来月、マレーシア・ペナン島へ向け出発するので、現在、ペナン島についての情報を集め始めているのですが、古くから西洋と東洋の文化・貿易の交流地として発展してきた土地であることがわかってきました。
トータル8日間のペナン島での滞在のうち、4日間はジョージタウンという街に滞在するのですが、そこは世界遺産として登録されており、イスラム教・仏教・キリスト教・ヒンドゥー教の文化が入り混じり、独特の景観を作り出しているそうです。
今回のペナン島における滞在で、現地のハーブ・スパイス・伝統料理・歴史・文化等の情報をできる限り集めたいという意欲が強く、ワクワク感が止まりません。
ペナン島が属しているマレーシアの上に位置するのがタイ王国なのですが、私自身、過去に3回ほどタイへ出張で行っているのですが、首都バンコクから出たことがない為、タイ全体のことを全く理解していないに近い状況です。
タイのハーブ・スパイス・伝統料理・歴史・文化等の深い部分について今後できる限り知りたいと思っているのですが、タイのことに興味をグッと惹きつけられる記事を見つけましたのでご紹介します。
本場のソムタム作りに挑戦!タイ・コーンケーンの農場「ミーキンファーム」
タイ東北部の地方都市コーンケーンに位置する広大な農場「ミーキンファーム」。家族で農場を経営する一方、国内外のゲストに向けてアグリツーリズム(農業体験ツアー)を開催したり、イサーン地方の伝統料理ソムタム作りなどのワークショップを行なっています。農場のオーガニックな食材を使ったランチやディナーも味わえますよ。コーンケーンで貴重な体験ができる農場をご紹介します!
農場で様々な体験ができる「ミーキンファーム」
2016年、コーンケーン郊外にオープンした家族経営の農場「ミーキンファーム」。農薬や化学肥料を使用しない自然栽培にこだわり、オーガニックな食物を中心に収穫しています。その農場を活かしてアグリツーリズムやワークショップを開催したり、イサーン地方の伝統料理を味わえるレストランを運営しているのです。
農場までの行き帰りはなんと農作業用のトラクターで案内。麦わら帽子をかぶってトラクターの後ろに乗り込むのです。これだけでもう気分が盛り上がりそうですね!
エントランスに入ると、カフェのようなおしゃれな内装が広がっています。ウェルカムドリンクとして、タイに生息するマメ科の植物を使ったハーブティー「バタフライピー」や、バナナの葉っぱに包まれたもち米スイーツなどを味わえますよ。
農場をぐるりと散策してみよう!
「ミーキンファーム」では農薬や化学肥料を使わない自然栽培で野菜を育てているのが特徴。元々はさとうきび畑を買い取って開拓しており、日本でも馴染みのあるトマトやキュウリ、タイならではのキーレック、レモングラスなど多種多様な作物が見られます。
こちらはパパイヤの木。なんとオスとメスがあって3本植えることで実のなるメスの確率を高めています。ちなみにこのパパイヤを使ってソムタム作りを体験します。
夏の時期は収穫が少なくなるため、小屋に蚊帳を張って寝泊まりすることも。小屋の前で撮影をしたらフォトジェニックな一枚になること間違いなしです!
イサーン伝統料理のソムタム作りに挑戦!
いよいよイサーンの伝統料理を代表するソムタム(青パパイヤのサラダ)作りを体験!オーナーの娘さんが子供の頃に食べた味をベースに、本場のソムタムを教えてくれるのです。最初に娘さんが作り方を実演しますので、その後にゲストも作るという流れです。
まずトウガラシをつぶしチェリートマトを入れてよく混ぜます。その後ナンプラー、ライム、パームシュガーで味付けをしたら、青パパイヤ、ピーナッツ、干しエビなどを入れて出来上がり!途中でわからなくなっても娘さんがその都度教えてくれるので安心です。
こちらが出来上がったソムタム!とうがらしの辛さやライムの酸味、シャキシャキとしたパパイヤの食感が絶妙です。自分で作ったからこそよりおいしく感じるのかもしれません。
イサーン料理のランチやお土産にも注目!
レストランではランチをブッフェ形式で提供。オーガニックな野菜をふんだんに使ったイサーン料理を味わえます。サラダの近くにはごまの風味が香るドレッシングも!日本人好みの味わいでたっぷりかけてしまいそうになります。
イサーン料理としてもうひとつ有名な料理が「ガイヤーン(鶏の炭火焼)」。炭火で焼き上げたばかりのお肉は、外はパリパリっと香ばしく中はジューシーで柔らか!肉を噛むごとに旨味が増していき、ついもう一本食べたくなるおいしさです。
店先では先程のドレッシングの他に、オーガニックなシャンプーやシャワージェルなども購入できるのです。かわいいパッケージなのでお土産にもひとつ買いたくなりますね。
農場を見学するだけでなく本場のソムタムを作って食べたり、農場ならではの貴重な体験ができる「ミーキンファーム」。食を通じて地元の人々と触れ合うことで、よりコーンケーンが身近に感じられるかもしれません。
ミーキンファームの基本情報
住所:40240 Nong Rua, Khon Kaen, Thailand
電話番号:+66-61-695-9926
アクセス:コーンケーン駅から車で約35分2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:タイ国政府観光庁
※LINEトラベルjpの2019年3月23日の記事(https://www.travel.co.jp/guide/article/37380/)より抜粋
この雰囲気を知ると、タイの田舎を駆け巡りたくなります。
記事中に出てくる「イーサン」という言葉は、「東北部」という意味なのですが、タイの国土は日本の1.4倍で、首都バンコクと76県からなり、地理的・文化的に異なった特徴をもつ5つの地域に分けることができるそうで、「東北部(イーサン)」はその一つです。
以下の記事に、地域ごとの特徴が書かれてあり、個人的には非常に参考になります。
タイには、ハーブ好きにとって魅力あふれる場所で溢れていると思いますので、近い将来まとまった時間を取って旅をしたいと思っています。