今年6月に、中南米のコスタリカに行き、その土地の雰囲気・文化に触れて以来、コスタリカの食文化について見聞を深めていきたいと感じました。
(以下、コスタリカ関連の記事)
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【関連記事②:コスタリカで「タピオカ」の原料を偶然知りました。】
【関連記事③:「カシューナッツ」ってどんな植物かを知ったら、目から鱗だった件】
今後の人生の中で、妻とゆっくり中南米、南米の食文化に触れる旅行をしたいという目標があるので実現したいなあと思っています。
一方、日本の中でも、色々と情報にアンテナを張っていくことにより、中南米・南米の食文化について広く、深く体験できるとも思っているので、それも楽しみです。
つい先日、カルディへ行った際に、気になる表記のハーブティーが置いてあったのですぐに購入しました。(以下)
ビニールにラベルが貼ってあるのを気づかず、ビニールを破いたらラベルも一緒に破れてしまったのでセロテープで修復しました。
カチャマイというのは、インカ帝国の言葉で「健康にいいハーブ」という意味なんですね。
インカ帝国は、南アメリカのペルー、ボリビア、エクアドルを中心にケチュア族が築いた国と言われていますので、上記の6種類のブレンド「ポレオ・カモミール・コリアンダー・ペペリナ・ミント・フェンネル」は、ケチュア族に古くから伝わるブレンドなのでしょうか。。と思い調べてみると、(有)カチャマイジャパンのHPに以下の記載がありました。
アンデス山麓に自生している6種類のハーブを、アルゼンチンの薬剤師ドン・グレゴリオがその知識と経験と技術により各ハーブの持つパワーを最大限に高めたハーブティーです。今では南米はもとよりアメリカやカナダ、中近東、そして日本へと伝わりハーブティーを愛する人々に60年以上も飲み続けられているロングセラーになりました。
この内容を見るとテンションが上がります。
私自身、ポレオ、ペペリナについて初めて目にしましたので、以下にそれらの説明を記載します。
ポレオ:Lippia turbinate Griseb(メグサハッカ)
アルゼンチン山岳に自生する、ハッカの一種。インディオが使用し、その後、優れた特性が認められ、アルゼンチンの国立薬局方の商品コードにも登録され、民間医療に非常に良く使用されています。
ペペリナ:Minthostachys Molis
ミントスタキス属のハーブ。芳香性に優れ、主にエッセンシャルオイル(ハーブから抽出される芳香油)として利用されることが多く、自生のものは希少価値となってきています。
※カチャマイジャパンのHPより一部抜粋
これらのハーブを含む6種類のブレンドにはカフェインが含まれていないので、子供からお年寄りまで安心して飲めるという表記がありますね。
同じ南米系では、パラグアイ・ブラジル・アルゼンチンで生育する「マテ」が有名ですが、こちらはカフェイン含有ということでもよく知られていると思います。
パラグアイでは、マテを水出ししたものを「テレレ」といい、乳を加えたものを「コシード」と言って一般に広く飲まれているようです。
では、「カチャマイ茶」を早速飲んでみたいとおもいますが、まずはティーパックから6種類のハーブを取り出してみました。
コメントが少し難しいですが、ミント系の香りが漂いつつも漢方っぽい雰囲気も併せ持っています。
南米に行ったことのない妻が、早速一口飲んで「わあ~、これ南米っぽい!」と一言。。
何を根拠にそんな言葉が出てきたのかを確認するため、私も飲んでみましたが、妻の言っていることがわかりました。
甘さと渋みのミックス(カモミール・フェンネル・コリアンダー)とミント群(ミント、ペペリナ、ポレオ)の調和が、確かに南米っぽいんです。
アンデス山脈で、ロバと一緒に移動していて途中休憩を取るときに出てくるハーブティーはこんな味では?とイメージしちゃいます。
長男はミント味は苦手なのですが、このブレンドは大丈夫なようです。
このカチャマイ茶を通じて、南米のローカルのハーブティーの雰囲気の一端を知れた感じで、もの凄い充実感が芽生えました。
これは定期的に飲みたくなるブレンドです。
以下のブログの記事に、カチャマテ茶を愛飲している人からの効果の報告を集めた事例が載っていますので貼ります。(カチャマイジャパンの社長から直接メールが届いたとの記載があります)