以前、スパイス&ハーブとコーヒー豆を一緒に挽いて楽しむ「フレーバーコーヒー」の発想を取り上げたことがあります。
【過去記事:コーヒー豆とスパイス・ハーブを一緒に挽いて、フレーバーコーヒーを楽しむという発想】(2020年12月25日)
私もいくつか試しましたが、個人的にはカルダモンとの組み合わせが好きで何度か楽しみました。
気分転換ができるフレーバーコーヒーっていいものだなと感じましたので、次の冬も楽しみたいと思います。
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今日は、今まで試したことの無かった「フレッシュハーブ」と「コーヒー」の飲み比べをしている記事を見つけましたので、取り上げたいと思います。
おいしい珈琲をハーブでさわやかに。夏にぴったりの「フレッシュハーブコーヒー」を飲み比べ|私の植物アロマワーク
暮らしハーバルアドバイザーの末吉真由美さんに、夏の朝におすすめのハーブコーヒーのつくり方を教えていただきました。コーヒーをドリップする時に、レモンバームやアップルミントなどのフレッシュハーブを入れると、さわやかさが加わって、いつもの一味違ったコーヒータイムを楽しむことができます。ぜひお試しくださいね!
ハーブコーヒーとは?
一般的に「ハーブコーヒー」というと、コーヒー豆を使わずに、チコリやタンポポなど、コーヒーに似た味わいのハーブを焙煎してつくられたものを指すことが多いですが、今回はコーヒー豆とフレッシュハーブでつくる方法をご紹介します。
いつものコーヒーにフレッシュハーブを入れてドリップすると、ハーブの香りと風味がプラスされ、夏の朝に飲むさわやかなコーヒーになります。
ハーブコーヒーに使うコーヒー豆について
ハーブコーヒーに使うコーヒー豆は、スーパーなどで購入するカジュアルなものがおすすめです。
量販店で袋詰めされたコーヒーは、その性質上、どうしても新鮮さには欠けてしまいますが、ハーブコーヒーにすることで、一味違ったコーヒーを楽しむことができます。
コーヒーに合うハーブのこと
コーヒーは世界中で愛されている飲み物ですが、コーヒーに合うものといえば、真っ先にスパイスが浮かびます。たとえば、カプチーノに使われるシナモンやアラビアコーヒーのカルダモンなどです。
体を温めるスパイスは、その温かみのある香りからも、蒸し暑い夏には、少し距離を置きたくなるかもしれません。そこで登場するのが、涼やかな香りのハーブです。
今回、「チョコレートにあうものは、コーヒーにもあいそう!」という発想から、ローズマリー、レモンバーム、レモンバーべナ、ミントといった夏に真っ盛りの4種類のハーブを選び、家族で品評しあってみました。
ローズマリー
ローズマリーは葉に油分が多く、それが後味に影響があるようで家族に不評でしたが、私は悪くないという評価。意見が分かれました。
レモンバーム
コーヒーに深い味わいが出るような感じで全員一致の二重丸。
レモンバーベナ
レモンの香りが強く出て、コーヒーの雑味を感じてしまい、私は低評価でしたが、家族はおいしいと高評価でした。
アップルミント
嫌味にならないさわやかさがコーヒーにあいました。全員一致で高評価でした。
結果、レモンバームとアップルミントが満場一致でコーヒーに合うハーブでした。
このように、ハーブコーヒーの味は、個人の好み、嗜好によって味の評価がさまざまなので、ご自分の感覚で自由にハーブを選び、楽しむことこそが、夏の朝のコーヒータイムの醍醐味になるのではないでしょうか。
それでは早速、ハーブコーヒーの淹れ方をご紹介します。
ハーブコーヒーのつくり方
材料
[ 表組はオリジナルサイトでご覧ください ]
※1:コーヒー豆は、1杯分を10gとして算出
※2:熱湯は、1杯分を150ccとして算出
つくり方
1 ペーパーフィルターをセットし、コーヒー豆を入れて平らにならします。
2 ハーブをちぎって、平らにならすようにして入れます。
3 全体にお湯を含ませるように回し入れ、20秒ほどそのままにして蒸らします。(ハーブとコーヒーが出会う大切な蒸らし時間です)
4 中心から500円玉ぐらいの大きさで「の」の字を描くようにして、3回に分けてお湯を注ぎます。
5 お好みのカップに注いで、出来上がりです。夏の朝のさわやかなコーヒータイムを楽しんでくださいね。
末吉 真由美(すえよし まゆみ)
暮らしの植物アロマケミスト/恋する石けん®︎研究家
(公社)日本アロマ環境協会資格認定校フェールマヴィ校長
日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト家族と暮らしのハウスキーピング品やコスメ、恋する石けんワークを通して地域で生き生きと活躍する女性を増やすことが使命。
●ウェブサイト:フェールマヴィ
●Instagram:@fairemavie.mami
●公式 LINE
※天然生活の2021年8月13日の記事(https://tennenseikatsu.jp/_ct/17472363)より抜粋
フレッシュハーブというと、そのままお湯で蒸らしてフレッシュハーブティーを楽しむ発想しかなかったのですが、これは試してみる価値がありそうです。
自分自身で試してみて好みの風味だったら、ハーバルライフにより彩りを付加できそうです。