昨年、欧州最大の食品品評会「iTQi」で最高ランキングの三ツ星を2018年~2020年の3年間連続で受賞したハーブティー専門店「ALL MY TEA(オールマイティ)」を取り上げました。
【過去記事:欧州の品評会で3年連続4回の栄冠に輝いたハーブティー専門店「ALL MY TEA(オールマイティ)」】(2020年8月3日)
このお店を取り上げたあと、オンラインショップでハーブティーを購入してみたのですが、ブレンドセンスが高く、且つ、ハーブの品質の高さも伝わってきました。
そのALL MY TEAが約一か月前に、埼玉県大宮市で4店舗目のお店を新規オープンしたようです。今日はそのニュースを取り上げたいと思います。
大宮にハーブティー専門店「オールマイティー」 世界のハーブティー提供
ハーブティー専門店「ALL MY TEA(オールマイティー)」(大宮区大門町2)が大宮駅東口・一宮通りにオープンして1カ月がたった。
ホットルイボスティーラテとボタニカルフラッペティー、セパレートティー
世界各地の生産工場や農園と直接交渉し、自社で買い付けたハーブティーを提供する同店。実店舗は上里本店、花園本店、札幌店に続く4店舗目。1階のショップでは、オリジナルブレンド茶葉のほか、オリジナルハーブティーをテークアウト販売する。2階には、美容室「ALL MY TEA Beauty more+」を併設している。
オリジナルハーブティーは、ルイボスの中でも針のように細い葉先の貴重な部位のみを使ったルイボスブレンド「プレミアムレスト」をはじめ、ルイボスティーをベースにした「ルイボスアロマラズベリー」「ハニーブッシュホリデー」「ルイボスブルーベリー」「アフリカンサンセット」「ナッティキャラメル」、「若返りのお茶」として知られる「白茶」をベースにしたブレンドの「エンジェリックグロー」「トロピカルウイッチ」などをそろえる。
茶葉の販売は、リーフ(茶葉)タイプ(1,980円)とティーバッグタイプ(10包=1,980円)、ティーバッグ1包(220円)を用意。各商品前には、説明を記したミニPOPや香りを試すミニボトルを置き、好みのブレンドを選ぶことができるようにする。スタッフがカウンセリングを行い、客の好みに合わせたハーブティーを選ぶことも可能。佐藤梓萌店長は「ハーブはよく分からないという人も多いので、気軽に聞いてほしい」と話す。
テークアウト販売するドリンクメニューは、濃縮ハーブエキスを使ったフラペチーノ「ボタニカルフラッペティー」(630円)、ハーブティーに炭酸を合わせた「スパークリングセパレートティー」(560円)、芳醇で雑味のない特級ルイボスを使いエスプレッソマシンで抽出した「ルイボスティーラテ」(630円)など。マネジャーの小林香織さんは「ハーブティーはちょっと飲みにくい、苦みがあると思われがちだが、当店では、効果効能だけでなく、飲みやすさやおいしさ、見た目、色を考えたオリジナルブレンドハーブティーを提供している。飲みやすいものから試していただけたら」と話す。テークアウトが基本だが、店内には4席用意しており、その場で飲むこともできる。
小林さんは「開店時間を11時30分から通勤時間前の8時にして出勤途中の人に立ち寄ってもらえるような時間帯へ変更したほか、マイボトル持参での割引、使用後のハーブを有機肥料として還元させることでゴミを減らす取り組み、ハーブティーデリバリーの仕組み作りなど、ハーブティーを多くの人に楽しんでもらえるよう試行錯誤で店作りをしている。今後はハーブを使ったスイーツも取り扱えたら」と意欲を見せる。
営業時間は、平日=8時~16時30分、土曜・日曜・祝日=11時30分~19時。
※大宮経済新聞の2021年12月24日の記事(https://omiya.keizai.biz/headline/1588/)より抜粋
今後、どんどん進化していきそうな店舗で、非常に楽しみです。
元々、夫婦で始めたハーブティー専門店が、多店舗展開している例は私が知っている中でも非常に少ないので、今後の展開から目を離せません。
ちなみに、抜粋記事中で取り上げられている、”ルイボスの中でも針のように細い葉先の貴重な部位のみを使ったルイボスブレンド「プレミアムレスト」”は、2020年のベルギーで開催された欧州最大の食品品評会「iTQi」で最高ランキングの三ツ星を受賞したブレンドです。
現在はチェーン展開するコーヒー専門店が競合していますが、今後、ハーブティー専門店が競合する世の中が訪れるかもしれません。
ワクワクします。
All My TeaのHP