三井物産が「会社独自のアロマ」を創作し、本社に導入。日本の企業社会に「アロマ」が文化として根付く予感がします。

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コロナ禍において、非常にテンションがアップするニュースが入ってきましたので、早速紹介したいと思います。

三井物産が「会社独自のアロマ」 社有林の香りで癒やし

“社有林を使ったアロマを企画した三井物産の宮路由美子さん。アロマの香りは本社で導入されている=東京・大手町の同社”

 三井物産が、「会社独自のアロマ」をつくった。グローバルな事業展開を意識して、自社のヒノキから精油を抽出し、国内外の植物と調合。1月末からは、その香りを本社に採り入れ、コロナ禍で張り詰めたオフィスの癒やしにつなげている。

 「社有林を使った会社のアロマをつくりたい」。三井物産人事総務部の宮路由美子さん(41)は、そんなアイデアを温めてきた。自宅では入浴時や就寝前、在宅勤務といった状況に応じてアロマを使い、リラックス効果を感じてきた。昨年稼働した新本社でも、ほのかな香りで来客を迎え、コロナのストレスと向き合う社員の心を和らげたいと考えた。オフィスは座席を定めないフリーアドレス制を部署ごとに導入しており、香りを避けて働くこともできる。「出社時に緊張感があり、オンライン会議が続くと疲れる。気分を変え、自然を感じる心地良い香りがあれば、落ち着いてアイデアも生まれるのでは」。香りを通じて会社を知ってもらおうと、会社らしさが分かる香りを企画した。

 活用したのは、三重県の社有林に生い茂る尾鷲ヒノキだ。三井物産には、社有林が全国に約4万4千ヘクタールある。国内4位。原木を供給し、国立競技場の建材に採用されたり、京都・大文字焼きに使われたりしている。グローバル環境室室長補佐、木下和敬さん(42)は「社会貢献の一環としても社有林を活用してきた。建材に使わない根元の端材からアロマ用の油分を取り出すので、社有林の新たな活用方法になると考えた」。

※朝日新聞デジタルの2021年3月2日の記事(https://www.asahi.com/articles/ASP32558FP2TULFA00Q.html?ref=newspass)より抜粋

三井物産のようなグローバル大企業が本社にアロマを導入したということが、このようにメディアに取り上げられることは、日本のアロマ界において今後大きな影響を及ぼしていくのではないかと感じました。

世界で活躍するビジネスマンが大勢所属する組織体でアロマが活用されているという事実を知ることで、”部長、アロマを導入しましょう!もう、世界標準ですよ!”と、後に続く日本企業の総務部が続出するのではないかと予想します。

それにしても、三井物産が保有する社有林の面積が国内4位というのは驚きました。。活用しない手はないですね。

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