先日の記事【「鹿児島県」と「シナモン」の関係性について】の中で、世紀産業のシナモンティーを注文した旨を書きました。
冒頭の記事を書いた後に、九州在住の方から、「九州では、昔から「ニッケ」の木として普通に山に生えてましたよ」というコメントを頂きました。
どうやら、鹿児島県だけではなく、九州全域においてシナモンとの繋がりが深いようなのです。
そして、先日、JAMHA(日本メディカルハーブ協会)主催の薬草植物園見学会に参加した時に、”オキナワニッケイ”という沖縄原産シナモンの存在を知りました。
もしかしたら、九州全域に生えていたシナモンの木は、距離的なものを考慮するとこの”オキナワニッケイ”である可能性が高いと感じました。
ネット上で少し調べてみると、沖縄で「からぎ茶」と呼ばれているものが、沖縄で採れる「オキナワニッケイ(琉球シナモン)」から作られたシナモンティーのようです。
沖縄とシナモンの関係については、色々と調べた後に記事にしたいと思います。
少し話を戻しますが、注文していた世紀産業の鹿児島産のシナモンティーが家に届いたので、早速試飲してみました。
一口飲んでみると、シナモン独特の尖ったツンという風味が丸みを帯びている感じで、すごく柔らかい風味です。
この原因は、葉がメインになっていることによるものだと思います。
以前、カルディのオリジナルのシナモンティーを飲んだ時は、茎のみだったので、ツンとした風味が強めだった感じがします。
シナモンの風味が強いと、あまり定期的に飲みたいという気持ちが個人的には起きないのですが、世紀産業の優しい味のシナモンティーを飲んでみると、従来のシナモンティーの概念が変わり、定期的に飲んでいきたいと思えます。
世紀産業と鹿児島大学とのマーケティングのディスカッションの中で、私が思ったようなことも話し合われたのでしょうか。
もしそうであれば、私はまさにその戦略に取り込まれたことになりますね。