ライフの新業態「ビオラル」に見る、スーパーマーケット界の新たな動きについて

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家族で日々気軽に食材を買うスーパーマーケットとしては、全国に展開しているオーケーストアや、関東のみに展開しているマルエツ、そして、東京と神奈川のみに展開している三和あたりをよく使います。
（オーケーストアは、自宅から20分圏内で3店舗あり、オーケーストアのピザは美味しくてたまに買います。）

この3つのスーパーの中で、ハーブ・スパイス関連の商品を細かくチェックしているのですが、「この商品は初めて！」というものに出会った記憶がありません。

スパイスについては、エスビー食品やGABANあたりのブランドは目にしますが、目新しい商品というのは見たことがありません。

また、テーブルオリーブ・オリーブオイル関連もよく見かけるものがほとんどです。

そんな中、つい最近、スーパーマーケット関連のニュースで、首都圏と近畿圏に店舗を展開する「ライフ」に関する記事を目にしました。

ライフ自体は自宅から20分圏内に1店舗あることを今ネットで知りましたが、ライフ自体は家族で一度も使ったことがありません。。

このライフは昨年6月に、新業態「ビオラル」を大阪にオープンしたそうで、

「オーガニック」・「ローカル」・「ヘルシー」をコンセプトに、健康で豊かなナチュラルライフスタイルを提案しているそうです。

個人的にはこの動きというのは興味深く捉えています。冒頭のオーケーストアやマルエツが、同様のコンセプトのお店を出してきたら、どんな商品を置いているんだろうと関心が沸くからです。

この業態は、ローソンが展開するナチュラルローソンのように拡張していく予定は恐らく持っていると思うのですが、目にした記事というのは以下です。

こだわり度合いが高く、ちょっと驚きました。

ライフ／新業態「ビオラル」を一新、新商品800アイテムを投入

ライフコーポレーションは1月27日、大阪市西区に2016年6月25日にオープンした新業態1号店の「ビオラル靭店」をリニューアルオープンする。

＜ビオラル靭店＞

ビオラルのコンセプトである「オーガニック」・「ローカル」・「ヘルシー」をキーワードに、健康で豊かなナチュラルライフスタイルを提案するため、今回品ぞろえを見直し、約800種類の新商品を取り入れた。

ビオラルで大人気の注文を受けてから、専用のマシーンでつくるナッツバターの種類を拡充する。好評のピーナッツの他に、アーモンド・カシューナッツ・くるみも加わり、全4種類に増やした。

砂糖やバターを一切加えないピュアなナッツバターを提案する。

＜ナッツバター売場＞

オーガニックハーブティーでは、イギリスの「クリッパー」を中心に今回約30アイテムを付加した。

はちみつの売場を充実、オーストリアの「ビーネビーネ」や殺菌作用があるといわれるニュージーランド産の｢マヌカハニー｣を品ぞろえした。

ハーブやフルーツを生のままシロップに漬けこんだ、イギリスの伝統的な濃縮ドリンク「コーディアル」を投入。紅茶や炭酸水に混ぜて手軽に飲める商品で、ジンジャー・エルダーフラワーなど、好みのテイストを提案する。

お客から支持の高い、有機野菜ペーストや有機米を使用したおかゆなど、オーガニックベビーフードの売場を拡大した。

保存料不使用のオーガニックジュースや創健社のメイシーシリーズの菓子も合わせ、品ぞろえを強化した。

カカオ豆を低温処理、砂糖を使用せず天然甘味料でつくられたローチョコレートは、ポリフェノール・ビタミンEなどの栄養成分が失われにくいため注目度がアップしている。今回、約20アイテムを取りそろえた。

店内で販売している素材、店内で炊き上げた米を使った弁当として、今回、新しく「雑穀米の巻寿司」・「おから入りハンバーグ弁当（有機玄米使用）」を加えた。

＜フロア図＞

1階サービスカウンターに、オーガニックコーヒーのカウンターカフェ「ビオラルカフェ」を設置する。

カフェインレスコーヒーや希少品種でフローラルな風味の「ゲイシャ」も販売する。買い物帰りのテイクアウトや、2階のビオラルガーデンでのくつろぎ時での利用を想定する。

ビオラルの利用者に、もっと身近にビオラルを感じてもらうために、イベントへの招待や季節ごとのプレゼントなどの特典がつく「ビオラルクラブパス」を、1月27日のリフレッシュオープンと同時にスタートする。
※流通ニュースより一部抜粋（2018年1月26日版）