、ホームページの「五色台ハーブ園とは」から見てみたいと思います。
五色台ハーブ園とは
~運営母体・開園理由・願い・セールスポイント~
瀬戸内海国立公園 五色台にある五色台ハーブ園は約15,000㎡の面積にハーブを栽培しています。
運営母体である公益財団法人喝破道場は、「禅」の生活をベースに青少年の自立支援を行っている公益法人です。
自立支援プログラムの一環としてハーブの栽培や加工を行っています。禅道場の環境は地中海とほぼ同じであるといわれています。瀬戸内の温暖な気候と潮風を受け、自然がのびのびと息づく汚染されていない土壌にハーブ園を開園しました。そこで農薬や化学肥料を一切使用せず一つひとつ大切に育まれ収穫されるハーブは、収穫量も少なくとても貴重なものなのです。良いものをという思いのこもったハーブは、その願いどおりイキイキと育ち、作り手の愛情が伝わる素晴らしい品質を誇ります。
そんな価値のあるハーブを『禅ハーブ』としてブランド化し販売しております。
喝破道場はハーブを育て始めて15年になります。
始まりは、農作業中心のカリキュラムの中で、少量のハーブを育てていたところ、普段から落ち着きのない子ども達にハーブ周辺の草抜き作業を指示すると、最後まで集中して作業を行い、ある者は落ち着くと言い、ある者は気持ちいいと言いました。
ハーブの持つアロマ効果、ハーブの力に魅せられ、今日のハーブ事業まで展開しました。
ハーブを栽培することで青少年の自立を図り、ハーブを販売することで、青少年の就労に結びつく事を願っています。
自然豊かな瀬戸内海国立公園「五色台」で農薬を使わず自然栽培で育てたハーブを遠赤外線で乾燥して無添加のままティーパックに詰めました。遠赤外線乾燥により鮮やかな仕上がりとなり、熱湯を注ぐと香り高く上質なハーブティーです。
ハーブティーの他にハーブを蒸留したハーブウォーターやはと麦の加工品なども取り扱っております。
≪セールスポイント≫
【made in 香川 ~地中海と同じ環境~】
国産ハーブを販売している事業体は全国でも数少なく、市販されているハーブのほとんどが外国産です。弊社は国産ハーブであることはもちろん、栽培地である瀬戸内海国立公園 五色台にある五色台ハーブ園は、夏は涼しく乾燥気味で、冬は温暖で雨が多めで地中海とほぼ同じ環境にあり、ハーブづくりには最適です。
【安心・安全な自然栽培、加工時にも無添加】
温室栽培は年間と通じて商品を安定して提供することができますが、温室で育ったハーブは貧弱で色素が薄く、風味は薄くなります。弊法人のハーブは農薬、化学肥料に頼ることのない自然栽培ですので肉厚な葉や花、色素は濃く、風味は香り高く上質な味わいになります。収穫後も食品添加物を使うことなく自然な味わいを提供いたします。
栽培法には「奇跡のりんご」で有名な木村秋則さん指導のもと木村式自然栽培法でハーブを育てています。
【遠赤外線乾燥】
遠赤外線をハーブ乾燥に利用すると、組織細胞を破壊することなく、栄養素を保ったままで、色・香りに変化を与えることなく、安全で効果的に乾燥を行えます。
ハーブティーのおいしさは、色・香りの良さが決め手です。そしてこの色や香りはさまざまな酵素群により組成されています。遠赤外線を効果的に放射し、おだやかな安定した温度でハーブを乾燥させ、さらに、遠赤外線が酸素群の活性を促すので、ハーブの乾燥品が香り高く、色鮮やかに仕上がります。
従来の乾燥機は熱風で高温乾燥するため色や栄養価を保つのが難しかったのですが、遠赤外線乾燥機は酸素の少ない状態で低温乾燥させるため、色素や栄養素の劣化を抑えることができました。
※五色台ハーブ園のHPの、「五色台ハーブ園とは」(https://www.goshikidai-herb.com/%E4%BA%94%E8%89%B2%E5%8F%B0%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E5%9C%92%E3%81%A8%E3%81%AF/)より抜粋
こんな素晴らしいハーブ園があったことにとても感動しました。
ハーブの栽培・加工、そして、それを商品として販売するところまでの一連のプロセスを体験していくことで社会における自立心を養っていくコンセプトは、もちろん素晴らしいと感じましたが、
『普段から落ち着きのない子ども達にハーブ周辺の草抜き作業を指示すると、最後まで集中して作業を行い、ある者は落ち着くと言い、ある者は気持ちいいと言いました。』という部分に、ハーブと社会の関わりにおける一つのヒントが見えました。
また、園内の雰囲気は以下の「フォトギャラリー」から確認することができるのですが、本当に立派なハーブ園でとても見てみたいです。
あと、『禅ハーブ』も魅力的な商品が多かったので、先程、ホーリーバジル・セントジョンズワートのお茶と、ローズマリーウォーターを購入してみました。
届くのが楽しみです。
今年10月に小豆島へ行くので、その際に立ち寄ることができればと考えているのですが、運営母体である公益財団法人喝破道場の方々や、青少年の方々から様々な話を聞いてみたいです。
とにかく、非常に有益な情報が得られそうです。
この情報を教えて頂いた、ラジオパーソナリティーのいのうえおとさんには感謝です。