昨日は、青森県の「白神アロマ研究所」のニュースを取り上げましたが、今日も同じく青森県に関連する記事を取り上げたいと思います。
【昨日の記事:【白神アロマ研究所】高齢者施設利用者や介護職員にアロマによるリフレッシュ効果が見られたとする論文を発表】
新型コロナ経済におけるハーブ・アロマ業界のひとつのモデルになりうる内容だと思います。(以下)
【新型コロナ】香りの癒やし楽しんで アロマフェア八戸実行委、サイト開設
八戸市内外のアロマ店やハーブ農家でつくるアロマフェア八戸実行委員会(小松美央代表)が、ウェブサイト「アロマフェア at home」を開設した。市内外の14事業者と協力して、食や遊びで香りを楽しむ方法を紹介。緊急事態宣言が発令されている期間中、随時更新する予定だ。
同実行委は、多くの人にアロマを楽しんでもらおうと、2015年からイベントを開催。今年は5月にイベントを開催する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止に。イベントの参加予定者や、在宅時間が長くなり癒やしを求める人に、自宅でも香りを楽しんでもらおうとウェブサイトを開設した。
サイトでは、ハーブの薬効を知る書籍や、親子で香りを楽しむ方法なども紹介、商品購入もできる。今後は南郷ラベンダー畑の様子、フェイシャルケアなどを掲載する予定。
小松代表は「外出自粛期間は、ウェブサイトでおもてなしをしていきたい。イベント会場に来たような、楽しさと癒やしを感じてもらえれば」と語った。
アドレスは https//aromafairhachinohe.wixsite.com/athome
※デーリー東北の2020年5月5日の記事(https://www.daily-tohoku.news/archives/35076)より抜粋
以下から、「アロマフェア at home」の内容を確認することができます。
アロマの楽しさが伝わってくる素晴らしいページで、且つ、ビジネスともしっかり連結していますので、新型コロナ経済中のハーブ・アロマ業者の収益確保モデルとして浸透していきそうです。
ただ、新型コロナ経済が終息しても、このモデルは残り、リアルとバーチャルのイベントが併存することになるのではないかと予測します。
アロマフェア八戸実行委員会のように「地域」というカテゴリーで場を作り上げることもできますが、ネット上ですので地理的環境に束縛されることなく、例えば全国の「調香師」が連携することも可能だと思いますし、グローバルな連携というのも可能ですので、無限にアイデアが広がると思います。
そう考えると、「ハーブ・アロマのイベント=リアル」という固定観念に縛られていたことに気付きます。今後は、南仏のプロヴァンスのハーブイベントをネット上で楽しみ、且つ、イベント中にネットで商品購入ができる時代も来そうです。
ところで、抜粋記事にある「南郷ラベンダー畑」は、ひまわりとラベンダーの共演を楽しめる場所のようです。
※以下は、「アロマフェア at home」の中で、”アロマをもっと楽しむためのおすすめ本”として紹介されている2冊です。