「北欧」という二文字は、多くの日本人にとってポジティブなイメージを抱かせるのではないでしょうか。
オーロラが見えたり、環境問題に積極的に取り組んでいたり、サウナの発祥の地であったり、社会福祉が充実していたり、IKEAの本社があったりと、、個人的にはとてもクリーンなイメージです。
実際に現地に足を運んだことがなく、現実を見ていないのでイメージ先行となっていますが、個人的には魅力溢れる地です。
以前、あるフィンランド人の”自然を尊重する生き方”を取り上げた記事に感銘を受け、紹介したことがありますが、北欧特有の植物との関わりに大きな刺激を受けたことを記憶しています。
【過去記事:自然豊かな森でハーブを摘みながら、自然を尊重するフィンランドの人たちの姿に触れた記事を読んで】(2019年7月19日)
今日は、北欧の紅茶についての情報を取り上げたいと思います。
紅茶好きライターおすすめ、北欧の美味しい紅茶3選 #ロンドン女子の英国日記
こんにちは、ライターの山田志桜里です。
まだまだ安心して外出できず、長引くステイホーム期間が続いていますが、みなさんどのようにお過ごしでしょうか?
紅茶好きの私は、自宅でゆっくりとティータイムを楽しむ日が増え、今日はカナダ好きのお友達から薦められたメイプルリーフクリームのクッキーをお供に、紅茶を淹れようとしているところです。海外のお菓子って、なんだか気分が上がりますよね。
こんにちは、フリーライターの山田志桜里です。こちらの連載 #ロンドン女子の英国日記 では、ロンドンで在英ライターとして活動していた私が、イギリスで見つけた素敵なお店や紅茶にまつわるあれこれを毎月ご紹介しています。
コロナによる自粛期[…]
以前の連載 #ロンドン女子の英国日記 では、イギリスの老舗ティールームからお取り寄せできる紅茶とお茶菓子のセットをご紹介しましたが、イギリスから海外取材に出た際に買い集めた紅茶の中にも、気に入って愛飲しているものがたくさんあります。
今回はその中からお気に入りの3つをご紹介したいと思います。
#1 A.C.PERCH’S(デンマーク)
まず1つ目は、デンマークの老舗紅茶ブランド「A.C.PERCH’S(エーシーパークス)」。1835年に首都コペンハーゲンで設立されたブランドで、北欧最古の紅茶専門店としても知られています。
デンマーク王室御用達ということで、海外でも幅広く愛されているブランドです。
本店は、コペンハーゲンの観光地の一つ「ラウンドタワー」から徒歩3分ほどのクラウンプリンセス通りにあり、軽食やスイーツが楽しめるティールームも併設されています。
ティールームでは、メアリー皇太子妃にちなんでブレンドされた「クラウンプリンセスティー」をいただきましたが、他のブレンドも気になったので、こちらのセットを購入しました。
ダージリンやブレックファーストなど、定番の紅茶はもちろんのこと、ハーブティー、ルイボスティー、グリーンティー、ホワイトティーと全12種類のお茶が入っています。
私のお気に入りの「クラウンプリンセスブレンド」も。マイルドな烏龍茶をベースに、軽い口当たりのアールグレイとレモンをブレンドしたもの。ベルガモットとレモンがふわりと香り、ティータイムを華やかに彩ってくれるんです。
A.C.PERCH’sの人気商品を味わうのはもちろん、いろんなお茶を試しながら、自分のお茶の好みを探ってみるのもいいですね。
公式サイト:https://perchs.dk/?lang=en
#2 Østerlandsk(デンマーク)
2つ目は、同じくデンマークで出合った「Østerlandsk(ウスターランスク)」の紅茶。観光途中にふらりと立ち寄ったお土産屋さんで、かわいいパッケージに思わず手を取った商品です。
1889年創業、130年以上の歴史を持つ「Østerlandsk」。イギリスのビクトリア女王の戴冠式の50周年記念行事に参加した際、もてなされた紅茶に感動したという海兵隊員が本国デンマークに紅茶を持ち帰り、お店をオープンしたのがはじまりなのだとか。
私が購入したこちらの2つは、どちらも飲みやすいティーバッグタイプ。
赤の「コペンハーゲンブレンド」は、キーマン(紅茶)&煎茶(緑茶)のブレンドをベースに、カリン、マンゴー、ルバーブ、ココナッツ、イチゴを加えたもの。口の中に広がるフルーツの香りに癒される一杯です。
緑の「ハンス・クリスチャン・アンデルセンブレンド」は、同じくキーマン&煎茶をベースに、ベルガモット、バニラ、バラのつぼみが入ったもの。優しいバラの香りとバニラの甘さが、上品なティータイムを演出してくれます。
公式サイト:https://www.osterlandsk.eu
#3 kauniste(フィンランド)
3つ目は、こちらの「VARPU TEA(ヴァルプティー)」。日本でも人気のあるフィンランドの雑貨店「kauniste(カウニステ)」のお店を訪れた際に購入しました。
茶葉タイプですが、チャック付きとなっているので保管も簡単。インテリアのようにキッチンに置いておいてもかわいらしいデザインです。
VARPUとは、フィンランド語でブルーベリーの小枝を指すのだとか。紅茶をベースに、ラズベリー、フィンランドのブルーベリー、コケモモ、薔薇の花びら、ピンクのヘザーの花が入っています。
袋を開けると、茶葉から美味しそうなベリーの香りが! しっかりとした紅茶の味わいの中に、様々な種類のベリーが顔を出し、日本にいながらフィンランドの自然を満喫しているような気分に包まれます。まとめ
以上、紅茶好きライターの私が海外取材で見つけた、お気に入りの紅茶をご紹介しました。気になる一杯はありましたでしょうか?
なかなか日本の店舗では出合うことが難しいかもしれませんが、それぞれネット通販に対応していますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。まだまだ長引きそうなステイホーム期間、いつもより少し特別なティータイムで上質な時間を過ごしてみては?
※ママテナの2021年9月12日の記事(https://mama.smt.docomo.ne.jp/article/2657394/)より抜粋
紹介されている3つのブランドのブレンド内容がどれも独特で惹きつけられます。
1つ目と2つ目で紹介されているデンマークのブランドは、100年以上の歴史を持つ老舗ということなので風味がより一層気になります。。
北欧の紅茶の世界は想像以上に巨大な感じがするので、今後アンテナを張っていきたいと思います。