奈良の大地の恵みを堪能できる古民家レストラン「Da terra(ダ テッラ)」

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「奈良県」って、関東に住む私にとっては少し不思議に感じる件です。

日本の国内の学生にとっては、修学旅行で最も訪れる県の一つなのですが、社会人になった途端に最も訪問することの無い県の一つなのではないか?という感覚を持っています。(恐らく私がずっとIT業界に身を置いているためです)

ただハーブと関わるようになってから、ここ2~3年は奈良県への訪問欲が徐々に高まってきています。その理由は以下の過去記事を見て頂けるとわかると思います。

【過去記事:女性のための「ラクで、楽しい」食養生の知恵を伝える「やまと薬膳」】(2021年2月4日)

【過去記事:”ハーブ大量処分”をせざるを得ない奈良県のハーブ農家の言葉から感じたこと】(2021年1月30日)

【過去記事:奈良県の『漢方のメッカ推進プロジェクト』の推進力が高まっているようです】(2019年10月23日)

今日は、その奈良県への訪問欲をさらに高めてくれた記事を取り上げたいと思います。

大地の実りが味わえる古民家レストラン「ダ テッラ」/最古の都、奈良で心と体を整える1

日本文化発祥の地・奈良。この地を訪れたからこそ味わえる、大地の実りをふんだんに使った料理が楽しめるお店をご紹介!

「畑のため、料理のため」から生まれるインスピレーション

日本の原風景が残る奈良・明日香村に、2020年3月にオープンした「Da terra(ダ テッラ)」。イタリア語で「大地から」という意味のこの店のシェフ・中井宏和さんは、「奈良の人は自分たちが宝物を持っていることに気づいていないと、県外の方によく言われます」と笑顔。

中井さんにとってその宝物のひとつは、両親とともに受け継いだ先祖代々の畑。約1.2haの畑には年間約100種の野菜やハーブが育ち、その大半が無農薬野菜です。「自分の畑で育ったとれたての野菜をすぐに調理・提供できるのは、強みになると気づきました」

自慢の畑を案内してくれた中井宏和さん

自慢の畑を案内してくれた中井宏和さん。「野菜がこんな料理に?と驚かれるようなメニューを提供していきたい」と語ります。

もうひとつの宝物は、築120年を超える生家。実は地元で店舗物件を探していたとき、「母屋でやったら?」と、両親から提案された当初は、まったくピンと来なかったそう。「自分にとって、実家は当たり前すぎたんですね。でもある日、母屋の中央に椅子を置いてぼんやりと眺めていたら、キッチンはここ、テーブルはここ、と、どんどんイメージが湧いてきました」

実家の古民家をレストランに改装

シェフの中井さんが子ども時代を過ごした実家の古民家をレストランに改装。手の込んだ意匠の欄間や古いタンス、太い梁など、時を刻んだ調度品の数々は一見の価値あり。

紅芯大根がピンクのソースになったり、季節の野菜がスイーツになったり。豊かなインスピレーションは、すべて畑を軸に生まれるそう。「使いたいから育てる。育ったから作る。この土地だからこその豊かな循環を、ぜひ味わっていただけたらと思います」

Da terraのコースメニュー「大地から」(前菜のサラダ)

季節ごとに内容が替わるDa terraのコースメニュー「大地から」、前菜のサラダ。シェフが手がける畑でとれた約20種の野菜に、紅芯大根をロースト&スモークしたあと、ピューレ状にした温かいソースをかけて。

小エビと菜の花、ピスタチオとルッコラをペースト状にしてあえたパスタ

小エビと菜の花、ピスタチオとルッコラをペースト状にしてあえたパスタは、自家栽培の小麦から。小麦の胚乳と表皮部分を残し、プチプチとした食感に。

赤紫大根やかぶ、菜の花など

赤紫大根やかぶ、菜の花など。地中海原産のコールラビなども栽培しているそう。

「Da terra」の門構え

穏やかな田園風景の中、突如現れる「Da terra」の門構え。その先は約200坪の広い敷地へと続き、「どんな店内なんだろう?」と、アプローチからも期待が高まります。

Da terra

奈良県高市郡明日香村川原884
☎0744-41-9072(要予約)
ランチ:12:00〜15:00(L.O.13:30)
ディナー:18:00〜22:00(L.O.20:00)
休:水曜、第1・3木曜

撮影/内藤貞保 取材・原文/井尾淳子

タマラナく魅力的! 奈良県訪問の際は、絶対に外せない場所です。

Da terraのホームページでメニューを確認すると、詳細が記載されているわけではないのですが、強いこだわりが伝わってきます。

シェフの中井さんからは、料理のことだけではなく、貴重な人生観も学べそう。

テンションが上がります。

Da terra(ダ テッラ)の情報

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