ジャワティー(JAVA TEA)の正体を知って少し嬉しくなったというお話。

※広告

多くの日本人にとっては、『ジャワティー(JAVA TEA)』と言った場合に下記の映像が頭に残っているのではないでしょうか。

大塚製薬から発売された「シンビーノ ジャワティ ストレート」です。

烏龍茶よりもスッキリした味で無糖、無添加、無着色、無香料を売り文句に一時期かなりの人気を博した商品だったと記憶しています。

今も継続して販売されているはずで、数年前にコンビニエンスストアで購入し飲んだことがあります。

当時は、ジャワティー(JAVA TEA)と聞いて、「ジャワ島(インドネシア)のお茶の葉っぱを使った飲料なんだな」くらいしか思っておらず、特に深く調べようと思ったことはありませんでした。

しかしながら、先月行ったマレーシア・ペナン島にて「トロピカルスパイスガーデン」へ行った際に、ガーデン内の休憩所で”JAVA TEA”の表記を見て、「お!」となりました。

『Orthosiphon Aristatus(学名)は、キャッツウィスカー、もしくは、JAVA TEAとしてよく知られており、その名前(キャッツウィスカー)は、長く突き出た細毛を持つ独特の花が「ねこのひげ」に似ているところからきています。薬用として知られていて、東南アジア原産。効能は、腎臓結石や腎炎緩和や、痛風治療、高血圧の低下、血糖値調整による糖尿病治療』という記載があります。

これを見たときに、「あのジャワティーは、この猫のひげのような毛を持つキャットウィスカーという植物の葉を使ったものだったんだ!」と感動しました。

ただ、”キャットウィスカー”というハーブは日本では馴染みが無く、個人的に初めて聞く名前だった為ネットで調べてみると、マレー語の【クミスクチン(Kumis Kuching】とイコールであることがわかりました。

日本ではこの「クミスクチン」という名前の方が浸透しているように思いますし、2年ほど前に”クミスクチン茶”を買っていた記憶が蘇りました。。(当時は、これがジャワティーだったとは気づかず飲んでいました)

【2019年8月25日に追記】
大塚製薬のジャワティーは、ジャワ島で採れたアッサム種の紅茶であることが、以下に頂いたコメントで判明いたしました。大塚製薬のHPにもそう記載されています。大変失礼いたしました。

その場で飲んでみたのですが、ステビアが入っていて甘みが添加されていることにより非常に飲みやすく、5杯くらい飲んでしまいました。

【過去の参考記事:トロピカル・スパイス・ガーデン(マレーシア・ペナン島)の植物たち【スパイステラス編】

ガーデン内の見学を終え、出口にある売店を見ていた時に、このキャッツウィスカーの茶葉が売られていたので、日本へ帰ってゆっくりと飲みたいと思い購入しました。

先程の休憩所の表記とはまた違った角度で記載されています。適用として「膀胱炎、糖尿病、腎感染、胆石治療の利尿剤として用いられる。この植物は、抗アレルギー作用、降圧作用を持つものとしても知られている。」という記載があります。飲むときは、蜂蜜やステビアで甘みをつけた方がいいようです。

早速先日飲んでみましたので、簡単にレポートします。

袋から取り出すとこんな感じのドライです。
お湯に入れると、あのジャワティーの色が出てきたように思います。
ストレートバージョンと、蜂蜜入れたバージョンを試しましたが、蜂蜜入れたバージョンの方が気に入りました。

今後「クミスクチン」に関する情報を入手した際は、今までとは違った視点で見れるようになっていると思います。

Like! Provence – プロヴァンスが大好きな、貴方へ。(バナーをクリック!)

2件のコメントがあります

  1. アバター画像

    お茶好きさん、貴重なコメントを頂きありがとうございます。確かにそう記載されていますね。本文中にもそのように追記をさせていただきます。非常に助かりました。

名前 (必須)メールアドレス (必須)サイト

コメントを残す