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「バタフライピー」という言葉自体は数年前から微かに聞いた記憶がありますが、はっきりと認識し始めたのが、今年、台湾カフェ「Zen(ゼン)」が日本(東京の表参道)に初上陸したというニュースだったと思います。

この「バタフライ」+「ピー」というネーミングの面白さもあり、今年になってニュースを見たときは大きなインパクトがありました。

しかも、台湾カフェ「Zen」のホームページを見ると、このハーブはアントシアニンの青い色を楽しむことが目的で使われていることが分かったので、「ブルーマロウ(ウスベニアオイ)」と比較して「色の持続性」はどうなのだろうか?とすぐに思いました。

台湾カフェ Zen のホームページのメニューより

なぜかというと、以前、ブルーマロウの青色を楽しもうとしたら、恐らく酸化が原因だと思うのですが、お湯を注いだ直後は青色を楽しめるのですが、急速に黄色みがかっていったという体験があるからです。

検証に移る前に、「バタフライピー」のルーツ・語源について調べてみました。

【ルーツ】
ルーツはインドの伝承医学アーユルヴェーダにおける薬草(根・種・葉)として、長い歴史を持つ植物です。

安定性に優れた青い花弁の色素は、タイなど東南アジアの国々で主に食用着色剤として伝統的に利用されてきました。

当時(2010年)は “バタフライピー” と日本語でググっても検索結果ほぼ無し、ハーブティーとしての情報は無し。ならば尚更、日本で初めて取り扱うためには正しい所から正しい情報を得て知るべきと、先人から伝わる身体に良い影響を及ぼすものとして活用されてきた根拠について学びました。

ラミンティー社ラボの紹介で、タイ国内外の研究者・有識者より伝統的・植物学的・科学的・薬理学的見解をヒアリングし、ご教授いただきました。

花弁の成分については、

抽出液から高濃度の青色アントシアニン(Ternatin)が発見されて(1997年・生物医学文献より)以降、食品科学において期待される自然性、安定性、希少性、多様性について現在も検証が続いています。その特有な色素構造の研究は日本でも行われており、青色媒体の製造方法についての特許を日本の企業が取得しています。

食の多彩な分野で今後の活躍が期待できる植物素材であると、ポテンシャルを強く感じたハーブのひとつです。

Rong Namcha Chiangmai ロンナムチャ チェンマイ ~ チェンマイの茶屋」より一部抜粋

日本の企業が、青色媒体の製造方法についてすでに特許を持っているんですね。。

【語源】
学名では「Clitoria ternatea クリトリア・テルナテア」というButterfly Pea(バタフライ・ピー) は、赤道付近の熱帯アジア原産マメ科の蔓(つる)性植物。

タイ名は「アンチャン」 和名では「蝶豆」(英語名の直訳) と呼ばれています。

熱帯気候の地域や温室では年間を通してキレイな花を咲かせる多年生ですが、耐寒性が無いため日本のような地域では暑い夏だけ花を楽しむことができる一年草として扱われています。白、またはピンクの花を咲かせる変種もありますが、代表的な花色は青。

鮮やかで目が覚めるような青色と貝殻のような形をした花の様子が「蝶」に似ていることが名前の由来です。

優れた薬効ハーブとして、生息する熱帯地域では古くから、豆 ・ 葉 ・ 根 の各部位を多目的に利用しているそうです。

Rong Namcha Chiangmai ロンナムチャ チェンマイ ~ チェンマイの茶屋」より一部抜粋

実際の花の写真はこちらです。

たしかに花びらが二つに分かれているので、蝶のネーミングが付くのが理解できます。

ではでは早速、青色の持続性の検証です。

ドライのバタフライピーです。

お湯を注いだ食後の色の感じです

2分を経過したころの色の感じです

グラスに注いでから3分後

グラスに注いでから15分後

グラスに注いでから30分後

一夜明けてから(10時間後)。まったく色が変化しません。

 

ブルーマロウと比較し、圧倒的にバタフライピーの勝利です。10時間以上経っても全く色が変化しないということは最低限数日は持続する勢いかもしれません。どういう環境の変化で色が変わるのかというのも興味が沸きます。

レモンなどのクエン酸に触れるとピンク色に変化するという特性(アントシアニンの特性)は、ブルーマロウと共に一緒です。

ただ、アントシアニンの質が違うようです。この辺りについて、「バタフライピー」と「ブルーマロウ」の違いについて非常に詳細に書いているブログ「ハーブティーいろは」より一部抜粋します。

バタフライピーとブルーマロウの違い(アントシアニン)

上記の比較表には、糖が結合しているかいないかだけの違いしか書いていませんが、アントシアニンの「強さ」「安定性」の違いの要素は色々あるみたいで、このブログの著者が調べた限りにおいては以下のような原因があるようだと書いています。

構造的なもの
pH
酵素
酸素
温度

アスコルビン酸(ビタミンC)

金属
など。。。

かなり研究しないと説明できないレベルですね。

味については、若干、豆っぽい風味があるという感じで、ブルーマロウの雰囲気と似ていました。タイでは、砂糖とライムを加えて飲むのがメジャーな飲み方のようです。

今回の色の持続性の検証を経て、バタフライピーは食べ物の色付けに非常に適したものだということが分かりました。スピルリナは緑色の代表のような感じですが、バタフライピーは青色の代表とも言えるような強さと安定性を持っています。

妻と娘はスイーツを作ったりするのが好きなので、色付けの道具としても活用していけると思いました。

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