『アーユルヴェーダの観点からの「花粉症」の捉え方、及び、その対策』が書かれた記事の内容が新鮮でした。

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今年も花粉がかなり舞っているようで、私も目が毎日ゴロゴロする感じで、くしゃみもたまに出ます。

妻は目の痒みがあり、少し辛そうにしています。

今の時期は特にネトル等を中心にハーブティーを淹れ、春季療法を意識しているのですが、

今年はハーブティーでの対策に加え、超音波アロマディフューザーにて、常時ペパーミントを活用したり、

寝る前にアロマポッドで、ユーカリとフランキンセンスの精油を焚き、花粉症対策の観点でどんな体感の変化があるのかを検証しています。

ユーカリとフランキンセンスの精油については、ニールズヤードレメディーズの「メンズアロマテラピー」という本の中で花粉症対策に効果のある精油として紹介されていた為、現在試しています。(先日そのことが書かれたページをインスタグラムでアップしました)

 

 
 
 
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ここ最近、花粉で目がショボショボします。 ニールズヤードのメンズアロマテラピーブックで、花粉症に効果を発揮する精油として、ユーカリとフランキンセンスが紹介されていたので、今日はユーカリで寝てみます😌 #ハーブアロマの専門家の集合サイト #placeauxherbes #プラースオウエルブス #enjoyherballife #エンジョイハーバルライフ #ハーブのある暮らし #香りのある暮らし #アロマ #ハーブ #アロマセラピー #アロマテラピー #ハーバリスト #ハーバルセラピスト #ハーブボール #調香師 #フィトセラピスト #スパイス #ユーカリ #花粉症

S.Kayamoriさん(@enjoyherballife)がシェアした投稿 –

”花粉が舞うシーズンに、ハーブ・アロマでの対策という観点においてどんな方法が最も効果があるか”というのは体質に依存する部分もあるので非常に難しいテーマではあると思うのですが、最大公約数的に「この方法は多くの人に効果がある」という独自の解を得ていきたいという考えもあり、今後もこのテーマは検証し続けていきたいと思います。

そんな中、その花粉症のテーマについて、アーユルヴェーダの観点で書かれた記事の内容が個人的に新鮮でしたので取り上げたいと思います。

”花粉症” アーユルヴェーダ的、その原因と対策。

そろそろ花粉症の季節ですね。今年もたくさん花粉が飛ぶとか・・

花粉症にも良いと言われる、アーユルヴェーダの点鼻オイル。左の”アヌタイラ”は、毎日の健康法としても使用でき、一日2滴ずつ鼻に垂らすと良いといわれます。日本でも、通販などで手に入ると思いますが、初めは鼻に油を入れること自体がちょっと抵抗があると思うので(でも慣れれば簡単!)、ワークショップでやり方を習ったり、知っている人にやり方を聞いてやってみるのがオススメです。 わたしは、高校生くらいまでとてもひどい花粉症だったのですが、アーユルヴェーダを生活に取り入れ始めた今は、当時の夜の生活に、花粉症悪化の原因が潜んでいたなぁ・・と思います。

当時部活少女だったわたしの夜は、だいたいこんな感じ。

毎日21時頃まで、プールで水泳の練習。

髪が濡れたまま、帰宅。

お腹が減ったので、夜食はバナナヨーグルト(大好物)。

特にこの赤字部分、アーユルヴェーダ的には全て、花粉症を悪化させる原因だったのですが、当時は知る由もなく、毎晩鼻がつまりすぎて、ステロイド薬を飲んでも、寝られない日が多かったです(涙)

実はアーユルヴェーダでは、ヨーグルトはあまり良いとされていません。摂るとしてもしても、常温で、消化力の高い昼にとされ、果物との食べ合わせも悪いとされています。ところが、形を変えればそのヨーグルトも消化促進剤に。ヨーグルトを水で割って、シャカシャカして、バターミルクとして飲みます。茶色い粉は、焦がしクミンパウダー。これも、消化促進に。日本でも簡単にできるので、わたしはよくヨーグルト:水=6:4くらいで作ったりします。(でも多分本当のレシピは、もっとヨーグルトは少ないと思いますが、おいしさ優先です)ただし、これも夕方までにいただくようにします。 アーユルヴェーダでは、花粉症はカパ(アーユルヴェーダの体質論で使われる3つのエネルギーのうちの一つ)性の疾患と言われます。

体に不調が起こっている時、このカパのエネルギーは増えてしまっているというのが、アーユルヴェーダの法則なのですが(同じように、残り2つのエネルギーも増えると不調を引き起こします)、増える原因というのは、そのエネルギーの持つ性質と同じものが、体の中に増えてしまうということにあります。

このカパのエネルギーは、重い・粘り・油性・冷たい・湿気ているといった性質を持つため、こういう状態に身を置いたり、食べ物をとったりするとカパ性の疾患や不調を引き起こしたり、悪化させることに。

あぁ・・高校生までのわたし・・・

プールで冷えて、湿気た髪で家に帰り、粘ったものを食べていました・・

いと、悲し。

そんなわたしも、アーユルヴェーダの治療に行って以来、ほぼ花粉症の症状が出ることもなく、今では薬も必要なくなりました。アーユルヴェーダ、様様。

そこでアーユルヴェーダ的、花粉症対策を少し列挙してみたいと思います。カパ性の疾患なので、とにかくカパのエネルギーを体の中に増やさないことが大切です。

●乳製品は控える。(乳製品はカパのエネルギーが増えやすいので)

●ネバネバした食べ物は取らない。(粘性の食べ物はカパのエネルギーが増えやすいので)

●スパイスを積極的にとる。(スパイスのほとんどが、カパのエネルギーを減らすので)

●甘いものを摂らない。(甘い味は、カパのエネルギーが増えやすいので)

●苦味のあるものを、積極的に摂る。(苦い味は、カパのエネルギーを減らすので)

なんてことが、良いと思います。

わたしの場合この季節は、日頃よく飲むチャイは、紅茶やコーヒー(朝の1杯は、カパ減らしにgood。でも飲みすぎは、NG。)に。甘いものを食べたくなったら、蜂蜜を舐める。(ハチミツは、カパのエネルギーを減らすのに効果的!ペッパーなんかをちょこっと混ぜてもgood。)苦味のある春野菜を食べたり、緑茶を飲んだりする。

あと、鼻が詰まりかけたら、よくやるのが、キッチンで鼻スチーム。片手鍋にお湯を沸かし、適当に鼻通りが良くなりそうなもの(ミントティーとか、生姜のスライスとか、レモングラスとか、ハッカ油とか家にあるもので。)を入れて、鼻をスチームするのですが、これが結構オススメです。火は消したりつけたり、適当に湯気が出る程度にして、もちろんヤケドには注意。しばらくして、鼻水が出てきたら、最初に紹介した点鼻オイルを入れれば(省略してもOK)、その後30分くらい鼻水がたくさん出て、最後はスッキリです♫アーユルヴェーダ的にも、頭部に溜まったカパのエネルギーを外に出して減らす効果があります。

もちろんそれだけで、辛い症状はなくならないかもしれないですが、ちょっとした選択を変えてみることで、ほんの少しでも辛さが緩和されることを願って・・・😊

※mi-mollet(ミモレ)の2019年2月12日の記事(https://mi-mollet.com/articles/-/15799)より抜粋

 

上記の記事に出てくる、「カパ」という性質は、アーユルヴェーダにおいてどのような位置づけなのかを知る上で下の記事は参考になると思います。

【過去の参考記事:「Tea for Peace」で、インドの伝統医学”アーユルヴェーダ”の基本的な考え方について学んできました。

昔、「ヨーグルトは花粉症対策にいい」という情報をよく聞き、試したことがあったのですが、効果がはっきりと確認できなかったことがありました。

アーユルヴェーダでは、花粉症はカパ性疾患なので、カパの性質を減らす上で、ヨーグルトは良くないとされているんですね。

記事の冒頭で出てくる点鼻オイル「アヌタイラ」が以下の通販サイトで買えます。ぜひ効果を確認してみたいと思います。

今まで、花粉症対策をアーユルヴェーダの視点から見たことが無かったので、視野を広げるきっかけとなる記事だと感じました。

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