つい一週間ほど前に、日清食品から、21種のスパイスを使用した「日清どん兵衛 グリーンカレーうどん」が10月23日(月)に発売されるというニュースを見て、タイのグリーンカレーが好きな私にとっては待ち遠しい日々が続いていました。
私自身の興味は、超本格派路線で参戦してくるのか、もしくは、日本人の口に合うようにカスタマイズしてくるのかという部分でした。
発売日の23日当日の午後(台風が過ぎ去った後)、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ナチュラルローソンを梯子したのですが、台風の影響のためかどこにも置いてありませんでした。
そして、昨日24日もセブンイレブンに行ってみたのですが、まだ置いてませんでしたので、地域によって少し偏りがあるのかな、、と思って半分諦めつつ、家の近所のスリーエフに行ってみると、なんと沢山置いてありました。
久々にこういうタイプの感動を味わながら家に帰宅し、パッケージを眺めてみました。
晩ごはんにカップラーメンというのは人生で食べた記憶がないのですが、白米替わりにカップらーめんを食べ、おかずはいつも通りという感じにすることにしました。
見た目は、なかなかいい感じです。で、早速、おもいっきりすすってみました。
グリーンカレーのあの辛みを想像しながら味わってみましたが、辛みはかなり抑え込まれた感じでした。ピリピリというレベルです。
あと、グリーンカレーの水っぽさが個人的には好きなのですが、原材料にもありましたように「増粘多糖類」の影響のためか、すこしドロッと感がありました。
21種の本格スパイスという部分を売りにしていた商品なので、ハーブ・スパイス好きをターゲットにした本格派グリーンカレーであって欲しいという希望はすこしありました。
でも、日清の戦略で大衆受けにしたのか、もしくは、インスタント麺という性質上、グリーンカレーのあの感覚を出すのは難しいと判断したのかはわからないのですが、本格派グリーンカレーというようには私には受け取れませんでした。
大衆受け路線として、今回の「グリーンカレーうどん」と、昔からある「カレーヌードル」のどっちを今後食べたいかと問われたならば、後者です。
でも、グリーンカレーうどんを徹底的にコアなハーブ・スパイス好き層を狙ったものであったのならば、前者に振れた可能性もあると思います。
この「日清どん兵衛 グリーンカレーうどん」の中に含まれるとされる21種の本格スパイスの情報について色々調べてみましたが、「コリアンダー」と「クミン」以外の情報は公開されていませんでした。
ただ、グリーンカレーを作る際、上記のコリアンダー・クミンの他に、レモングラス・ジンジャー・バジル・ローレル・カフェライムリーフあたりは一般的によく入っているので、21種の中で含まれる確率は高いと思います。
次回、スパイス系を売りにしたカップラーメンを販売するのでしたら、ぜひ「突き抜け系」の路線で勝負に出てほしいです。
日清以外のマイナーなメーカーに期待したほうがいいとは思いますが、、。